太極拳は良い筋肉が直ぐにでも育つと言われますがこれは本当です。
ただ殆どの方が正しい太極拳をしていないので
正しい太極拳をしてる場合に限ります。
太極拳をなさってる皆さんはご自分がどんな太極拳をしてるのか
本当の姿は分かっていないかも知れないので見直しましょう。
正しい太極拳とは!
①常に背骨をまっすぐにさせていること!
②決して上半身のみ動かすことがないよう!
③常にゆっくりの動きで速さを変えない!④そして止まらない!
⑤常に手足をゆるゆるにしておきピンと伸ばす瞬間がないよう!
⑥頭の位置が高くなったり低くなったりしない(足の緩みで調整する)
この様にやってこそスロートレーニングの最高峰と言われる太極拳なのです。長年調べた方があるようで。。。
自分でちゃんとできてると思っていてもどこかしら間違ってることは一つや二つはあると思いますよ。
例えばボールを作った手が体の中心から右や左に動く人は②ができていない。即ち①ができていないことですね⁉︎
向きを変える時は腰から(腰だけすれば上半身はついてきます)しないと背骨は捻れているということですが左を向く時足先を斜め後ろの方に向けるのは腰を回しやすくする為なのですよ
こんなふうに言ってあげてもこの意味がわかっていない方も多いようです。
他にも多くの間違いがあり理論的に説明すると時間がかかるので疑問のある方は是非是非コメントくださいますよう。どんなことでもお答えします!
今の私の様にずっと頭使って高速でピアノ弾いていると
本当に疲れやすくすぐ横になろうとしますが
あっ!太極拳すると言ってたのに!
思い出しまして、勿論(当たり前なのでなんの苦労もないです)前述の点に気をつけやってから体組成計で測ってみると
一度も増えたことがない筋肉量が初めて増えていました。
そしてこれも増えたことのない骨量も増えました。
(また一旦戻ったりもしますが継続する事でまた増えてくるので楽しみになります)
なので体内年齢も二回り若くなっていました。今では余程調子良くないとそこまではいきません
体組成計のヘルスメーターって思った以上にデータの変化が顕著に現れます。
この事はスロートレーニングを研究している人が言う通りにした時に限るので
間違ってやってる人は今からでも遅くありません。
一つ一つ直すのが良いと思います。
まだ太極拳を始めたばかりの時
特にピンと激しく伸ばしきって演舞していた人の事が気になっていましたが
その方は早くに亡くなりました。先生が全体に言っても直さないし個人的には歳上だからか悪いと思うのか言わなかったですね
なので私が太極拳講師になってからは
個人的に細かく注意するようになったのかも知れないのです。
武術として考えても
本当に攻撃されている場合もピンピン伸ばす癖があると折れやすくなります。
そして振動が激しくて脳にも優しくありません。〇〇のお稽古(レッスン)で激しくピンピンブンブンやっていた50代の女性は脳の神経だか血管だか切りましてリハビリでよくなったとかならなかったとか
とにかく手足が緩んでいたら折れにくいし実は自由が効きやすいのです。
伸ばさなきゃ敵に届かないと思う方もあるでしょうが
太極拳は「上下相随」と言って手と足は同時に動かすので手をピンと伸ばさずとも(足で)踏み込むので相手の懐まで飛び込むことができるのです。
太極拳は元々気功太極拳といわれ
太極拳は気功法の一つと思われていたのに
みんな別々にやってるから効果は1。
気を意識してやれば3にも4にもなります。
最近やっと
同時に二つのことをやれば効果が倍増!
みたいなことをテレビでも言っていましたが
もう何千年も昔から中国ではわかってたことじゃないかしら?