さまざまな商品が、より強く誘惑し、欲求をおこさせることによって競り勝とうとして、テレビや雑誌、ダイレクトメール、商店街等々、あらゆる大量の情報網に乗って浸透しようとしています。


子どもたちの興味の違いが家庭内でぶつかるので、子ども部屋を分けなければならないといったことも、みんなでよく考え直してみるべき面があるのではないかと思います。


・・・このようにみてくると、子ども部屋を分離し、仕切らなければならない理由のなかには、無自覚に外圧に流されたり、不自然に押しつけられていることも多いようです。


このような社会的な現状に生きているのだから、子どもの部屋を考える場合にも、受験や性や要求があるからといって即、隔離し遮断してしまうのではなく・・・


互いに理解し合ったり、気づかいをしたり、時間をずらしたり場所をかえたりすることで、それぞれの場面ごとに区切ったり、閉じ込めたりしなくてもすむのではないかと考えています。


さて、これまでは子ども部屋のあり方や考え方について書きました。


私自身は注文住宅の設計を仕事にしていますので、今回は実際にどのような課題にぶつかって、どのように作ってきたのかを、あえて、いくつかの例をあげて検討してみようと思います。


あえてというのは、実例では話のように割りきれなくて、説明するのに気が重いからです。