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キーボードのブログ

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 聖書の創世記によると、ノアの大洪水前の人類の寿命は極めて長かった。最も長生きしたのはメトセラで、969歳。エノクのような特殊な例を除けば皆1000年近く生きたと記されている。ところがノアの大洪水の後、人類の寿命は急速に短くなっていく。「どうして寿命が短くなったんだろう?」と、私はとても不思議に思っていました。このブログの読者の皆さまの中にも不可解に感じていたという人は少なくないのではないでしょうか。


 この現象を説明する説として、ノアの大洪水後に宇宙から地表に降り注ぐ銀河宇宙線が激増したからというものがあります(銀河宇宙「線」と言いながら実際には宇宙から降り注ぐ高エネルギー粒子。超新星爆発の衝撃波によって生成すると考えられている)。ザックリと説明すると次のようなものです。


 「ノアの大洪水前には地球大気に大規模で分厚い水蒸気の層があった。これは創世記1:7の『大空の上方に来る水』に該当する。その分厚い水蒸気の層が地上生物にとって有害な銀河宇宙線を防いでくれていた。しかし、この分厚い水蒸気の層はノアの大洪水で地上を洗い流す豪雨の水源として消費され、大洪水後、分厚い水蒸気によるシールドの働きは失われてしまった。その結果、有害な銀河宇宙線が大量に地上に降り注ぐようになった。有害な銀河宇宙線を浴びた生命は遺伝子の一部に異常をきたし、人間も寿命が短くなった。」


 面白い説だと思いますね。銀河・宇宙を持ち出すあたりなかなか魅力的なストーリーです。しかし私は支持はしていません。なぜなら大洪水を生き延びたノア自身が950歳という長寿を全うしているからです。もし、銀河宇宙線が原因で人間の寿命が短くなるならノアの寿命も短くなっていないとおかしい。しかし創世記によるとノアの寿命は大洪水前に長寿だった人たちと変わらないし、寿命が短くなっているのはノアとともに箱舟から出た息子たちの代から。これだと銀河宇宙線の説では辻褄が合わないのではないでしょうか。


「では、キーボードさんはどういうふうに考えているんです?」


 よくぞ聞いてくださいました! 実は私は、ノアの妻こそが人間の寿命を短くしたキーパーソンだったのではないかと勘ぐっているんです。実際のところノアの妻については名前さえ聖書に登場しませんし、具体的な描写はどこにもないのですが、ひょっとしたら、ひょっとしたらですよ、ノアの妻はネフィリムの血を引く女性だったのではないかと・・・。順を追って説明しましょう。


創世記6:3
「その後エホバはこう言われた。『わたしの霊が人に対していつまでも定めなく働くことはない。彼はやはり肉であるからだ。したがってその日数は百二十年となる』。」


 この聖句をネフィリムの寿命は120年に定められていると解釈する。ネフィリムの血を引く女性ならそういう寿命を短くする遺伝子(以下、仮に“寿命遺伝子”と呼ぶことにする)を受け継いでいるに違いない。そしてノアがそういう女性を妻としていたらどうだろう。ノアとネフィリムの寿命遺伝子を持つ妻との間に生まれてくる子どももネフィリムの寿命遺伝子の影響を受けるはずだ。それでは生まれてくる子どもの寿命を具体的に計算してみましょう。ノアの寿命が950歳、ノアの妻が持つ寿命遺伝子による寿命が120歳。そうすると生まれてくる子どもの寿命は、


(950歳+120歳)÷2=535歳


 一方、創世記11:10-11によると、

「これがセムの歴史である。セムは大洪水の二年後にアルパクシャドの父となったが、そのとき百歳であった。そしてアルパクシャドの父となった後セムは五百年生きつづけ、その間に息子や娘たちの父となった。」

 つまりノアの子セムの寿命は600歳! というわけで先ほどの計算結果は意外にいい線を行っている、そんなふうに思いませんか?(笑)。ツッコミはたくさんあると思います。しかしひょっとすると、ひょっとするんじゃないかと密かにそんなふうに考えてしまう。このキーボード説(と言ったら良いのか)、ノアの妻がネフィリムの血を引く女性だったという仮説を以前私の友人に披露したことがあったのですが、「それで?」というやる気の無い反応だったのは何だか少し残念でした。皆さんはどう思われますでしょうか???