ギリギリ間に合いました。気づいたら公開最終日だった。危なかったです。

まずは「最高!」でした。155分が本当にあっという間だった。

リンチ版(1984年)は途中で挫折しました。「よくわからない」と「微妙な気持ち悪さ」が合わなかった。

今回のドゥニ・ヴィルヌーヴ版は観ている途中で「あれ?これ同じシーンかな?」と思い出す場面がいくつかありましたが、雰囲気が全然違います。リメイクというよりも同じ原作の全く別の作品ですね。内容は原作に忠実らしいので「全然違う」というのはおかしいかもしれないけれど。

まずはポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメが、か細くも凛々しく美しいというわかりやすい王子様。1984年のカイル・マクラクランは顔立ちは整ってるのにどこか気持ち悪さがありました。リンチ作品の常連になったというのもそこかなあ。

そのティモシー・シャラメとレベッカ・ファーガソンが親子なんだから完璧です。もう「美しい!」と声に出してしまう。他のキャストもすごい。主役級を集めてるだけじゃなくそれぞれが役の雰囲気にバッチリ合っています。

だって、オスカー・アイザックなんてスターウォーズのポーの時は全くオーラなかったですからね。まさかこんな威厳のある公爵と同一人物とは信じられない。

原作が「スターウォーズ」と「風の谷のナウシカ」に影響を与えた作品というのは知らなかったけれど、ナウシカと似てるなあというのは感じました。スターウォーズはあまり感じなかったかな?逆に「似なくてよかった」と思っちゃった。

個人的には「あ!これシン・ゴジラだ」と思ったシーンもありましたが、同じこと考えた人いるかな?

映像はスケール感がものすごくて圧倒されます。音楽は「ブレードランナー 2049」と似てるとはいえ、映像に見事に合ってるので違和感は感じません。劇場で観て大正解でした。

すっかりドゥニ・ヴィルヌーブ 監督のファンになりました。まだ3作品しか観ていないので他の作品も探してみよう。今作の冒頭で「DUNE  Part One」と表記されていたし、続編製作はほぼ決定のようなので楽しみです。

監督 :ドゥニ・ヴィルヌーヴ

出演 :ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド、デイヴ・バウティスタ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ゼンデイヤ、張震、シャロン・ダンカン=ブルースター、シャーロット・ランプリング、デヴィッド・ダストマルチャン、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム

2021年:(44)

久しぶりの劇場です。やっぱり大画面・大音響はいいね。まだ公開中の作品なのでネタバレは無しでいきますが、これは賛否が分かれそうですねえ。

アクションはかっこいいし、ボンドカーは活躍するし、007のお約束もちゃんと散りばめられてる。でも、なんか今までとは雰囲気が違って感じるかなあ?雰囲気そのものは悪くないんだけどね。

一番の問題点は、ストーリーそのものが好き嫌い分かれそうな内容ということ。好みの問題ってバカにはできない。特に人気シリーズだからね。

予告編では「ダニエル・クレイグも年取ったなあ」と思いましたが、それ以上に周りが老けてました。ボンドはまだ変わってない方。前作から6年経ったのを実感します。

新登場はノーミ(ラシャーナ・リンチ)とパロマ(アナ・デ・アルマス)。パロマが最高でした。可愛いとキレイとカッコイイを見事に兼ね備えたキャラクター。登場時間は他の人物に比べてはるかに少ないんですが、インパクト大。劇場のポスターもボンドの隣に並んでる。これは私の個人的好みだけじゃないですよね。

悪役のサフィン(ラミ・マレック)はどうかな? ラミ・マレックはすごく上手いんだけど、悪役としては微妙かも。神秘的な雰囲気を日本風に表現するのをワンパターンと感じてしまうとマイナス。気にしなければすごく良い。と真っ二つに分かれそうです。ストーリー全体がそんな感じかな?

ともあれ、シリーズは完結。次の007は誰になるのかな? 

 

監督:キャリー・ジョージ・フクナガ

出演: ダニエル・クレイグ、 ラミ・マレック、 レア・セドゥ 、ラシャーナ・リンチ 、ベン・ウィショー 、アナ・デ・アルマス 、ナオミ・ハリス 、ジェフリー・ライト 、クリストフ・ヴァルツ、 レイフ・ファインズ

2021年:(43)

スペクターの綴りは「Spectre」なんですね。イギリス英語らしくていい感じです。

前作に続いてこの作品も観るたびに印象が変わって、1回目は「普通に面白い」2回目は「今までのまとめ・回収っぽい」と書いてました。今回は今までで一番良く感じたかもしれません。まあ、新作に向けての復習なので気分が盛り上がってるせいかな?

まずはオープニングから007らしさ全開。裸のボンドと美女にタコですから怪しさ満点。「私を愛したスパイ」のサイケっぽいオープニングを思い出しました。いや、貶してないですよ。カッコいいオープニングです。

前作が大ヒットしたおかげか制作費がドンと上がったらしい。しかし興行成績は前作が上。まあそんなもんですよね。評価は割れていて厳しい意見も多いらしい。確かにアクションシーンなどに迫力はあるのに危機の解決方法が安直に見えたりするのは気になるかな?そこを「007なんだから」と割り切れるかどうか。ダニエル・クレイグのボンドがシリアス路線だったから余計に違和感があるのかもしれません。

あとはネタバレにもなっちゃいますが

ブロフェルドがグレーのジャケット(しかもマオカラー)を着ていたのに気付きました。猫もちゃんと出て来るし、きちんと過去作のオマージュ入ってたんですね。ちゃんと現代風になってるからさりげなく。この辺は上手いと思いました。

で、ラストシーンも思わずニヤッとしてまう演出ですが「このまま終わりの方がいい」と思ってました。だけど続きますね。いや、続くからにはそちらを楽しみにしたいと思います。

劇場に観にいくこと自体が久しぶり。しかも大好きなシリーズの完結編ですね。ワクワクです。この気分も久しぶり。

 

監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、デビッド・バウティスタ、ロリー・キニア、イェスパー・クリステンセン、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ

2021年:(42)

この作品も観るたびに印象が変わります。何度も観れるのは良い映画の条件ですね。

オープニング曲も印象的でした。記憶に残るタイプの曲です。007シリーズらしくなった感じかな。

シルヴァ(ハビエル・バルデム)はやっぱり強烈。「拗らした」という言葉がぴったり。気持ち悪さもありますが、Mとダブルオーの関係を描くには欠かせないキャラクターだったでしょう。初めて観たときは「続編といえばすぐダークな展開になるのが安直」と文句言ってましたけどね。

作品は見事に大ヒット。興行収入が10億ドルを超え破綻寸前だったMGMを救ったらしい。そんな裏事情もあったのか。

あとはレイフ・ファインズの綴りが「Ralph Fiennes」だったので読めなくて「誰だ?」になりました。ラルフとは読まないんですね。ファインズも知らなきゃ読めない。ちょっと驚いた。

さて、あと1作。ワクワクしますね。

 

監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、ベン・ウィショー、ロリー・キニア、ジュディ・デンチ

2021年:(41)

前に観たときは「連続で観たら面白く感じた」と書いてます。2作連続じゃなくてシリーズ全部連続だったからね。よくやったなと思う。(慰めの報酬はシリーズ22作目)

今回は最初の頃と同じように感じたかな? カジノ・ロワイヤルがてんこ盛りな内容なので結構な差を感じますね。続編というよりも後半(の残った部分)という感じ。上映時間もシリーズ最短らしい(106分)。ボンドガールもヴェスパー(エヴァ・グリーン)だよね。姿を見せないのに存在感たっぷり。個人的な好みもありますけど。

いっそのこと、カミーユ(オルガ・キュリレンコ)は出さず、1作にまとめちゃったほうが良かったんじゃないだろうか?いや、それだとさすがに長過ぎるか。縮めたらダイジェストになっちゃうし。

あとは、当時の流行もあると思うけれどカメラワークが忙しすぎる。アクションが目で追えない。ガラスが落ちてくるシーンはドキッとしたけど、前作の迫力にはかなわない。これは監督の差でしょうかね?

ここまで繋がった内容なのだったら、やっぱり同じ監督の方が良かった。いや、これだけの内容で2本になったのだから分業しないと無理だったのか? そんな舞台裏のドタバタはあまり考えたくないですね。すっきりと楽しませてほしい。

でもね、私はヴェスパーが大好きなのでボンドの気持ちが痛いほどわかる。ラストシーンの表情が切ないね。

公開初日は明日なので間に合わなかったけれど、早めにあと2作鑑賞する予定です。

 

監督:マーク・フォースター
出演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェフリー・ライト、ロリー・キニア、イェスパー・クリステンセン、ジュディ・デンチ

2021年:(40)