「理佐~!」

 

理「んー?平手じゃんwおはよ」

 

平「おう!おはよ!」

 

理「朝部?」

 

平「まぁなw」

 

理「お疲れ様」

 

平「ありがと!一緒に行こうぜ!」

 

理「うんw」

 

平「今日さ~忘れたんだよな~」

 

理「何を?」

 

平「ん?シ―ブリーズ」

 

理「あーねw」

 

理「はい。これ。」

 

平「貸してくれんの!?」

 

理「何?貸してほしくないの?」

 

平「貸して下さい!」

 

理「ん。」(貸す)

 

平「サンキュー」

 

理(/////)

 

平「顔赤いけど大丈夫?」

 

大丈夫なはずがない。だって平手の事が好きだから。

 

平「聞いてんの?w」

 

理「、、、あぁ。うんw聞いてる聞いてるw」

 

平「ありがとってw」

 

理「あぁ。はいw」

 

平「なぁ。ほんとに大丈夫?」

 

理「うん、、大丈夫。!」

 

平「はぁ、、。」

 

ぎゅっ

 

平「好き。」

 

理「////」

 

平「わかりやすすぎだから、、。」

 

好きな人の匂いが自分の匂いってなんか変な感じ、、、。

 

でも、これはこれでありかも。

 

平「俺、この匂い好き。」

 

理「私は、平手の匂いが好き。」

 

平「うそ。理佐が好き。」

 

理「私もだよ。バカっ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴本side

 

鈴「私。実は、、、。」

 

きーんこーんかーんこーん

 

由・理・織・鈴「「「「あっ。」」」」

 

鈴「後でにしよう?」

 

理「いいの?」

 

鈴「、、うん。もうちょっと心の準備が欲しいかな?って」

 

理「そっか。」

 

織「準備が出来たらでいいよ?」

 

由「そうだよ。」

 

理「じゃあ、もどろっか!」

 

鈴「うん!」

 

 

 

授業も終わり、放課後

 

鈴「、、、。」

 

理「なんか誰もいなくなった教室って」

 

織「ドキドキする!」

 

由「おいw」

 

鈴「www」

 

理「ごめんごめんw」

 

織「できた?準備」

 

鈴「うん。」

 

理「よし。じゃあゆっくり。話してごらん?」

 

鈴「私は。」

 

鈴「女の子が好き。」

 

由「、、、。」

 

織「、、、。」

 

鈴「物心ついたときからみんなとは違ってた。」

 

鈴「周りは彼氏が出来てたり、好きな人がいたりしてたけど。」

 

鈴「私は異性を好きになる事が無かった。」

 

由・織「「、、、。」」

 

鈴「これから私はどうしたらいいんだろう。とかすごい悩んでた、、。」

 

鈴「これが私がずっと言えなかった悩み。」

 

織「言ってくれてありがと。」

 

織「私が言える事じゃないかもだけどさ?私はどんなすずもんでも受け止めるよ?」

 

由「私も。」

 

理「ほらね?」

 

鈴「うん、、。」

 

織「好きな人出来たら教えてよ?w」

 

由「それ私も気になる!」

 

理「私も~w」

 

鈴「、、、wこ、困るなぁ?w」

 

織「えぇ?w」

 

由・理「「笑笑」」

 

 

 

 

 

これから先どんな事があるのかわかんないけど今は言えて心がすっきりしてる。

 

周りが何と言おうと私は私。

 

言えなかったのは1つだけ。

 

私には好きな人がいる事。

 

しかもそれはいつメンの中に居るってこと。

 

いつかは必ず言う!だって物は試し!当たって砕けろだから!

 

 

 

 

 

 

 

 

愛「なぁ。織田」

 

織「どした?愛貴」

 

愛「運命の人って本当に居るのかね?」

 

織「いるんじゃねーの?」

 

愛「ふーん」

 

織「なんでそんな事聞くんだよw」

 

愛「いや?別に~?」

 

織「なんかあったろw」

 

愛「ばーかwねぇよw」

 

織「うっせw」

 

愛「www」

 

織「まぁ。案外近くに居るのかもよ?運命の人」

 

愛「そうだといいけどな?」

 

織「理佐ちゃんの事か?」

 

愛「、、、まぁな」

 

織「それは仕方ないだろ?」

 

愛「いいや。俺は諦めない。」

 

織「そっか。頑張れよ」

 

愛「おう。」

 

 

その夜。

 

ピコンッ

 

愛「ん?こんな時間に誰だよ」

 

 

理佐のはずがない。だってこんな話があったらうまくいきすぎてる。

 

でも、このチャンスを逃したら俺は。一生後悔するかもしれない。

 

 

 

 

 

次の日

 

理「おまたせ、、。」

 

愛「おう。今来たとこ」

 

理「そっか。ありがと」

 

愛「そこのカフェで話す?」

 

理「うん」

 

 

 

愛「話なんだけどさ。」

 

理「うん。」

 

愛「俺。」

 

理「やっぱごめん!」

 

愛「ん?何が」

 

理「縁切ろう。って話でしょ?」

 

愛「は?だから俺が言いたいのはそんな事じゃない」

 

理「え、、?」

 

愛「俺が言いたいのは。」

 

愛「理佐が好き。」

 

理「でも、、。」

 

愛「分かってる。でも言わないとおかしくなりそうだったから」

 

理「、、。ごめんね」

 

愛「おう。分かってた恋ほど悲しいものはないよな。」

 

理「、、、そんなことないよ」

 

理「だって、私も愛貴の事好きだったもん」

 

愛「、、。ありがと」

 

理「こちらこそ」

 

愛「幸せになれよ」

 

理「愛貴もね?」

 

愛「あたりまえだろ?」

 

理「そっかw」

 

愛「懐かしいなw」

 

理「うんw」

 

 

 

それから色々まわって、2人の思い出の場所でもある公園に来た。

 

愛「俺は、いつでも待ってるから。」

 

理「うん」

 

愛「相談くらいならのれっから」

 

理「うん」

 

愛「今日はありがとな」

 

理「こちらこそ」

 

愛「じゃあな」

 

理「じゃあね」

 

 

 

 

 

ばいばい。俺は君の運命の人なんかじゃない。

 

でも

 

君の事を一番に思ってる幼馴染。

 

理佐にはただの幼馴染としかされてないんだろうな、、。

 

 

 

 

愛「よしっ。」

理「よしっ。」

 

「「頑張ろ。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴本side

 

あ~。悩んでるだけで何もしてないな。私。

 

周りのみんなは変わってるのに、、、。

 

鈴「はぁ、、、。どうしよ。」

 

「美愉も変わってるよ?」

 

鈴「!?、、理佐。」

 

理「そりゃ、誰だって好きになった人が....。だったら」

 

鈴「、、そうだよね。」

 

理「でもね?たまたま好きになっただけだよ?そんな恋もいくらでもあると思うなぁ。私は」

 

鈴「ありがとう。」

 

理「お礼を言われる為にこんな事いってるわけじゃないんだけどなぁ?」

 

鈴「もうっ。w」

 

理「www」

 

鈴「自分では分かってるんだけどね。やっぱりその事を言って引かれたりしたら、とか変なこと考えちゃうんだよね。」

 

理「はぁ。」

 

鈴「ごめんね」

 

理「美愉さぁ。私らの事信用してないの?」

 

鈴「してるよ。すごくしてる」

 

理「ならなおさらだって。」

 

鈴「??」

 

理「どんな美愉でも受け止めてくれるよ?あいつだもん」

 

鈴「、、、。怖い」

 

理「そりゃ怖いよ。でも言わなくていいの?そのままあいつが誰かと付き合ってもいいの?」

 

鈴「やだ。」

 

理「なら答えは1つだよね?」

 

鈴「うん。」

 

理「言える?」

 

鈴「、、、言う。」

 

理「言ったよ?」

 

鈴「うん。」

 

理「なんかあったらフォローするから。」

 

鈴「、、、ありがと」

 

理「よし。いこっか!」

 

 

 

 

テクテク

 

織「あ!居た!」

 

由「www」(そういう事ね?)

 

理「探した?w」(察しがいいなw)

 

鈴「みんな。ちょっといいかな?」

 

織「どしたの?w改まって」

 

由「どした?」

 

理「ゆっくりでいいから。」

 

 

 

 

私。言うよ

 

 

 


ピコンッ

 

ね「ん?誰からだろ?」

 

 

 

ね「なんなんだろ」

 

 

 

 

 

 

次の日。

 

ね「おはよ!ゆり君」

 

平「おう。おはよ!」

 

ね「昨日の、、。」

 

平「あぁ。それは放課後な?」

 

ね「う、うん、、。」

 

理「何いちゃついてんの~?」

 

冬「朝からあついなぁ~」

 

織「いいなぁ。俺もあんなことしたい!」

 

平「うっせw」

 

ね「あははw//」

 

理「照れてる~!w」

 

平「織田!行くぞ!w」

 

織「あいよw」

 

理「何話してたの~?ねる~w」

 

ね「1時間目のことかな、、?w」

 

冬「絶対嘘w」

 

ね「まぁね~w」

 

 

放課後、、、

 

ね「ごめんねっ!遅れちゃって。」

 

平「全然いいよ。俺も今来たとこだし。」「

 

ね「あの、話って?」

 

平「俺。」

 

ね「うん。」

 

平「ねるが好きだ。」

 

ね「、、、///」

 

平「俺、恋愛感情とかあんま分かってないとか言われてるけど、ねるだけは違った。話すだけで一日がなんかすげー楽しく思えるんだ。」

 

ね「私もだよ。ゆり君」

 

平「俺達って案外両片思いだったやつ?w」

 

ね「そうだよ。だってずっと待ってたもん」

 

平「そうなの?」

 

ね「そうだよ?私LINEするだけなのに顔真っ赤にしてたもん」

 

平「は?かわいいかよ」

 

ね「かわいくなんかないし//」

 

平「ふぅ、、、。ねる」

 

ね「ん?」

 

平「俺と付き合ってくれませんか?」

 

ね「はい!喜んで!」

 

平「やった!」

 

ぱちぱち

 

平・ね「「!?」」

 

先生「青春だなぁ」

 

平「先生!?」

 

ね「え!?いつの間に?」

 

先生「いいぞ。お前達。青春は今しかできないことだらけだからな。」

 

平「分かってますよ。先生」

 

ね「先生も頑張って下さい!」

 

先生「余計なお世話だっ。」

 

平「生徒に言われるのって結構来るもんですか?w」

 

先生「あたりまえだろw」

 

ね「www」

 

先生「じゃあそろそろ仲よく帰りなさい」

 

平・ね「「は~いw」」

 

 

 

 

 

 

 

 

青春は今しか出来ない事の方が多い。

 

自分がしたい時には出来ないかもしれない。だって毎日友達と会話が出来たりするのは学生の時。今しかない。

 

この時間1つ1つを大切に........。

 

 

 

 

 

 

平「ねるが好きだぁぁぁぁぁ!!!」

 

「アオハルかよっ!」