愛「なぁ。織田」

 

織「どした?愛貴」

 

愛「運命の人って本当に居るのかね?」

 

織「いるんじゃねーの?」

 

愛「ふーん」

 

織「なんでそんな事聞くんだよw」

 

愛「いや?別に~?」

 

織「なんかあったろw」

 

愛「ばーかwねぇよw」

 

織「うっせw」

 

愛「www」

 

織「まぁ。案外近くに居るのかもよ?運命の人」

 

愛「そうだといいけどな?」

 

織「理佐ちゃんの事か?」

 

愛「、、、まぁな」

 

織「それは仕方ないだろ?」

 

愛「いいや。俺は諦めない。」

 

織「そっか。頑張れよ」

 

愛「おう。」

 

 

その夜。

 

ピコンッ

 

愛「ん?こんな時間に誰だよ」

 

 

理佐のはずがない。だってこんな話があったらうまくいきすぎてる。

 

でも、このチャンスを逃したら俺は。一生後悔するかもしれない。

 

 

 

 

 

次の日

 

理「おまたせ、、。」

 

愛「おう。今来たとこ」

 

理「そっか。ありがと」

 

愛「そこのカフェで話す?」

 

理「うん」

 

 

 

愛「話なんだけどさ。」

 

理「うん。」

 

愛「俺。」

 

理「やっぱごめん!」

 

愛「ん?何が」

 

理「縁切ろう。って話でしょ?」

 

愛「は?だから俺が言いたいのはそんな事じゃない」

 

理「え、、?」

 

愛「俺が言いたいのは。」

 

愛「理佐が好き。」

 

理「でも、、。」

 

愛「分かってる。でも言わないとおかしくなりそうだったから」

 

理「、、。ごめんね」

 

愛「おう。分かってた恋ほど悲しいものはないよな。」

 

理「、、、そんなことないよ」

 

理「だって、私も愛貴の事好きだったもん」

 

愛「、、。ありがと」

 

理「こちらこそ」

 

愛「幸せになれよ」

 

理「愛貴もね?」

 

愛「あたりまえだろ?」

 

理「そっかw」

 

愛「懐かしいなw」

 

理「うんw」

 

 

 

それから色々まわって、2人の思い出の場所でもある公園に来た。

 

愛「俺は、いつでも待ってるから。」

 

理「うん」

 

愛「相談くらいならのれっから」

 

理「うん」

 

愛「今日はありがとな」

 

理「こちらこそ」

 

愛「じゃあな」

 

理「じゃあね」

 

 

 

 

 

ばいばい。俺は君の運命の人なんかじゃない。

 

でも

 

君の事を一番に思ってる幼馴染。

 

理佐にはただの幼馴染としかされてないんだろうな、、。

 

 

 

 

愛「よしっ。」

理「よしっ。」

 

「「頑張ろ。」」