最近、古いドラマが配信されるようになって、家なき子をコンプリートしたら、中島みゆきで踊りたくなりました(笑)
先日東京ラブストーリーのフォーメーションをやりましたが、私は、実際はトレンディドラマの少し後、気が狂った野島伸司世代ど真ん中なんです。気が狂ったというのは褒め言葉です。
私世代は、上下5歳差との文化的隔絶感がすごくあります。5歳上はバブルをギリ経験していて、5歳下は日本社会が不景気に慣れきった頃に青春を過ごした世代。
混乱のまっただ中で、大卒求人倍率が1を下回るという信じられない時代を過ごした私たち世代は、特殊な人生観を持ってる人が多い気がします。
なんの話をしているかというと、学連が眩しいなあという話です。
私の大学にも競技ダンス部はあったし、同じアパートの先輩が入っていて存在も知ってたんですけど、私はそもそも部活やサークルに入ろうという意欲がなかったんですよね。当時、世間の混乱と、大人たちの絶望をものすごく感じいて、生きていくことがずっと苦しかった気がします。
(阪神淡路大震災とか、地下鉄サリン事件とか、警察庁長官襲撃事件とかの時代です)
仮にダンス部に入ったとしても、多分続かなかったなあと思います。
「競技ダンスの世界へようこそ」(二宮敦人)という小説を友達に借りたんですけど、途中でまともに読めなくなったんです、ジェンダー格差のあまりの理不尽さがつらくて。(それ以前に体育会系が圧倒的に向かない、というのはあるんですが)
私、このダンスめちゃくちゃ好きなんですけど、ジェンダー格差のことを考えるとつらくなります。
私の特性については以前書きましたが、リーダーを始めて、男性でも女性でもない立場になったからからこそ見える世界もあって、女性性にずっと苦しめられてきた気持ちが刺激されてしまったりもして、しんどいなあと感じることはやっぱりまだちょびっとありますね。