この記事は2024年2月18日に登った「筑波山」の内容です!^^
 
今年は例年にない暖冬で、まだ2月だというのにポカポカした日が多い。
その関係でもう巷には梅の花が咲きだしたので、梅林が見事な「筑波山」へと向かってみた。
 
丁度2024年の「梅まつり」が始まったばかりの三連休、
 
大勢の人出を覚悟していたけど、山も梅林もちゃんと楽しめる程度の人の混み具合。家族連れも多くあちこちで子供の楽しそうな声も聞こえて、ほんわかした気持ちになる一日だった。(*´▽`*)
 
5分咲きでも、所々で梅の花の良い香りがただよう梅まつり会場、可憐な花を楽しむ事が出来ました!
標高約250m付近にある梅林に植えられた梅は、白梅・紅梅を合わせて約1000本。筑波山の中腹に約4.5ヘクタールにわたって広がる人気の梅林!
点在する黒っぽい岩と、梅の木の造りあげる風景が独特で、日本庭園的な美しさがある。
 
斜面の上部まで登ると、麓に広がる関東平野も見えて、本当に素晴らしい景色だと思う!
 
もちろん「日本百名山」の一つでもある「筑波山」に来て、梅だけ楽しんで帰る訳がない。
広大な関東平野にそびえる、まるで独立峰のような存在感たっぷりの名山!古くから信仰の対象であり、多くの人に愛され崇められる茨城県の誇る霊峰。
来たからには登りますよ!登る事で徳を積む「登拝」ですよ~(*‘∀‘)
 
この山行の様子をYouTubeにアップしてます!( ̄▽ ̄)
「つくばエクスプレス」を利用すると、東京の「秋葉原」と「つくば」駅間は最速で45分!Σ(゚Д゚)
 
そこからバスに乗り換えされに50分程で筑波山へ…
今回のスタート地点「つつじヶ丘」へ到着!
 
「男体山」と「女体山」という二つの峰を持つ双耳峰「筑波山」。
最高峰である「女体山」へ最短で登る事ができるルートが、この「つつじヶ丘」から始まる「おたつ石コース」!
昭和の時代の遺跡とも言うべき、廃墟化した遊園地「ガマランド」のカオスな雰囲気を楽しむところから一日は始まった!
動かない遊具、立入禁止で滑れない滑り台…
筑波山の隠れた人気スポットなので、筑波山に来たなら行くべきかもしれない。
 
筑波山には乗り物で登る事もできる。
つつじヶ丘にはロープウェイの駅もあるので、ほぼ山頂という所まで空中散歩も楽しむ事ができる。
まだ乗った事ないけど、いつか空からの景色も楽しんでみたいな~^^
 
ちなみに男体山側にはケーブルカーがあり、
山の上の楽園「御幸ヶ原(みゆきがはら)」と、麓の「筑波山神社拝殿」付近を行き来する事ができる。下山時に乗ってみたけど、こういう乗り物ワクワクするね!^^
 
「おたつ石コース」は所々で眺望を楽しむ事が出来て、
 
奇岩巨石も多いワクワクする道のり!
頭上の大きな岩に、弁慶が恐れおののいて七戻りしたと言われる「弁慶七戻り」。
 
こちらは「母の胎内くぐり」。
通る事で、罪穢れの無い清らかな心身に立ち返る事を意味するそうな~
奇岩などを全て紹介すると、キリがないので割愛。
 
急坂も多く、後半は険しい岩場が続く道…
 
最近では来訪者の急増に伴って、渋滞が起きる事も多いんだって…
通常15分の道のりが60分って怖いね…(;'∀')
楽しそうにはしゃぎながら登る子供たちも沢山いたけど、この日は渋滞が起きる事も無く、比較的スムーズに進む事が出来た。
 
標高877mで最高峰の「女体山」に無事登頂!
圧倒される眺望を楽しめる岩場が素晴らしかったけど、柵が出来て岩の上には立ち入る事が出来なくなっていた…(^_^;)
近年の人の多さで、安全を確保できないとの判断なのかもしれないね~
 
残念だけど、続々と人が登ってくることもあり、速やかに山頂にある神社「女体山御本殿」に参拝して先へ進む事にした。
「イザナミノミコト」が祀られた「女体山御本殿」にご挨拶。
 
「女体山」から次の峰「男体山」へと向かう鞍部には、「御幸ヶ原(みゆきがはら)」と呼ばれる広場的なスペースがあり、
天上界気分を楽しめる、山の上の「街」的な場所!
 
ケーブルカーで麓から一気に登る事もできます~^^
 
御幸ヶ原から標高差100mほどの険しい急坂を登り、無事に標高871m「男体山」にも登頂!
こちらは山頂に「イザナギノミコト」が祀られた「男体山御本殿」があります~!
両方の峰に「イザナギ」と「イザナミ」という男女の神様が祀られた筑波山。二柱の神様は夫婦という事もあり、この山は「縁結び」や「夫婦和合」にご利益があるとされるらしいですよ~^^
 
男体山から見る広大な関東平野も良い!
 
ここまで大勢の人の中で登山をしていたので、少しだけ静かな所へ行きたいと思い…
「筑波山自然研究路」へ足を踏み入れる。
 
男体山の山頂をぐるっと回る形でつけられた散策路、その自然研究路の中には「第二展望台」があり、
岩場からの絶景も楽しむ事が出来る。
女体山や男体山ほど人が多くないので、ちょっと一息つきたい時にはお勧めのルートかもしれない。^^
 
御幸ヶ原へと戻って「幸雲亭」さんでお昼タイム!
「つくばうどん」と「山椒みそ田楽」を頂きながら、缶ビールでお清め。( *´艸`)
全部美味かった~!
 
一気にケーブルカーで麓へと降りて、「筑波山神社拝殿」に到着…
参拝者の列が思った以上に長かったので、裏側にある「朝日稲荷神社」へ参拝。
雰囲気のある鳥居の奥にある神社、なにやら出世稲荷らしいですよ!^^
 
いつも駆け足で過ぎ去ってしまう「筑波山神社」。
茨城県でも有数のパワースポット!いつか観光で訪れて、もっとじっくり楽しんでみるのも良いかもしれない!
 
下山後の温泉は、筑波山温泉「つくばの湯」に初めて訪れてみた!
お洒落な外観から、日帰り入浴施設と思えない雰囲気だけど、なかなか良い湯で、露天風呂からの眺めも開放感たっぷりで最高でした!(*´▽`*)
そしてネットでは出てこなかった情報だけど、梅まつり期間中の土日祝日は、「つくばの湯」と「筑波山神社」と「梅まつり会場」を巡る無料のバスが運行していた!Σ(゚Д゚)
1時間に3便ほど走っていて、おかげで温泉の後にスムーズに梅林へ辿り着く事が出来ました~!
(*‘∀‘)
 
筑波山梅林の出店スペースで食べた「アンコウ鍋」も美味しかった!^^
観光感強めの一日だったけど、筑波山は色んな場所があって、日帰りはちょっともったいないな~と後ろ髪引かれながら、帰路につきましたとさ!
(*‘∀‘)
 
この日の登山のコースはこんな感じ!
Start:つつじヶ丘 ①:弁慶茶屋跡 ②:女体山(筑波山頂上) ③:御幸ヶ原 ④:男体山 ⑤第二展望台
 
総距離:3.3km 標準コースタイム:約2時間
累積標高差 登り:474m 下り:203m
コース定数:9
 
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