この記事は2025年3月25日に登った「大菩薩連嶺」での縦走の内容です。^^
 
山梨県東部にある日本百名山「大菩薩嶺」を主峰として、そこから南へと長く連なる山並みが「大菩薩連嶺」!
(2023年1月「三ッ森北峰」から撮影)
 
近年では「甲州アルプス」とも呼ばれ、徐々に人気が高まっている山域。
(2024年12月「鷹ノ巣山」から撮影)↑富士山の右側に連なる山並み
 
今回はその中央部に位置する「湯ノ沢峠」に向かい、すぐ北側にある絶景スポット標高1920mの「白谷ノ丸」に登ってから~
 
再び湯ノ沢峠へ降りて「南大菩薩連嶺」に分類される標高1781m「大蔵高丸」へ…
 
そして雄大な稜線を歩き標高1752m「ハマイバ丸」まで縦走して~
米背負峠から「やまと天目山温泉」へと下山した。
 
事前のチェックで稜線には雪がありそうだと気にしていたけど…
3月も後半だというのに少し前にふった大雪の影響で、思った以上の雪に体力を奪われる。(;'∀')
 
本当はこんな富士山が楽しめるはずなんだけど…
(2023年5月「白谷ノ丸」から撮影)
 
この日は黄砂なのか花粉なのか、周囲がモヤモヤして遠くの山は全然見えず。^^;
上空は青空なのにとても不思議な気象状況。
それでも1700mオーバーの稜線はそれなりに風景も楽しむ事が出来て、
ロングルートを歩いた充実感もたっぷりの、一日となりました!
帰り道に大月で途中下車して寄った、いつもの正華さんの中華料理も、ハードな運動の後だと更に美味しかったです~( *´艸`)
 
この山行の様子をYouTubeにアップしました!( ̄▽ ̄)
 
 
今までもそれぞれの山には何度か登っているけど、今回全ての山をつないで歩くにあたって、出発地点は「ハマイバ前バス停」にしてみた。
釣り掘「ハマイバ」の前と言うのがバス停の由来らしいけど、現在その釣り堀は営業しておりません。
朝イチのバスだと現地到着は7時半くらいと早め!
 
ここから大菩薩連嶺を南北に分ける峠「湯ノ沢峠」へと登って、長大な大菩薩連嶺の稜線に挑む。('◇')ゞ
序盤は長く林道を歩くけど、その沢沿いの風景がとてもきれい!
 
「大峠」方面との分岐から左折して
この案内に従い進む。
ほどなく林道は終わるけど、その付近のダイナミックな風景が気に入った!
 
思った以上に開放感のある場所もあり、気分は上々!
 
可愛いのが登場したけど、これは「テン」かな?(*´▽`)
 
その後、道は徐々に険しくなり、踏み跡が薄く不明瞭な個所が多くて手こずる…
最近ちょっと体がなまっているのか、全然ペースが上がらなくてしんどかった。
 
やっとの思いで標高1650m「湯ノ沢峠」に到着し、ここからお楽しみタイムと思っていたけど…
想像以上の雪に苦戦して、やっとの思いで「白谷ノ丸」へ。^^;
 
しかし前述したように景色はモヤモヤ…
 
すぐ近くの「雁ヶ腹摺山」は迫力たっぷりに鎮座してました~
 
少しでも、このモヤが抜ける事を祈りながら「南大菩薩連嶺」へと足を進める~
 
「白谷ノ丸」は南向きの斜面だけど、湯ノ沢峠から「大蔵高丸」へと登る道のりは北向き斜面になるので、さらに雪が多く残っていた…
お花畑も冬季は草木がお休み中、いつか夏のシーズンに訪れてみたい。
 
解放感たっぷりの草原に見えるけど、登山道は雪が解けてぐちゃぐちゃ(笑)
でも周囲の風景はちょっとだけ元気を与えてくれた気がするな~
目前に迫る大蔵高丸、ここからの登りが雪深くて過酷だった…
 
だいぶペースを落としながら進みなんとか「大蔵高丸」に到着。
肉眼では本当にうっすら富士山が見えていたけど、写真では判別できず…
 
せっかくなので雪だるまを作成。
関東近郊の山は、真冬よりも春にさしかかる3月ごろの方が雪が多くなる気がする…
 
大蔵高丸とハマイバ丸の間の森はとても気持ちが良い。
 
 
しかし雪の深い部分もあって、全然ペースは上がらず…
 
コンディションが良ければ駆け抜けたくなる草原も、のろのろ歩き(笑)
 
やっとの思いで到着した「ハマイバ丸」でカップ麺を食べてエネルギーを回復した。
下界は暑かったらしいけど、山は寒かったので、温かい食べ物で生き返る気分だった。
 
風景を楽しみながら米背負峠まで歩く…
 
 
米背負峠に到着して後は下るだけだと思ったら…
 
峠から降りるルートに雪が積もって、けっこう危険な状態に…^^;
雪がザラメ状だったから足を蹴り込んで足場を作って進めたけど、もし雪が硬かったり凍結していたら、ここは迂回せざるを得なかったかもしれない。
多く積雪があった後にここを通る際は、要注意って事ですな~(;'∀')
 
米背負沢を降りていくルートは苔が美しくて癒される風景…
しかしルートがかなり不明瞭なので、迷わないように細心の注意が必要です~
 
無事に山道を脱出して一安心!
脱出した先の「大蔵沢大鹿林道」からの眺めがとても気持ち良い!
山行のエピローグに最適の風景を楽しみながら「やまと天目山温泉」へ向かった~^^
 
途中にある「大蔵トンネル」は、中が真っ暗で、途中でカーブしている関係で先の明かりも見えない…
肝試しのような体験を楽しめるので、ヘッドライト等は持参した方が良いです。( ;´艸`)
 
今回のコースはこんな感じ!
スタート:ハマイバ前バス停 ①:湯ノ沢峠入口 ②:湯ノ沢峠 ③:白谷ノ丸 ④:大蔵高丸 ⑤:ハマイバ丸 ⑥:米背負峠 ⑦:米背負峠入口 ゴール:やまと天目山温泉
 
総距離:19.6km 標準コースタイム:約9時間
累積標高差 登り:1754m 下り:1527m
コース定数:40
 
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この記事は2025年3月24日に訪れた、「吉野梅郷」から「日の出山」への山行の内容です。^^

 

東京都の西部に位置する「日の出町」は、「日の出山」がある事が町名の由来とされる。

ハイキングスポットとして都内近郊に住むハイカーに人気の高い「日の出山」!

 

標高は902mとさほど高くはないが、山の東側は関東平野という場所なので、都心方面の眺めが素晴らしく、

年始には初日の出スポットとしても多くの人に親しまれているという話。^^

 

気温のアップダウンが激しい今年の春も、ついに気温が上昇してきて花の季節到来!

 

青梅市の「吉野梅郷」周辺の梅が見頃と言う話を聞き、今回は梅を見るために東京都西部へ…

 

「梅の公園」に咲く花々の風景を楽しみ、

 

せっかくなので、前々から知っていたけど、近くて手頃過ぎてなんとなく訪れる機会を逃していた「日の出山」まで歩いてみようと計画!(*‘∀‘)

 

天候に恵まれて、Tシャツでも丁度良いくらいのポカポカ陽気!

二年ほど前に訪れた事のある「三室山」から「要害山」という山を経由して日の出山へ向かうルートを選択したけど…

 

前回は樹林帯に覆われて静かな山だった「三室山」の北側斜面が、思い切り木々を伐採して絶景スポットになり!

 

その先の要害山もビックリするくらい見晴らしが良くなっていた!!Σ(゚Д゚)

 

何やら「日の出アルプス」と命名されたハイキングルートの一部でもあるらしい今回のコース。

 

日の出山から近くの「つるつる温泉」に降りれば、高アルカリ成分で都内有数の美肌の湯で登山の疲れを癒す事もできて…

至れり尽くせりの一日となりました!(*´▽`*)

 

この山行の様子をYouTubeにアップしました!( ̄▽ ̄)

 

 

今回のスタート地点はJR青梅線の「日向和田駅」で、まずは歩いて約15分の「梅の公園」で花おじさんタイムを満喫!

 

広い丘陵地帯に数多く植えられた梅は、まさに見頃だった!(*´▽`*)

 

 

けっこう木々の間隔が広めで、梅の花たちもゆったり伸び伸びと咲いている感じ!

 

梅以外にも「サンシュユ」や…

 

「ミツマタ」

 

「スイセン」

 

「フクジュソウ」

 

「ゲンカイツツジ」も咲き始め!

 

足元には「オオイヌフグリ」もあちこちに咲いてました~^^

 

1時間ほど梅見を楽しむつもりだったけど、気が付けば公園について2時間が経過していて!Σ(゚Д゚)

慌てて山へと向かう…

「三室山」へと向かう登山ルートは2年前にも歩いていて、途中には心地よい眺めの「琴平神社」があるのは記憶していた。

 

相変わらず良い眺め!^^

 

しかし、この神社の中には多数の「招き猫」…

暗い中に密集して納められている絵は、なんだかちょっと怖さを感じる…^^;

 

青梅市は昔「養蚕」が盛んだったらしく、天敵のネズミ対策として猫を可愛がる文化が根付いていたとか。

街中にも猫をモチーフにしたアートなどが多いのは、その影響もあるとかないとか。

 

急坂を乗り越えて到着した「三室山」が、ただの静かな山ではなく見晴らし抜群に変身していた下りは前述した通り。

すぐ近くの「高水三山」をこの角度から見るの初めてでちょっとテンション上がる!

 

そのまま尾根を歩くコースを進むと「要害山」の景色にまたまた驚き…

 

北側に見える尾根の先まで行けば、どんな景色が見えるか気になって行ってみたけど…

 

そんなに劇的に景色が変わることは無かった(笑)

 

要害山からそのまま尾根を進み、

「梅ノ木峠」から再び山道へ突入し「日の出山」へ~

 

途中で標高755m「高峰山」と標高768m「竜の髭」というピークを通過。

どちらも眺望は乏しい山。

高峰山の方がちょっと木々が伐採されて休憩できるくらいのスペースあり。竜の髭は名前がカッコいいけど本当にただの通過点って感じ。^^;

 

日の出山へ向けた急坂はなかなか骨が折れる道のりだけど、山頂付近はまるで石垣を思わせる風景で、ちょっと山城っぽくてテンション上がった!!

 

山頂からの関東平野の眺めも噂通り良かったけど、人もまばらな逆側も悪くない眺めで…

 

奥多摩の山々が色々見える中でも、昔から霊峰として名高い「御岳山」の神社がすぐ近くに見えてとても良い!

 

のんびりパンを食べて休憩。

 

つるつる温泉へと下山する道中にも素敵な眺めが広がってましたよ!^^

きになる山は「麻生山」!

山頂は見晴らしも良く。静かで居心地の良い山という噂です~

 

都内屈指の美肌の湯として有名な「つるつる温泉」の、アルカリ成分強めの湯でしっかり疲れを癒して~

その後のお疲れ一杯も最高な気分でした!( *´艸`)

 

今回のコースはこんな感じ!

スタート:日向和田駅 ①:梅の公園 ②:琴平神社 ③:三室山 ④:要害山 ⑤:日の出山 ⑥:顎掛岩 ゴール:つるつる温泉

 

総距離:5時間18分 標準コースタイム:10.1km
累積標高差 登り:964m 下り:804m
コース定数:22

 

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この記事は2025年3月11日に登った「浅間嶺」の内容です!^^
 
島のエリアを除いた東京都で、唯一の村が都内西部にある「檜原村」!
かつては林業で栄え、今も村の面積の93%が森と豊かな自然の広がる素敵な村。
 
今回訪れた「浅間嶺」は、その村の中央部に東西にのびる「浅間尾根」にある山で標高は903m。
 
山頂は森に覆われて眺望の乏しい静かな場所だけど、すぐ近くにある開けた丘が展望台として整備されていて、まるでそっちが山頂のように扱われている。
 
奥多摩方面が開けていて、御前山(左)や大岳山(右)の眺めが素晴らしい!
 
逆側には富士山も見えるらしいけど、この日はかろうじて丹沢の山が確認できるレベルで、登頂は3度目なのに今回も富士山はお休みだった~^^;
 
音楽仲間のケンケンのスケジュールが空いていたという事で一緒に登ってきて、
 
下山後は近くにある東京都唯一の名瀑百選、「払沢の滝」の姿も楽しんできた!
この滝は檜原村を代表する観光スポットの一つですよ!(*‘∀‘)
 
この山行の様子をYouTubeにアップしました!( ̄▽ ̄)
 
今回で三度目の浅間嶺、スター地点は「払沢の滝駐車場」!
天気予報がそんなに良くはない影響か、駐車場には他に車が1台も停まっていなかった…
 
序盤は林道と山道を繰り返しながら標高を稼ぎ「時坂峠」に向かう。
 
この時坂峠へ登る林道は自転車の人達にも人気らしい。
↑帰り道に林道から撮影したけど、こういう里山の素敵な風景が楽しめるので、自転車で走っても確かに気持ちよさそう!
 
時坂峠から少し進むと峠の茶屋…
だいぶ前に閉店して今は空き家となっているけど、建物の前から眺める奥多摩方面の風景も素晴らしい!
 
さらに進むと以前は「そば処みちこ」として人気を集めたお蕎麦屋さんの跡地が登場。
こちらは「古民家 紬」と名を変えて、近年何やら新たな世代の人達による一大プロジェクトの舞台となっているみたい。Σ(゚Д゚)
もう営業していないという事も知らなかったので、時代の移り変わりに付いていけません(笑)
 
豊かな森をたっぷり楽しめるハイキングコース。
 
山頂の近くで、木々が思い切り伐採されて解放感抜群の斜面があった!
以前は確かここも森だったはず。思わぬ絶景スポットにテンションが上がった!
 
標高が上がり少し前に降った雪がまだ登山道にも残っていた…
使いはしなかったけど、冬季の山は低山でもチェーンアイゼンとか持参した方が良いかもです~
 
山頂のすぐそばの休憩所に到着!
 
まずは山頂へと登ってからお楽しみの展望台へと向かった。
本当の山頂のすぐ近くには「富士浅間大神」があります~
 
浅間嶺の展望台で休憩してカップ麺タイム。
コースタイム短めの山なので時刻はまだ10時半くらい。
そんなにお腹は減っていなかったけど、寒い季節の温かい食べ物はとにかく美味く感じる!( *´艸`)
 
空は雲が優勢だったけど、奥多摩の「石尾根」の山々も見えた。
思っていたよりも風景が楽しめる事に感謝でした~^^
 
せっかくなので連なる稜線を東へと進んでみる。
けっこう足場はドロドロで歩きにくい箇所もあった。
 
浅間嶺展望台から下って、鞍部にある分岐をそのまま直進して登り返す…
中々の急坂を乗り越えた先のピークが「入沢山」。
 
入沢山からはさっきまで居た「浅間嶺」の展望台や山頂方面の風景が良く見える。
なんなら今日イチの風景かも??^^;
ちなみみ奥に見える立派な山は「三頭山」だと思われ。
 
都心方面の眺めも山並みがとても素晴らしい。
檜原村周辺、まだ登っていない尾根もあるので、ここから見える山々にも興味津々。
 
入沢山から東へと稜線を進み、次の山が「天領山」。
標高936mはこの日の最高地点…??Σ(゚Д゚)
木々に覆われて地味なピークです。
 
そして細かいアップダウンのある細い尾根を歩いた先が最終目的地の「松生山(まつばえやま)」!
ソーラーパネルのある設備は、いったい何のための設備なのか知りたい。^^;
 
南側が開けていて、三頭山から陣馬山方面へとつながる「笹尾根」の山々が良く見えた。
写真中央やや左に写っている山々は、神奈川県の最北端「連行峰」から「生藤山」、「三国山」とつながる稜線と思われる。慣れ親しんだ山々を違う角度から見る新鮮な気分!^^
日祝はそれなりに賑わうであろう浅間嶺より、静かな山を楽しみたい人には、「松生山」は丁度良いスポットかもしれない。
 
帰り道は周囲の景色を楽しみながら一気に駆け下りた。
時坂峠付近には福寿草も咲いていた。
そろそろ本格的な春が来そうな予感ですな~^^
 
山から終りて払沢の滝も楽しんだあと、近くの「瀬音の湯」に寄ろうと思っていたけど、この季節の火曜日は休みと言う話で…Σ(゚Д゚)
昭島の「湯楽の里」という日帰り温泉で疲れを癒すことにした。
 
平日は入浴と食事のセットで1680円!
自分が選んだ食事メニューは「ロコモコ丼」!なかなか美味しかったですよ。^^
 
この日のコースはこんな感じ。
スタート&ゴール:払沢の滝駐車場 ①:時坂峠 ②:大山祇神社 ③:浅間嶺山頂 ④:浅間嶺展望台 ⑤:松生山 ⑥:払沢の滝
 
総距離:12.7km 標準コースタイム:6時間2分
累積標高差:1042m
コース定数:25
 
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