この記事は2022年10月4日に登った「火打山」の登山レポートです!^^
 
自分が登山に求める様々な要素を、たっぷり楽しめる魅力満点の登山コース!
それが今回登った「火打山」へ「笹ヶ峰」から向かうルート!
 
6月中旬まで雪の残る豪雪エリアゆえの、豊富な雪解け水が育む山域の豊かな湿原…
 
 
そして北アルプスの山並みの迫力ある眺めも素晴らしい!
 
2021年の山旅の際にも登頂しているが、その時は既に雪が積もっていて…Σ(゚Д゚)
(2022年10月末に撮影)
 
真っ白な景色も美しかったが、どうしても天上の楽園と称される湿原の景色を楽しみたくて、今回訪れてみた!
 
季節は秋へと変わり、紅葉も始まって色付いた山の景色も美しい~(*´Д`)
 
いつか泊まってみたいと憧れる「高谷池ヒュッテ」!
 
正面にある湿原「高谷池」は、アメリカCNN「日本の美しい風景31選」に選ばれてます~^^
 
高原の景色がとても心地よい「笹ヶ峰」から登山を開始し、
 
植生の変化も楽しい樹林帯をどんどん登って行き、天上の世界へ…
 
最後は圧倒される眺望の絶景登山を楽しんで、標高2461.7mの山頂へと誘われる…
 
北アルプスを除けば「新潟県」で一番高い山!
周囲の景色の素晴らしさに、只々見惚れました~(*´▽`*)
 
越後の名山「妙高山」、新潟県では貴重な活火山「新潟焼山」と共に「頸城山塊」を形成する名山。
(2021年10月「道の駅しなの」から撮影「妙高山」)
 
何度でも登りたいと思う、見どころ盛りだくさんの素晴らしい山でした~!(*‘∀‘)
 
コースはこんな感じ!
Start & Goal:笹ヶ峰 ①:黒沢橋 ②:富士見平分岐 ③:高谷池ヒュッテ ④:天狗の庭 ⑤:ライチョウ平 ⑥:火打山頂上
 
総距離:16.4㎞ 標準コースタイム:9時間10分
累積標高差:1359m コース定数:36
 
この日の山行の様子を、YouTubeにアップしました!( ̄▽ ̄)
  

 

 

 

それでは出来事の詳細を時系列で!(*‘∀‘)
 
レンタカー登山の時は、いつも前日の夜に出発して現地へと向かっていたけど、今回は夜2時に車を借りて新潟へ向けて出発。
適度に休憩を取りながら車を走らせて、そのまま登山してみようという作戦。
 
思った以上に順調に「道の駅しなの」に到着したので、明るくなるまで仮眠をとって、迫力満点の「妙高山」を撮影してから登山口へ…
 
「道の駅しなの」は今までも何度か訪れているけど、妙高山や火打山登山の時にはつい寄ってしまうナイスビューだ。^^

 

 
非常に美しい朝焼けに心が洗われる~(*´Д`)

 

 

登山口「笹ヶ峰」までの道のりも、高原の景色がとても美しくて気分は上場!^^
 
「笹ヶ峰」にある「火打山・妙高山登山口」の駐車場から、今回の登山は始まる!
 
登山口より少し下にある笹ヶ峰の公共駐車場にトイレがありましたよ~
 
木道も整備され、とても美しく快適な森を歩いていく。
 
序盤は斜度も緩めで、準備運動に最高な登山道だ~
 
山頂までの道のりはおおよそ9㎞らしい。
「〇/9km」の案内が、大体の目安になって助かりますな~^^
 
最初のチェックポイント「黒沢橋」に到着!('◇')ゞ
 
水も美しい「黒沢」を渡り、少しの間は沢沿いを進む。
 
黒沢橋から先は急坂ゾーン、ストイックな時間だ~
 
 
「十二曲り」というエリアに突入!
 
その名の通り12回の曲がりが続く、九十九折の登山道を登る~
 
1~2の間はけっこう長いけど、それ以降はそこそこテンポよく次の数字が現れる。
 
まだまだ続く長い道のりに備えて、適宜エネルギー補給!('◇')ゞ
 
どんどん標高が上がり、木々の合間から見える景色も良くなる中、無事に「十二曲り」を突破!
 
青空と緑のコントラストがとてもきれいだった~^^
 
全行程の1/3を通過だ~!
 
徐々に木々も色付いてきた!^^
 
しかし「十二曲り」より、その先の激坂の方が難所感が強い…
 
岩場の激坂を、手も使ってぐんぐん登って行く~
 
標高が一気に上がるので、振り返った景色も迫力を増してきた~!(*‘∀‘)
 
激坂ゾーンを通過する頃には、周囲の木々も、ブナ林から雪国っぽい「針葉樹林」へと変化!
所々階段も整備された比較的歩きやすい道!
 
標高は2000mを突破し「富士見平」にある分岐に到着!('◇')ゞ
ここから「黒沢池」経由で「妙高山」へ向かう事もできます~^^
 
この付近から紅葉の景色がとてもきれいで、秋の山の景色を楽しみながら歩いた。
 
「オヤマリンドウ」もきれい!^^
 
右前方には「黒沢岳」!
 
右後方の雄大な山は「妙高山」の外輪山にあたる「三田原山」!
徐々に周囲の景色が天上界っぽくなってきた~!
 
登山道は「黒沢岳」を左から迂回して進み、本日の主役「火打山」が登場すると一気にテンションが上がった!( ̄▽ ̄)

 

 

実に堂々たる山容!
風格ある名山の手前には、絵になる三角屋根の「高谷池ヒュッテ」も見えてきた~
 
岩がゴロゴロした少し険しめの道をしばらく歩くと、景色の開けた笹原に出た。
 
ここから眺める「北アルプス」の山並みも素晴らしい!
天上の楽園散歩の時間の始まりだ!^^
 
「アルプス展望台」の看板を発見!
既にここまでに北アルプスは見ているけど、この展望台からの眺めも確かに良かった。^^
 
そして火打山登山の重要拠点「高谷池ヒュッテ」に到着。
 
目の前の湿原が、アメリカCNN「日本の美しい風景31選」に選ばれた「高谷池」!
 
予約すれば宿泊もできる「高谷池ヒュッテ」!
最近新館ができたという話で、中も思った以上にきれい!
下山時にも寄ってトイレをお借りしたけど、めっちゃきれいな水洗トイレで、便座が温かくてウォシュレットで感動した!Σ(゚Д゚)
 
楽園感あふれる「高谷池」を眺めながら先へ…
 
お次は草原に岩がゴロゴロしている、なんとも絵になる景色のエリア!
前方は「火打山」で、背後には「妙高山」!
 
どんどん近づく火打山にワクワク…
 
山の本体の目前に広がる豊かな湿原「天狗の庭」!

 

 

点在する池塘に映った「逆さ火打山」の景色を楽しめるビューポイント!^^

 

なんだかとても良い景色だ!

 

湿原の景色って、心が癒されてとてもイイな~(*´▽`*)

 
そんな美しい景色を何度も振り返りながら歩き、再び登山道は急坂へとさしかかる。
 
右手に現れる断崖の景色も迫力がある!
麓の人の住む世界が見えてきた~!
 
さあ急坂で一気に標高を上げるぞ~!(;'∀')
 
どんどん凄みを増す「北アルプス」…
 
天狗の庭の点在する池塘が光って、奥には「妙高山」や北信エリアの名峰達も見えてくる…
 
「火打山」の肩的な部分にあたる「ライチョウ平」に到着!
 
そして山頂をロックオン!!('◇')ゞ
 
右後ろには日本海も見えてきたぞ~!(;'∀')
 
とにかく圧巻の眺望の中を登って行く…

文字通り絶景登山だ!

 

2500m近いので、いつもより息が切れる中、階段をぐんぐん登って山頂へ…

 
標高2461.7m、「火打山」に無事に登頂!
 
北アルプスを除けば、新潟県で一番高い山…
その頂からの景色はどこまでも広がるぞ~!(*´▽`)ノ
 
周囲の山々はこんな感じかな~
 
 
火打山と共に「頸城山塊」を形成する「新潟焼山」は、なんとも威圧感が漂う円錐型の山!
左奥にはひょっこりと日本百名山「雨飾山」の美しい岩稜がのぞいている。^^
 
2021年の雪景色も良かったけど、まだ周囲に様々な色のある秋の季節も素晴らしい景色だった。
 

 

 

北側には日本海が見える景色…

海も山も楽しめるなんて、ほんと凄いね「火打山」!( ̄▽ ̄)

 

うっすら富士山も確認できましたよ!

 
そんな眺めの中でカップ麺タイム!( ̄▽ ̄)
最高に美味いぜい!
 
いつもより長めに山頂からの景色を楽しんで、名残惜しいけど下山を開始した。
帰りの道のりも、しばらくは絶景が続く…

全然ペースが上がりません(笑)

 

そして紅葉の美しい湿原エリアへ戻る。

 
ああ、心が穏やかになる景色…(*´Д`)
 
秋の季節にも登ってみて、本当に良かったです!( ̄▽ ̄)
 
ちなみに妙高山は、裏側のこちらより、表から見た方が良いと思います。(笑)
 
高谷池ヒュッテに寄って少し休憩をとってから、樹林帯へと戻る。
 
時刻は昼を過ぎて、天候は午前中よりも良くなってきた(笑)
青空バックだと、火打山の美しさも更に際立った~
左側に見える「新潟焼山」。
実は火山活動の関係で長い間通行止めだった「火打山」から向かうルートが、2022年の7月に開通して、現在は縦走可能となっているらしい!
今年登るのは時期的に難しいけど、来年は縦走を楽しんでみたいな~(*´▽`*)
 
来た時よりも美しい景色の中、どんどん標高を下げていく…
 
火打山への登山道は樹林帯も本当に美しい。
しかしその距離はかなり長く、気持ちが徐々に昂る登りより、下りの方が長い登山道でエネルギーを消耗した気がする…(笑)
 
そんな疲れは、帰り道の温泉で癒しましょう!(*'▽')
「笹ヶ峰」から「妙高高原」方面へ戻る道の途中にある「杉野沢温泉・苗名の湯」!
ほのかに硫黄の香る温泉は、体の芯からぽかぽか温まり、とても疲れが癒える良い湯だった。(*´▽`*)
 
今回二度目となる「火打山」!
確かに距離は長めで、日帰りは健脚が条件となる山。
だけど見どころの多い素晴らしい山なので、山好きには是非とも訪れてほしい山だと改めて思いました~!^^