ハードディスクフォーマットの始末記(後編) | 田舎の鍵師(キーセンターくわな)・Wikipedia(不可思議探偵団の鍵師欄に)

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不可思議探偵団開かずの金庫
2010年開始・4回連続出演 以後現在に至る金庫シリーズの始まり

世界の金庫技師の教育プログラムで授業をしている写真
ALOA本部理事(国際地域代表)として活動(2008-2010)

(財)合気会支部道場(うたづ合気道倶楽部希の会・道場長)

年末にハードディスクをフォーマットした後、呆然とした時間を過ごしていま
した。


翌日若い知人から何とかなるかもしれないのでと教えられてfinaldataの体験版を
利用しておそるおそるスッカラカンになってしまったハードディスクの検査を
始めました。


格闘するハードディスクは149Gの容量にほとんど一杯入っていたので、時間が
かかりますよと言われていた通りファイルの復元(自動検査モード)で実行したら、
開始から4日目を過ぎても画面上は何の変化もなく落胆と焦燥感が募るばかりでした。


昔からマニュアルを読まないでRPGのようにソフトを触って理解してきた経緯があり
今回も同じ要領で始めたのですが、あまりに時間がかかるので勇気をふるって
このプログラムを中断しました。(収集したデータを失うかもしれないので)


案の定、こんなに長い日数をかけたのに見える物は意味の分からないデータのみ。
体験版では埒があかないと、製品をダウンロードして今度はしっかりとマニュアルを
みるとどうも私のしていることの方向が違っていました。


それで今度は高度な復元というメニューから作業を始めることにしました。
それから数時間経過したとき、見たことのあるファイル名の一覧が画面に現れるでは
ありませんか。


ひょっとしてうまくいくかもしれないと言う予感がよぎりました。

メモリーアロケーションエラーなる意味不明なエラーでまた立ち止まり、インターネット
で検索して調べ試行錯誤をしたところ、やっとたくさんのファイルが復活しました。


もちろんこの時は傍目もかまわずひとり大声で万歳をしました。


こうしてゴミの山から宝石を探す苦労を年明けからずっとやってきました。
お陰様で肝心の写真は8割方手元に戻り、画像は半分以上、その他のファイルはまちまち
ですが一切を失ったことを思えば有り難い状況です。


今は復活したファイルの検査をしたり、ファイル名を新しくあてがったりと復旧作業
の真っ最中です。


もっと華やかな年明けの解決を望んでいましたが、現実はこんな物です。



折しも今日は不可思議探偵団の来週の告知がされていました。
ああ、あそこに私が居たんだと思うと不思議な感傷があります。



長文になりましたが、これが事の顛末です。おわり



田舎の鍵師