台湾BLドラマのレビューを投稿している、40代ゲイのkeyです。
日本BLドラマが盛り上がっているこの夏。
「君は夏のなか」も最終回が迫ります。
最後に一波乱ありそうな展開が頭をのぞかせていた、第10話のレビューです。
これよりネタバレエリアです
これまでのストーリー
第9話までのあらすじ
高校2年生のある日、映画を見た帰りに、佐伯千晴(さえきちはる)は戸田渉(とだわたる)渉に対して恋心を告白した。
「俺が好きなのは…今俺の目の前にいる人」
千晴の誕生日。二人で乾杯しますが、渉はつぶれて寝てしまいます。翌朝、千春は留学の説明会に行っているようで、渉は急に不安が募ります。千晴に本当のことを聞くに聞けない渉。自分は千晴を邪魔していないか?自分は何をしたいのか?悩みがつきません。
第10話
秋吉が突然千晴の家にやってきます。
秋吉は「青写真」をまた見てきたと言います。
聖地巡礼に行こうと誘う秋吉。戸田も誘おうと言って千晴の家を後にします。
一方の千晴。「青写真」の聖地巡礼について、渉を誘えないまま。
「白日の海」の聖地巡礼に行ったあの夏、渉を傷つけてしまったことを思い出してしまうのでした。
渉との距離が縮まれば縮まるほど、胸をうずかせる…
あの夏も、千晴は留学・引っ越しが迫っていました。
渉との距離が近づき、渉が他の人と一緒にいるのが耐えられなくなり、
渉に迷惑をかけないようにするためには二度と会えないぐらい離れ離れになるしかない…
なんて考えから転校・留学を決めたのでした。
渉に涙ながらにぶん殴られたあの夏。
気持ちは整理できたと思っていたものの、渉への「好き」の気持ちはより一層高まっており、
留学を考えている今だからこそ、また渉を傷つけてしまうのでは…なんて思っているのでしょう。
渉のバイト先の映画館に、秋吉がやってきます。
秋吉は「青写真」の聖地巡礼に誘います。「夏休みに千晴と行こうと計画している」と。
これが波風立てる展開に…。
渉は、千晴が秋吉と行く計画を立てたと勘違いし、それなら俺は…とすねた表情。
バイト先の新見・斉藤と20歳のお祝いへ。
その頃千晴は自宅で勉強中。
渉に聖地巡礼を誘おうとLINEのメッセージを作るものの、やっぱり送れずじまい。
渉たちの飲み会が進んで、千晴がイケメンだという話に。
なお、渉は安定のぶっつぶれ状態。
そこに千晴から連絡が。新見が代わりに出て、迎えに来てくれるように頼みます。
酔っぱらった渉は、「あー心地いい声…」「千晴に会いてぇなぁ…」なんて思っていると、
目の前には千晴がいました。「これは夢だ」なんてニコニコ
している渉。
ほっぺたを触って、「感触も同じだ」
そんな渉を起こし、千晴は、
「俺以外の人と飲むときは、出来ると控えめにしてくれるとうれしい」
「無防備な姿を他の人に見せたくない」
と優しくたしなめます。
少し落ち着いたころ、千晴はタクシーがいないか、通りを見てくると言ってその場を離れようとしますが、
渉が腕を取って、
「どこ行くんだよ」
「だってお前油断するとどっか行っちゃうから」
渉はそう言って千晴を引き寄せ、キスします
。
その瞬間を、新見先輩が遠くから見ていました。
渉のスマホを返し忘れていて、戻ってきたのでした。
次のバイトのとき、新見・斉藤たちに謝る渉。
新見は全てわかったうえで、何も言わずにまた飲もうよ、と。
渉は関口に慰めて、と呼ばれます。
どうやら好きだった人に告白したものの、あえなく玉砕してしまいました。
「どんだけ好きでもさぁ、言わなきゃさぁ、彼女からしたら、俺の気持ちは、存在しないわけ。」
「それって、寂しくね…?」
渉はそれを聞き、考える表情を見せます。
「言ってよかった」と言う関口を、渉は「ちゃんと言えるのが、すごい」と慰めます。
自分の境遇にあてはめて考えていたのでしょう。
一方の千晴も秋吉が飲み会明けで辛いと。
「酔うと素の自分が出る」と秋吉が言っていたことから、昨日の渉の行動を思い出します。
そこで秋吉が渉を聖地巡礼に誘ったことを告げられ、驚く千晴。
家に帰り、渉に電話します。渉に「外見てみ」と言われて、ベランダから外を見ると、そこに渉がいました。
渉「俺、夏休みに「青写真」の聖地巡礼に、千晴と行きたい」
千晴「俺も同じこと言おうと思ってた」
ようやく二人とも自分の思いを明言できました。
渉にとっては、もしかして千晴がいなくなってしまうのではないかという不安から、がんじがらめになっていたのを、自分の意思で一歩前進できました。
一方の千晴。「白日の海」の聖地巡礼の後悔から、渉への思いを閉じかけていたところを、同じく自分の意思で前に進もうと決意できました。
渉「あの夏の続きをやり直すために、俺たちはまた、聖地巡礼に行く。」
「あの時と同じ夏のなかでなら、全てを伝えられる気がしたんだ」
感想を少々
渉と千晴のCPにはいつもハラハラさせられるんですよね。
結局お互いに一番言いたいことを言いたい相手には言わないんです。
それが積もりに積もって爆発したのが、第6話のシーンでした。
渉にぶん殴られたことで反省したと思っていた千晴ですが、結局今回も渉に言わないまま留学を決めようとしています。
何で学ばないんだ?
そんなに渉と離れ離れになるのが辛いのか?
渉は「離れ離れになったら別れる人」じゃないのは、もう分かっているはずなのに。
しかし渉にも問題があります。
もう少し、自分の言葉で思いを伝えるべきなんです。
今回、関口から「どんだけの思いを持っていたとしても、言わないと相手にとってはないのと一緒」と諭されます。
ここでようやく自分が控えめだったせいで、千晴を困惑させていたことに気がつくんです。
ああ、よかった。
あと2話、心から楽しめそう…と思っていたんですよ![]()
予告見ると、まだまだ不穏な空気が残っていましたね。
分かり合えたまま留学にGo!というオチが待っていそうで怖いですね。
「俺たちの夏は、まだ終わらない」
「君との思い出は、まだあの夏のなか」
「君が帰ってきたら、いつでもあの夏の続きをやろう」
とかなんとか言っちゃったりして。
頼むから幸せな結末を迎えてください。








