台湾BLドラマにハマり、早くも30作品のレビューを投稿した40代ゲイのkeyです。
先日投稿した、栄えある30作品目が「Fight for You」でした。
ところで、今作は登場人物が多く、関係性もストーリーが進むにしたがって複雑になります。
そこで、今回はそれぞれの人物の特徴と、他の人物との関わりをわかる範囲でまとめてみたいと思います。
メインCPのおさらい
バイ・ジョウチー(白舟齊)/シアオバイ(小白)
ヘイ・ユーボー(黒宇柏)/ダーヘイ(大黒)
バイ・ジョウチー(ストーリーの大半はシアオバイと呼ばれる)は、バイ家に生まれ、正義を司る情報局で働いています。
彼が任務として追っているのが、ヘイ・ユーボー(同じくダーヘイと呼ばれます)。
彼は、妹の手術代を払うため、悪い噂が流れる「何でも便利店」で働いています。
任務を効果的に進めるため、シアオバイはダーヘイと一緒に暮らすことになりました。
なお、暮らしていくうちに、ダーヘイはとても酒に弱いことが明らかになります。
ダーヘイの家族
ヘイ・シーリン(黒時林) ヘイ・ジアリー(黒家麗)
ダーヘイの祖母がヘイ・シーリンです。ルーウェイ(滷味)という屋台を営み、孫二人を育てています。
インスタの記載によると、
「彼女は食べ物が心を癒すと信じていました」
「息子とその妻が相次いで亡くなった後、シーリンは女手一つで孫を育てました」
「ルーウェイは緊迫した交渉・情熱的な愛・そして言葉にできない別れを目の当たりにしてきました」
一方、ダーヘイの妹がヘイ・ジアリーです。心臓病で入院していますが、それはシーリンには秘密にしています。
「両親の死と心臓病が重なり、彼女は早熟な性格を育んだ」
「彼女は誰にも自分のために命を危険にさらしてほしくなかった」
シアオバイの家族と情報局員
バイ・ガンジョン(白剛正) バイ・ジョウグオ(白舟國)
シアオバイの祖父がバイ・ガンジョン(画像右)です。
情報局の中にある訓練部の顧問を務めています。
シアオバイには、「正義の我々側と、敵対する相手側の2種類の人間がいる」「バイ家の名は汚すな」と教え続けてきました。
一方シアオバイの兄がバイ・ジョウグオ(画像中央)です。
「情報局の最も有望な若手社員」
「一見無害で笑顔の絶えない彼は、実はかなりの狡猾さを持つ」
「憧れの人物はブー・シン先輩」
「絶対に逆らえないのは権威主義的で頑固な祖父」
バイ家の孫二人にとって、祖父ガンジョンは絶対に逆らえない存在というのが改めて分かります。
しかし、第3話で、シアオバイがガンジョンに対して精神的な壁を感じていたことも明らかになりました。
ブー・シン(簿行)/ノー・サー(No, sir)
情報局訓練部の部長
「チームの新人管理を担当」
「ノー・サーと呼ばれることを好む」
「彼は、他人を信頼した結果、最も親しい仲間に裏切られるという、自分と同じようなバカげた過ちを、誰にも犯してほしくない」
何でも便利店
ドゥー・コーイー(都嵜顗) シー・ディーフェン(史帝分)
「何でも便利店」は金さえ払えば、どんな問題でも解決してくれる…という噂があります。
ドゥーの弟分がシー・ディーフェン。
「きわめて頑固で、決して負けを認めない」
「彼が心から信頼しているのは、彼を救ってくれたドゥー兄だけ」
「ドゥー兄に手を出すものには、命を差し出す覚悟」
このあたりが物語前半部で分かる関係性です。
ストーリーを見進めていくと、それぞれの関係性がもっと絡み合っていることが分かります。
これよりネタバレエリアです
シーリン&ジアリーがシアオバイを受け入れる
第2話。
最初はダーヘイを助けるために、「ダーヘイの彼女、シアオバイです」とウソをついたシアオバイ。
シーリンを帰すために、仕方なくそのウソに乗っかるダーヘイ。
ところが、シーリンはとても進歩的な考え方を持っていました。弱みを見せられるいい人に出会った、と彼氏だというシアオバイをすぐに受け入れます。
第5~6話。
ジアリーの病院から連絡があり、病院で一晩過ごすシアオバイとダーヘイ。
翌朝、初めてシアオバイはジアリーに会います。兄に用事を頼み、病室から出ていってもらった後、ジアリーはダーヘイのことをとても心配していると伝えます。
「兄は簡単に人を信じない。あなたは特別な存在ってこと。
頼み事があるの。悪いことをさせないで。私の治療のため、きっと兄はドゥー・コーイーを頼る。止められなければ、死ぬほうがマシ」
このあたりで、シアオバイは自分がどれだけダーヘイに信用されているか、他者の視点から再認識します。
それと同時に、何とか早くドゥーとの関係を断ち切らせたいと考えるようになりました。
最終的にサブCPが誕生
物語が進むにつれて、どうやらノー・サーとドゥー・コーイーが顔見知りらしいということが分かります。
第4話で、二人がルーウェイですれ違うシーンがありました。
それは第7話でも。ジョウグオがノー・サーと会った時に、シアオバイのことをかばいます。
「経験者なら理解してやれ。お前とドゥー・コーイーが兄弟同然だったのと同じ。徹底的に相手を知る必要性は、経験者しかわからない。」
この辺で、ドゥーとノー・サーは恐らく任務の都合で、メインCPと同じように兄弟同然に接近したことが分かりました。
同時に、このシーンでは、ジョウグオが意味ありげにノー・サーのネクタイを締めてあげていました。
第9話。
ルーウェイで、ドゥーとノー・サーが背中合わせで食事をしているうちに口論になりかけます。
間に割って入ったのはシーリン。二人の関係を知っている様子です。
「最悪なのはどっちつかずの感情よ。未練がましい」
第10話で、ジョウグオとノー・サーがバーで会います。
私情を挟み過ぎているから、ドゥーの担当を外れろと言うジョウグオ。彼もノー・サーとドゥーの関係を知っているようです。
第11話で、ガンジョンがメインCPの付き合いを認めた後、二人の仲睦まじい様子を見ながら、ジョウグオがノー・サーに問いかけます。
「ドゥー・コーイーが罰せられた時、あんなふうに世話したのか?」
その話はシアオバイとダーヘイにも聞こえました。それに対して、ノー・サーは
「もしも私が、お前(シアオバイ)と同じようにキャリアを顧みず彼を信じていたら、こちらに引き留められたかも。
結局、周りに流されて私も突き放した。裏切ったと言ってもいい。」
ドゥーとノー・サーも調査対象の関係にあったのでしょう。シアオバイと同様に、ノー・サーも調査対象者(ドゥー)を好きになったのかもしれません。もしかしたら、ドゥーも…![]()
しかし、結局ノー・サーは情報局員としてのキャリアを取り、ドゥーと決別することを選択しました。でもきっと未練があったのでしょうね。
そんなノー・サーを慰めるジョウグオですが、シアオバイ曰く、
「兄さん、ノー・サーと話す時、なんだか気取ってるね」
ここに来て、あれ???って。
最終話。
ノー・サーがルーウェイにドゥーを呼び出します。
「ドゥー・コーイーの意味は『イエス』で、ブー・シンは『ノー』いつもセットだった。」
「ヘイ・ユーボーとシアオバイに教えられた。以前の俺たちを思い出したんだ。
お前をもっと信じてたら、今とは違う関係になってたかな?」
それを聞いたドゥーも、しんみりと答えます。
「俺も最近考える。あの時、別の選択をしてたら、一緒に歩めたかもと。
考えたところで過ぎたことだ。」
二人の仲では、過去の出来事はもう清算済みのことなのでしょう。未練がないわけではないけれども、もうそこには戻れないということを二人とも認識しているようです。寂しいですね…。
この後、ノー・サーはドゥーの案件から手を引くことを伝え、ドゥーは休暇を取り、店をたたむと答えます。
そこにジョウグオがやってきますが、ドゥーが自ら席を譲り、二人から離れます。
この後、ノー・サーとジョウグオの仲が急速に進展し、二人は付き合うことになりました。
めでたし、めでたし…
とは正直思えなかったんですよね…。
ノー・サーとドゥー・コーイーは旧知の仲で、昔は親密な関係に至ったのでしょう?何とか二人が結ばれる道はなかったのでしょうかね…。ちょっと寂しい気がしました。
ジョウグオもノー・サーも「正義」グループですから、その二人がくっつくのは自然かもしれませんが、シアオバイとダーヘイの(グループ分けしたら)「正義と悪」のセットですらCP成立なのですから…。何とかならなかったかなぁ…。最初のころからドゥーに慣れ親しんでいたので、彼が海外に去っていくのがとても寂しい気がしてしまいました。
ガンジョンを説得するために
第10話以降は、シアオバイとダーヘイの交際をガンジョンに認めてもらう「最終ミッション」が発動します。
下跪(膝立ちになって謝罪を示すポーズ)までして必死に説得するシアオバイですが、ガンジョンは聞く気がありません。
その過程で、シアオバイはひどい折檻を受けます。
というのも、ガンジョンは自分の孫がダーヘイのせいでケガさせられたことに怒っていました。
そのダーヘイは自分たちが狙っている敵対勢力…つまり悪。
悪に自分の孫がだまされたと感じているのも、ダーヘイを認めない理由でした。
第11話で、二人の交際の許しをもらうため、バイ家に一人乗り込むダーヘイ。
当然、ガンジョンは聞く耳を持ちません。
そこで「決意をお見せします」と言って下跪するダーヘイ。
それでもガンジョンは許してくれません。
そのため、シアオバイはシーリンに助けを求めます。
お玉をもってバイ家に乗り込み、ダーヘイを叩き説教するシーリン。
そこにガンジョンが現れ、事態は一変します。
シーリンは「黒バラ」と呼ばれる存在でした。
これまで敵味方なく大勢お世話になった人で、ガンジョンも頭が上がらない存在でした。
その孫がダーヘイだと知ります…。
ここに来て、ガンジョンはダーヘイを認めざるを得ませんでした。
つまりはシーリンがすべてのカギを握っていたというストーリーでしたね。
ドゥーですら、シーリンにお世話になっていた、と。正義にも悪にも通じていたシーリン。
彼女のおかげで、ダーヘイはシアオバイと結ばれたと言っても過言ではありません。
(だったら、シーリンの力で、ドゥーとノー・サーも近づけてあげてほしかった)
ともかく、最初はしっくりこなかった二人が、お互いの素を見るにつけ、どんどん惹かれあう姿が胸アツでした。
面白かったですね。


















