台湾BLドラマにハマり、是非見てもらいたい作品のレビューを投稿している、40代ゲイのkeyです。
ここ最近見ていた、「The Boy Next World~並行世界の恋人~」。
FODでは特典映像として追加2話が公開されています。
今日はそちらについてご紹介したいと思います。
台湾BLドラマでもよくある「アナザーストーリー」ってやつですね。
2人の恋路の続きだったり、「エピソード0」的な前日譚だったり、いろいろなタイプがあります。
今回のは、「並行世界」。別の世界の二人の様子を覗き見る…といった感じでストーリーが展開されています。
ただし本編の内容にも一部触れてしまいますので、本編をまだ見ていない方は閲覧注意でお願いします。
また、これは配信限定なようですので、レビューもサクッとした形にしようと思います。
これよりネタバレエリアです
あらすじ
FODの解説をそのまま引用します。
これは、また別の並行世界の物語…。
高校時代から沙羅に片思いをしている楓は、毎日陰から沙羅の様子を見守っていた。
これまで一度も話したことのない二人だが、関係を後押ししようと、大河と仁が協力することに。
沙羅も参加する学生会のキャンプに、絶好のチャンスとばかりに楓を誘うが…?
この作品では、本編のように【沙羅→楓】ではなく、【楓→沙羅】です。
だから本編より、楓がデレデレしています![]()
楓は沙羅が好きすぎて、高校・大学とずっと見守ってきています。
現実世界とは逆に、沙羅が風邪をひいたときに楓が氷嚢や差し入れをドアノブにかけていましたが、沙羅は楓が陰からその様子を見ているのに気づきました。
楓は沙羅との接点を増やすため、仁に頼んで学生会に入ってもらいました。
仁と話していると、大河が近づいてきて、
「学生会の恒例行事、キャンプが週末にある。沙羅が参加するから楓も来るだろ?」
と誘われます。
この並行世界では、仁と大河は既に付き合っている設定でした。
その関係もあり、楓が沙羅を好きなのは二人にとって周知の事項。
この2人をくっつけるため、仁と大河はいろいろな計画を練っていました。
移動中の車内では隣同士になるように座らせたり、そのペアで現地でゲームに参加させたり。
そんな中、楓は沙羅を直視できませんし、沙羅は楓のことを面倒くさい、お荷物だと感じていました。
宝箱を探して森の中を歩き回っていると、お化けが出てきそうな雰囲気に…。怖がる楓。
そこに沙羅が来てくれますが、楓は足をくじいてしまう。「やっぱりお荷物」と言われますが、沙羅は彼をおぶってくれます。
この「おぶってくれる」というのが大河にとっては衝撃でした。あの沙羅が誰かに優しくするなんて…。
楓と沙羅は二人で座って話します。何もしてあげられていないのが申し訳ない…としょんぼりする楓に、沙羅は
「してくれたよ。いろいろ届けてくれた。ありがとな」
言葉にならない楓。
周りにはやし立てられ、沙羅は一曲歌うことになります。
楓に何が聞きたいか聞くと、「楓の好きな曲」と言われ、ギターを持ち出し、楓を見ながら沙羅は歌います。
「♪明日も愛しい楓」
これは本編でも沙羅が楓に歌ってあげた劇中歌です。あの時は糸電話越しでしたね。
夜眠れない楓。テントの外で、大河と仁のキスシーンを見て、混乱する楓に、沙羅が質問します。
「俺が好きか?」
楓は目を潤ませながら、
「はい。沙羅先輩が好きです。
大好き。
何年も前から好きです。」
そうして沙羅は楓に優しくキスをします。
という夢…。
目が覚めて、沙羅に話しかけられ、「楓は並行世界の自分の夢を見た」と伝えます。
夢オチかよ…![]()
正直、このアナザーストーリーは賛否を呼びそうだと思いました。二人の甘い関係性の続きを見たくてFODに加入した人がいたとしたら、もしかすると拍子抜けかもしれません。
公式インスタのコメント欄を見ていると、これ本場タイ版にあったストーリーラインのようですね。ゲームを介して二人が仲良くなるっていうのはとてもいいと思うんですけどね。
ただ、もう少しだけ話は続きます。製作者側も、ここからの部分が一番伝えたかったのかな?と思いました。
目覚めた二人の会話
沙羅は並行世界の沙羅に楓が何か悪いことをされていないか、心配&嫉妬をします。
結局、ベッドで仲直りをする二人でした![]()
二人でキャンプ場にたたずみ、最初に沙羅が病院から抜け出て楓に会った日(本編第1話)のことを思い出します。
普通なら「並行世界から来た」と言われても信じないが、信じてよかったと言う楓。
「どの世界の楓にも、同じように信じてほしい」
「どの世界でも、楓は俺にとっての光らしいよ。どの楓も沙羅を見捨てない。そう思う。」
「沙羅先輩は幸せ?」
「見て分からない?」
「沙羅先輩の口から聞かせて」
「幸せ。俺はさいっこうに幸せ。ただ楓が隣にいてくれるだけで十分」
「じゃあ楓はずっと沙羅先輩から離れない」「並行世界、楓は信じる?」
「信じないと言ったら?」
「そしたらこういうよ。楓を愛してる」
「じゃあ、楓も答える。沙羅先輩を愛してる」
さて、このあたりは何が言いたかったのでしょうか。
私なりの考察を。
①楓が「並行世界」を信じる場合…
並行世界のおかげで、本来は出会わないはずだった沙羅と仲良くなれました。
また、沙羅は母親に精神的にとらわれていましたが、どの並行世界でも楓が沙羅を救うとされています。
つまり楓にとっては、並行世界があるおかげで沙羅が救われ、沙羅と一生付き合うことができるのです。
②楓が「並行世界」を信じない場合…
「並行世界」がないのだから、目の前にいる沙羅のみが本物。その本物は楓を愛していると言ってくれました。
本来なら出会わないはずだった沙羅は、自分の意思で楓に近づいてきてくれました。
その愛情に感謝し、今後も離れずに一緒にいることを誓っています。
つまり、「並行世界」があろうとなかろうと、沙羅は楓に感謝しているし愛している。
また、その愛情を感じ、楓は沙羅と絶対に離れないと誓っている。
どうでしょう、この「並行世界?どっちでもいいじゃん
二人が幸せなんだから」と言わんばかりのセリフたちは![]()
勝手な妄想ですが、日本版もタイ版もぼやぁーっとごまかした部分を突っ込もうとする人がいたら、「あとは想像にお任せします」って言いたいがためにこのセリフを入れたんじゃないかなぁと思っています。
というわけで、「The Boy Next World」の世界はこれにて終了。
イケメンのラブラブに浸れる濃密な時間でした。
彼らがメインCPを演じるのは2作品目だそうですね。これ、3作品目も出てくるかもしれません。
うっすら期待して待とうと思います。




