「未成年」久々の視聴が終わりました | key-blのブログ

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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

日頃は台湾BLドラマのレビューを投稿している、40代ゲイのkeyです。

ある程度ひと段落したので、以前見た作品を再度見てみようと思い、

今回は「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」を見直しました。

2025年に見た日本BL作品の中で、ダントツにハマったのがこの作品でした。

日頃の台湾BLドラマでは、「ストーリー」「泣ける」「演者さんがイケメン」「セクシーシーン」などの項目で評価をしているのですが、この作品は「セクシーシーン」こそ控えめなものの、それ以外の評価項目は格別!特に「泣ける」はもうすごいえーん初回視聴の時は水無瀬と一緒にボロボロ泣きました。

 

それは今回も同じ。後半に行くにしたがって、涙があとからあとから出てくるアセアセ むくんでないかな?ってぐらい泣きました。

さて、レビューは以前にも投稿しています。また、放送から判読できる部分で「手紙」を再生した投稿もしました。もしよければ参考にしてください。(DVDには手紙がついてくるって聞いたことがあります。蛭川のぶきっちょな字を見ながらドラマを見たら、また泣けそうですね…)

 

今日はこれまでの投稿に書いていないけども、今回の視聴で気になったシーンについて、あれこれ自由に書いてみようと思います。ストーリー全般にまたがった話になりますので、まだ視聴したことがない人は閲覧注意でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になったところ①水無瀬は何と言いたかったのか?

第8話で、蛭川は水無瀬に別れを告げます。母親の家の近くの高校に転校すると言います。その時、水無瀬は何か言いたげだったのです。

蛭川

「ごめんね。もう俺大丈夫だから。だからもう元のお前に戻っていいよ。」

「いい大学に入って、いい企業に就職してさ。それが水無瀬仁の夢でしょ?」

「俺もちゃんとした大人になりたい。そのために、一回全部捨ててみる。だからもう…もう連絡しない

「水無瀬…ありがとな。俺と友達になってくれて。」

ここに続くシーンで、「蛭川!俺…俺…」と呼びかけるのですが、花火の音にさえぎられてしまいます。結局「元気でね…」と言い、二人は別れてしまいます。

 

水無瀬は何が言いたかったのかなぁ…って。

「好きだった」なのか、

「蛭川と一緒にいるのが夢だ」なのか、

「俺もちゃんとした大人になりたい」なのか。

 

水無瀬は成績が下がり母親からお小言を言われるシーンもあります。大きな反発はしないんですが。

また第7話には蛭川の父親の死もあります。その際、蛭川は水無瀬に「帰って少しでも寝て、学校行って、テストを受ける」ように頼みます。自分の好きな人の一大事なのに、水無瀬は蛭川から離れ、家に戻ってしまうんです。寄せては返す人生の荒波にたとえ、「海の前に、人は無力だ」とつづっています。

この「人」とは、水無瀬自身ですよね。私は、第8話までは、未成年である水無瀬が、好きな人を守ってあげられない無力な存在だと言うことを認識するパートだと思っています。自分自身を押し殺し、成績を追い求め、そのさなかに手に入れられそうだった好きな人の存在を、自分で手放してしまう…。

 

それを踏まえれば、この「俺…俺…」って、どうしようもなく自分が無力だということを嘆き悲しんでいる最たるパートにも思えてしまいました。

 

 

気になったところ②蛭川はなぜ一度通り過ぎたのか?

第9話で、蛭川との再会を果たした水無瀬。

いくつかのすれ違いの後、蛭川が通っている法央大学のキャンパス内で再会します。

その時、お互いがお互いを認識しているのに、蛭川は水無瀬の横をいったん通り過ぎて、振り返るのでした。

その間、水無瀬は瞬きもせず、蛭川を見つめています。明らかに、再会を驚いた表情で。

一方の蛭川。顔は水無瀬を見ていましたが、少し目線をそらして…。そしてもう一度振り返ります。

 

大好きな水無瀬。そのために誰とも付き合わず、水無瀬への思いをめぐらした映画まで撮っているのに、なんでいったん通り過ぎたのでしょうか?水無瀬にふさわしい人になるために、頑張って1浪して大学に合格したぐらいなのに、心の中はどんな感じだったのでしょうね。

 

「え?水無瀬?…いや、そんなわけない。あいつがここにいるわけないし…でも…え?」みたいな感じなのかな?

ちょっとそっけない感じが、水無瀬にとっては「もう自分は忘れられた存在なのかな…」って酒浸りになっちゃう状況を招いたんじゃないかな、と思うだけに、もっとスッと再会を喜んでもよかったのになぁって思っちゃいました。

 

 

気になったところ③アフターストーリー

FODでは、アフターストーリー前後編が見られます。

でも、ちょっとトーンが違う気がする…って思っていたら、実は本編の大部分とアフターストーリーは監督さんが違うんですね。

第3話~4話(宿泊研修でアイスを食べるあたり)とアフターストーリーは牧野将さん、それ以外の本編は柴田啓佑さんです。結構ガッつくあたりは牧野さんが監督だったりします。

 

もちろん脚本との流れもあるんでしょうけれども、涙を流してしまうような印象的なシーンは柴田さんの監督でした。結婚という現実的な壁をどう乗り越えていくか。日本BLドラマでは使えないエンディングですが、二人が結婚にどう向き合うかってストーリーは興味深かったです。現実的な流れだったからこそ、本編後半の盛り上がりとは少し違う感覚を感じてしまったのかもしれません。

 

とはいえ、全体的には号泣えーんなのですよ。

本島純政君、そして上村謙信君の演技によって、彼らの世界観に引き込まれてしまう作品であることは間違いありません。二人の熱演を、もっと見ていたかったなぁ…。

「君はあまりにも簡単に、僕から遠ざかって行った

「僕はいつだって、祈ることしかできなくて」

「無理して1人になろうとするな。

君はもっと幸せになっていい

 

今となっては、全編で流れる、水無瀬の「手紙」が、本島君からのエールにしか思えません。

これだけ多くの人を感動させる作品を作ったのです。あなたたちは、もっと幸せになっていい…と個人的には思います。