未だに鎖国状態にあった日本!
日本側が海外でどのように報道され、
どのように見られているのか日本人
はあまり知らないのです。一方、反対
に日本から発信しているメディアは、
NHK海外向けニュースとアニメくらい
で、英語をろくっすっぽ話せない大使
を派遣している在外公館(外務省)の
役割は微微たるもの...。
つまり、日本はグローバル・国際社会
において、完全に情報のガラパゴス化
状態にあったのであります。なぜ、そう
なってしまったのでしょう?
中国や韓国における日本情報の総量
規制(一定量以上日本関連を放送して
はならない)について日本側は批判的
ですが、実は日本も、世界の報道を
事実上、規制しているに等しい訳です。
衛星放送等で一部切り取ったものしか
海外報道を見れない状態では国民は、
北朝鮮に住んでいるのと、ほぼ変わら
ないわけです。世界の窓がない日本は
事実上、情報の鎖国。情報ガラパゴス
状態だったのです。ネットに至っては、
日本人がアクセスしている日本語情報
は全体の2%以下。日本人は98%の
世界を知らないことになるのです。
視聴率がとれないのであれば、とれる
ように作り変えればいいだけで、仮に
視聴率がとれなくとも、世界の窓は、
総務省と外務省が敢えて開いておく
ことにより、日本人はより国際的な
感覚を手に入れることができるのです。
...いかがですか?
*
世界の日本人をつなぐSNSを提案
したとき、現在、大使に赴任している
キャリア官僚は外務省がコントロール
できないものには関与できないと...
その数年後、アラブの春が到来した
のです。
歌を忘れたカナリヤ
「外交というものは水鳥の足かきに似ている」
デュッセルドルフに住んでいたころ、生前の父
が家にある池で静かに浮いている水鳥を指し
て、そう言っていたのを覚えています。
鴨や白鳥は、何食わぬ顔で池に浮かんでいる
様に見えるが、水中では一生懸命、弛まなく、
足かきをしている。外交とは、そんなものだ。
そんな父の言葉を思い出してしまう外務省の
体たらくぶりは目を覆うばかり...。まさしく、
足かきをやめた水鳥。歌を忘れたカナリヤ状態。
国民の知らない、わからないところで、国民の
ために尽す、それが公僕の本来の姿であり、
納税者から受託した聖職の姿なのであります。
国家は外交、防衛の場面において国民を巻き
込んではならない。国民は最後のラインの後ろ
にいるものなのです。
外交も防衛も暗闘です。しかし、事務方だけで
無理がある、だから日本には族議員や取り巻き
がおり、アメリカにはCIAがいるわけです。


