歌を忘れたカナリヤ | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

歌を忘れたカナリヤ

「外交というものは水鳥の足かきに似ている」

デュッセルドルフに住んでいたころ、生前の父

が家にある池で静かに浮いている水鳥を指し

て、そう言っていたのを覚えています。


鴨や白鳥は、何食わぬ顔で池に浮かんでいる

様に見えるが、水中では一生懸命、弛まなく、

足かきをしている。外交とは、そんなものだ。


そんな父の言葉を思い出してしまう外務省の

体たらくぶりは目を覆うばかり...。まさしく、

足かきをやめた水鳥。歌を忘れたカナリヤ状態。


国民の知らない、わからないところで、国民の

ために尽す、それが公僕の本来の姿であり、

納税者から受託した聖職の姿なのであります。


国家は外交、防衛の場面において国民を巻き

込んではならない。国民は最後のラインの後ろ

にいるものなのです。


外交も防衛も暗闘です。しかし、事務方だけで

無理がある、だから日本には族議員や取り巻き

がおり、アメリカにはCIAがいるわけです。