沖縄の普天間基地問題 | TORINO BOSSのブログ

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 大阪に来てもう28年もなるが、最近テレビのニュースで田舎の沖縄問題が毎日のように流れている。この問題は正直言ってほんとに難しい問題である。いろんな立場の人が居る以上、多くの人がいい形で問題解決が出来るわけがない。実際そこに土地を持っている人は、賃料が国から入るからそのままでいてほしいし、近くに住む人は、うるさいからなくなってほしいし、基地の中で働いている人達は、仕事がなくなるからそのままであってほしいし。実際問題、基地の中で働いている人は沖縄の人で8000人ほどいる。基地は反対やと言う人もいるが、その人たちの雇用はいったいどうするのだろう?みんな自分の立場でしか言えてないから、立場によって言うことも違う。市長や、知事さんもほんとはそうは思ってなくても、立場的にそう言わなければ自分の立場が悪くなるなど、ほんとに難しい問題だ。基地反対の総会がある時でも、かなりの人がそのために本土からわざわざ押し寄せてくる。実際基地反対の人たちは、総会などにはあんまり参加してないのが現状だ。戦後の焼け野原の時に作られた飛行場に、後から住みついてきたのも住民だし、復帰したあとには騒音と言うことで、国が窓をアルミサッシへ 変えてくれたり、窓を閉めると熱いからと言うことで当時では高価なクーラーも付けてくれていたのが現状だ。基地があったからこそ今の沖縄もあるし、今の日本もあることは確かだ。嘉手納と普天間の統合案もあるようだが、、それが一番出来たらいいことだが、エアーフォース(空軍)と、マリン(海兵隊)とでは正直言って一緒になるのは難しい話しでもある。空軍はエリート集団で、海軍はいわゆる上陸部隊となる。あまりにも格差があるのが現状だ。昔、地元のコザのディスコにしょっちゅう踊りに行っていたが、お客の70%兵隊さん、しかし中悪いんだよな~空軍と海軍は。でも正直言って、実際問題地元の多くの人(基地の近くの人)以外はあまり何とも思ってないのが正直なとこだ。なぜなら、基地があるのが当たり前だからと思っている人が多いからだ。基地になれてない人にはわかりずらいと思うが、基地があったからこそいい思いもしているのが沖縄の人達である。そんなことを考えるとほんとに難しい問題だと思いませんか?戦争がなければ軍の基地はいらないが、実際問題今の時代、そんなわけにはいかないでしょう。もし日本にアメリカの基地がなかったら、完璧にどこかの国に占領されていただろう。 昔の沖縄が懐かしい。親父がベトナム戦争に行く兵隊たちを相手にバーをしていた時に、自分はよく兵隊さん達に遊んでもらっていた思い出がある。この問題はいろんな意味で、ほんとに難しい問題だ。