株式投資はで得られる投資収益には、株を売却した際に得られる売却益と、株主に分配される配当があります。

売却益は、企業の業績が良く購入時よりも株価が上昇した場合に市場で売却して発生する収益のことでキャピタルゲインと呼ばれています。配当は企業の収益を出資金に応じて分配されるもので、こちらはインカムゲインと呼ばれています。

また株主には株主優待などの株主だけの特典として商品やサービスの無料・割引サービスが受けられるものがあります。

実質的な投資収益ではありませんが、株主となるとこうしたメリットも享受できるわけです。

株式投資をする限りは、もちろん投資した企業の株価が上昇していくことを期待するわけですし、それにより安定した配当がでることを願って投資します。またこうした企業の成長を確信できているからこそ、株主になったのだとも言えます。反対に業績の推移などから今後期待できそうでも、提供している商品やサービスがそれほど好きでない上に、経営姿勢などをみて何となく共感できない要素があれば、快く投資してみようという気分にはならない方が多いはずです。

もちろん投資ですから、好き嫌いだけで投資対象の善し悪しを判断することはできませんし、どんなに好きな企業でも株の資産価値が目減りしていくような状態であれば、早く手放して、損が大きく膨らまないように対処しなければなりません。投資した会社に惚れ込み過ぎるのは危険です。

それでもなぜ株式投資をするのかと言えば、その会社に興味がある、また事業内容に共感できる、だからこそ本気で会社の成長に期待して投資してみようと決心できるのではないでしょうか。有名な投資家ウォーレン・バフェットは「株は売るために買うのではなく、保有し続けるために買う」との言葉通り、株の長期保有で巨額の資産を築き上げましたが、こうした境地に凡人が到達することは難しいとしても、これぞと見込んだ銘柄を長く保有できてこそ、本当に意義のある株式投資となるのではないでしょうか。