子どもからお年寄りまで運動指導をする、カラダ改善トレーナーのあべです!!
東京都健康長寿医療センター研究所が、全国の高齢者のフレイル割合を調査し発表しております。
その調査の結果によると、全国の高齢者全体のフレイルの割合は8.7%とのことです。
健常は50.5%で、プレスレイルは40.8%とのこと。
高齢者の約半数が、「フレイル」か「プレフレイル」ということですね。
https://www.tmghig.jp/research/release/cms_upload/20200903.pdf
そもそもフレイルとはなんでしょう?
フレイルとは?
フレイルとは、もともと「か弱さ」や「こわれやすさ」を意味する言葉です。こわれやすいものは大切に扱う必要があり、通常の対応とは区別しなければなりません。フレイル高齢者とは「こわれやすい高齢者」、すなわち健康寿命を失いやすい高齢者であり、健康を保つための配慮が今まで以上に必要な人々です。適切な評価や手入れをすることで、健康寿命を延ばすことが十分に期待できるため、フレイルを早く見出し対応することが大切です。
(*健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されることなく過ごせる期間)
※国立長寿医療研究センターホームページより
とあります。
つまり、現状のままではこの先、要介護状態に陥ってしまう高齢者のことです。
フレイルには、プレフレイルという前段階があり、ここで如何に治療や予防をするかが重要になります。
高齢者自身が気付くことも大切ですが、周囲の人が早期に介入することで予防ができ、健康寿命を伸ばし、高齢者自身にとってもより良い人生を過ごすことができると思います。
しかし、今年はコロナ禍により、外出機会の低下や、支援サービスなども十分に行うことができず、より一層の注意が必要です。
私も毎年数回、高齢者の運動指導で公民館や集会所に行く機会が何度かあるのですが、今年は1回行っただけです。
高齢者は、コロナによる重篤化が懸念されますので、集団での教室開催の自粛は仕方ありませんね。
しかしながら、何もしないでジッとするのが一番怖いですよ!!
過去に私は、当時でも他の地域に比べて過疎化の進んだ地域の中核病院に勤務しておりました。
運動指導者として、病院ではリハビリ室での運動指導や理学療法の補助、またデイケアでの集団での運動指導など、比較的高齢者に関わることが多かったです。
そこで感じた、高齢者(特に70才以上)の健康度や体力についての印象ですが、個人差がとても大きいということです。
同じ80才でも、寝たきりの人もいれば、走り回っている人もいます。
もちろん、不慮の事故や病気などによる、仕方のない場合もありますが。
しかしながら、カラダの状態が一時的に悪くなっても、早期に復帰する方や、それが原因で介護生活になってしまう方など。
一つの理由として、持って生まれたカラダの強さもあると思います。
それと、過去の日常の過ごし方も大きく影響されると思います。
80才の方であれば、70代の過ごし方、60代の過ごし方、50代の過ごし方が、その時に大きく影響すると思うのです。
特に、筋力や柔軟性、姿勢などは日々の生活が大きく影響します。
なので、なるべく早めにフレイルの状態や要介護状態になる前に、予防活動(特に運動)をする必要があります。
今回の調査で、半数がフレイルかプレフレイルということですので、1年で一気に要介護状態になってしまう可能性もありますね。
そこで考えたのですが・・・
フレイル予防の高齢者向けの「オンライン・パーソナルトレーニング」など、良いのではないかなと思ったりするのですが・・・
70代・80代でZOOMなどを使いこなすのは、ちょっと難しいかもしれませんので、そのお子さんやお孫さんのサポートで、オンラインで運動指導を受けるというのは可能ですね♪
ちょっと調べてみると、動画などを活用したオンライン・フレイル予防はありますが、パーソナル指導はあまりなさそうです。
ということで、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください♪
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病院やデイケア、介護予防教室など10年以上の指導経験のあるトレーナーが、しっかりとサポートします。