学生時代、尊敬する先輩が「ピアニストが弾き終わったときにスタンディングオベーションされるようなそんな研究がしたい。」と言うのを聞いて、まったく理解できなかった私。
研究でスタンディングオベーションってないだろうと思ったものよ。
恥ずかしいのぉ。

三男がピアノを習い始めて、昔大好きだったピアノにまた関心を持つように。
このところショパン(だけじゃないけど)を聞きながら仕事するのがお気に入り。

先日のピアノの発表会で何人かがショパンを弾いていたんだけど、すごくすばらしい曲だと思いつつ、演奏が残念ながらやっぱり違うなー、当たり前だよなーと思ったのですよね。(ごめんなさい)
楽譜どおりに正しく弾くことをどうしても重視しちゃう。
そりゃ最低限そこが必要だってのはわかるんだけど、聞いてる人は「楽譜どおり弾けてるかどうか」なんて確認しないですよね。
心に響くかどうか。
間違えないようにしようとすればするほど、心に響かなくなるもんなんだなと気づきました。
でもきっと、お母さんたちは「間違えないように弾きなさい」と注意してるんだよ。
ピアノの先生はそういう指導はしないのよね。さすがだわ。
結果、うちの三男は間違えても全然気にしなさすぎなんだけど・・・。

で、ピアニストのショパンを聞きながら、私もこんな仕事をしたいなぁと思ったんですよ。
先輩、わかりましたよ、はい。もしかしたら先輩が言ってた意味とは違うかもしれないな。
いろんなもののスキルが高いというのは大切なことではあるのだけれど、スキルで人をうならすことはできない。
心に響くってスキルとは別次元の世界なんだって。
仕事でそういうものを実現したいなぁと思いました。

スキルを高めるのは大切なことではあるけれども、スキルをいくつ極めても越えられない山がある。
それがもしかしてピアノで言うところの「心に響く演奏」ってものなのかもしれないですね。