先日、お世話になってるお客様の昇進祝いに行きました。
古巣に呼んでもらって。

昇進祝いなんだけど同窓会みたい。
すごいパワーでした。
楽しかった。

私はなんであの居心地のいい場所から飛び出して、ちっともいいことのない世界に来たんだろう?といつも以上に思いました。
友人にも、せっかく自分で会社まで作ったのに、どうして組織に戻ったんだと聞かれました。

育児のためなんですよね。キッパリ言える。
子供達には、何より私の安定した心が大切。
彼らにとって私は戻る場所だから。
不安定じゃ彼らもチャレンジできない。
なので今は私は安定を選びました。
仕事が楽とか、勤務時間が短いとか、実はそういうのが大事なんじゃなくて、子供がいることを普通に受け入れてもらって、それを理由に弱い立場に追い込まれないってことが一番大切だったんです。

これを説明するとみんな納得して誰も何も言わなくなる。
言えなくなる。
私も自分に何も言えなくなる。
だから毎日がつまらなくても仕方ないと思ってる。
少なくとも安定だけは得られたから。


昨日息子達の私がいないときの行動について正しているときに、
「きみらが何をしようとママは仕事辞めないよ。
今の暮らしはママが働いていなければ成り立たないもの。
ママが仕事を辞めればいろいろ変わる。
今がいいと思うなら、ママが働くことに協力しなさい。
ママがいないときにきちんと行動することはそれにあたるよ。」
と宣告。
息子達も納得しました。
行動に反映されるかはともかく(笑)

息子達は私が働くことに慣れているので。
あきらめているというより、それが自然で。
ママといえば、忙しく仕事してる人と思ってる。

寝る前にはたいてい帰ってくる。
休日には好きなご飯を作ってくれる。
困ったときにまじめに対応してくれる。
たぶん彼らにとって私はそんな感じ。

なので、私もこれらを安定して提供できる職場を選択したのです。
母親だからあれもやらなきゃこれもやらなきゃなんてちっとも思わない。
上のことに加えて、息子達の人生の先のことを考えて軽くガイドしてあげることができれば、それで十分。
あとは私が仕事してれば、社会と共存したり戦ったりするにはどうするかは何となくわかるようになるだろう。
私の経験知は、そっくりそのままじゃなくても少しは彼らにあげられるだろう。


と考えると、私の選択はたぶんよかったんじゃないかな。
まだ半年だからわからないけどね。