著者: 塩野 七生
タイトル: ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫

ローマ人の物語に最近はまっています。
文庫の3巻目を読んでいます。まだまだ続きます。

高校時代、世界史が大嫌いで、そのせいで理系に行ったほどの私です(笑)
歴史系の本もほとんど読まず、ときどき思いつきや、流行で目を通す程度でした。
でも今回初めて、「実は歴史って面白いんだ」と思いながら読んでます。

カタカナが苦手で、カタカナの名前ばかり出てくるのには閉口しますが、中身はすごくいい。
2000年以上前の話しなのに、今の私たちが考えることとあんまり変わらないどころか、むしろすばらしかったりする登場人物に心を奪われます。

どんなにすばらしい政治も長く続くと変化していくこと。
人にはいろいろな思惑があり、結局個々人の思惑が歴史を作っていくこと。


ローマ人が長く繁栄することになったのは、オープンな仕組みのおかげだったということも初めて知りました。
というか、歴史に関してほぼ全く知識も関心もなかった私なので、すべて新鮮です。

このシリーズを読み始めたのは、いろいろ理由があるんですけれど、現代のビジネス書を読み漁り、飽きてきたというのもその1つ(笑)
昔の人から学ぶことなんてないわよ!と思っていたんですけれど、これだけ現代の書物を読み漁った段階で見ると、学ぶことたくさん。

それから自分が「起業しよう」とか思ってることもちっぽけなことに思えてきました(笑)
歴史は何世代にもわたって作り上げていくもの。
英雄がいても、その人の20年30年で歴史が決まるってわけじゃないんです。

何で自分は起業をしたいのか、子供をきちんと育てたいのか、ということに関しても、「ローマ人の物語」を読んでいくにつれて、深く考えることが多くなってきました。

通勤中だけですが、しばらく読み進めようと思ってます。