先週末はツール・ド府中で走ったり、近くの坂道めぐりをしましたが、その時に、先日購入した、SHOKZの骨伝導イヤホンOPEN RUNを付けて走ってみました。

 

 

音声ナビやラジオなど聞きながら走ってみましたので、それについて書いてみようと思います。

 

OPEN RUNの装着感について

はっきり言って、付けていることを忘れるくらい快適です。
走行中にズレたり外れそうになったり、ということも全くなかったです。

今回使った音源

音源に使ったスマホアプリは、

komootのナビゲーション音声
radikoのラジオ音声(音楽&ナレーション)


です。

両方のアプリで同時に鳴らすことが可能です。それどころかナビゲーション音声が鳴るときはラジオのボリュームが自動的に少し下がったりして、カーナビさながらの連携プレイを見せてくれましたニコニコ
 

ちょっと残念だったこと

まずは普通に聞こえるくらいの音量で実際に音を鳴らしながら走ってみたのですが、それだと風切り音などがうるさくて、ナビ音声がほとんど聞き取れませんでした。

ラジオのように聞き流すようなコンテンツであればそれでもいいのですが、ナビ音声のように内容までしっかり聞きたいコンテンツだと相当ボリューム上げないとダメでした。

ボリューム上げてしまうと、今度は逆にラジオの音が大きくて運転に集中できなくなってしまいそうな感じです。

せっかく、ナビ音声が鳴るときはラジオ音声のボリュームが自動で下がる機能がありながら、ちょっと両方同時に鳴らすのは難しいかな、といった感じです。ちょっと残念。

komootは大きめ、radikoは控えめ、といった具合にアプリごとにボリューム調整できるといいのですが、できないですよねぇ…?

というわけで、今回、土曜日のツール・ド府中はナビ音声のみ、日曜日の坂道めぐりはラジオのみ、というように使ってみました。

komootのナビ音声について

どのくらいの頻度で喋ってくれるのか気になっていましたが、意外とよく喋ってくれました。

 

音声ガイドの例としては、
 

「50メートル先、左折して○○道路に入ります。その先、70メートル直進して右折です」

 

というアナウンスのあと、実際に交差点に差し掛かると、

 

「ここで左折です」

 

と、なかなかきめ細かいです。曲がる場所での、喋るタイミング的もまずまずでした。

 

地図を見るだけの案内だと、曲がる交差点がもう少し先かと思って通り過ぎてしまったり、ということもありますが、音声があるととても分かりやすいです。

 

これだと音声ガイドだけで目的地まで着けるかな?と思ったのですが、ときどき、

 

「既知の道ではありません。地図を見て走行してください」

 

というアナウンスもあったりして、やはり地図なしでは厳しいかな?という場面もありました。

 

ちょっと致命的だったのが、しばらく直線の道なりの道路で、

「このまま右です」

 

と連呼される場面がちょくちょくありました。

 

「このまま右」という日本語も変ですが、「正しい」のrightを、「右」と訳されてしまっているのかなあと思います。地図なしだと本当に右に曲がってしまうべきか悩んでしまいそうですね。

 

 まあ、地図でなくても、サイコンにルートを転送して矢印表示をしてもらうくらいはした方がいいのかな、と思いましたが、この音声ナビは意外と使えると思いました。

ラジオ音声について

ラジオについてはご存知の内容かと思います。

 

クルマを運転しているときもラジオ聞き流していることが多いので、同じような感覚かなと思いましたが、坂道がんばって登っているときって、全く耳に入ってこないものですね。

登り終えて平坦もしくは下りになり、ペダル休めたときに、あ、鳴ってたんだ、と気づく感じでした。
 

坂道も、音楽を聴きながらだとテンポよく登れたりするのではないかとちょっと期待したのですが(笑)、もう少しボリューム上げるとか、ラジオじゃなくて好きな音楽かけたりしないとダメだったようです。

東京都の条例について

イヤホンをしながらの自転車運転については都道府県ごとに条例が定められています。

 

東京都道路交通規則

(運転者の遵守事項)

第8条 法第71条第6号の規定により、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。

(5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。

 

骨伝導イヤホンで、安全な運転に必要な交通に関する音又は声は普通に聞こえてましたので、セーフかなと思います。

まとめ

SHOKZの骨伝導イヤホンを付けて、音声ナビやラジオを聞きながら自転車で走ってみました。

 

音声ナビは特に初めて通る道で効果があると思います。また、走りながらラジオや音楽が聞けるのも、いつもとは違った感覚で新鮮でした。

付けているのを忘れるくらいの装着感ですので、邪魔にならない限りはいつも付けて走りたいくらいに思いました。