プレミアムフライデー構想 月末の金曜日は午後3時退社を推奨
経団連は政府に先行して、10月にもプレミアムフライデーの実行計画を策定する方針だ。毎月末の金曜日は退社・退庁を3時にして、外食や流通や観光を推進する為の試みらしい。こういうのって本当にナンセンスだと思う。やりたい会社があれば、すればいいけど、外食や観光業だけが日本の産業ではない訳で、製造業などは、もっと働かなければならない会社も多い中で休み増やせば良いって考えはそろそろ捨てませんか。ほんの20~30年前は土曜日でも普通に仕事をする会社が多かった。いつのまにか週休2日制が台頭しだして、日本の国力は下がりだした。そしてシルバーウィークだの海の日だのと休みを作れば良いという観光業の思惑に安易に乗りすぎている気がする。日本の国力の源は資源ではない。一人一人の労働力である。良い商品を生みだす為に、様々な人ががんばって労働した為日本は成長を遂げたのだ。今は製造業がどんどん減りつつある。職人さんもどんどん減りつつある。その逆に訳のわからない会社が増えている。マイラインを引かせる為だけに電話を掛ける会社妙な健康食品やサプリメントを販売する会社そういったやり方がグレーな会社が本当に多い。今こそ製造業に光を当てるべきで、休みなど土日だけで十分だという会社が多い。中には土曜日も社員に働いて欲しいという会社もある。そんな中に忙しい月末金曜日も早く退社しろだなんて本当にどうかしている。経団連は日本の国力を削ぎ落としたいのだろうか。