CPソープの差し色として、透明石けんを使う | 化粧品犬が化粧品開発を模索するブログ

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大手会社の開発に勤務していましたが、好きな化粧品を好きなだけ追求するため円満退職。
ノラ犬となった化粧品犬が、面白いと思った情報を発信していくブログです。
化粧品コンサルタントとして仕事も受けています。
パームアミノ・ラボ合同会社 imori@palmamino-labo.jp

化粧品犬です。

牛乳石鹸酸の無添加シャンプー・トリートメントの解析も一段落しましたし。
今回は週末恒例の(?)手作り石けんの作例紹介です。
ゆるーく、いきますよー。

今回のテーマは、「CPソープの差し色として、透明石けんを使う」です。

手作り石けんの前々回の
透明石けんのグラデーションに再挑戦

というエントリーで、薄い色の透明石けんの下に、濃い色の透明石けんをスポイトを使って入れる・・というワザを編み出したのですが(^_^;)
それの応用で、CPソープ(コールドプロセスで作る普通の手作り石けん)の下に、透明石けんをスポイトで入れてみよう!という試みです。

イメージが湧きにくいと思うので、作例行きますね。
CPソープとしては、前に作った白い石けんレシピを使い、型に入れた後でスポイトで赤い透明石けんを配置してみました。
これです。

CPソープを作るときに型の下の方に色を入れたので、型から出すと写真のように、上の方に色がまとまることになります。
明石けんのワインレッドが深みを出していて、良い感じです
透明石けんは、
石けんで、お正月の年始挨拶用セットを作る

のエントリーで残ったワインレッドのものを、レンジでチンして溶かして使いました。

白い石けんは、
白い石けんの追求と、透明石けんの現状報告

のエントリーで作った、ひまわり油ベースで酸化チタン不使用の物です

数個作ってみたので、記念写真風に。
こんな感じです。


化粧品犬が追求している「白い石けんと透明石けんの接合」というテーマの一例ではありますが。
宝石石けん風でもありますね。

作っている最中にちょっと気が変わって、透明石けんで無く、単なる着色した石けんダネを差し色として使った物も作ってみました。
これです。


うん!
紫の部分は透明石けんでは無いので、色に深みは無いのだけど、意外にキレイ!
紫の部分は、オレンジフラワーさんのウルトラマリン(紫)で着色しています。
花の中央付近に色を集めるのが、可愛く着色するコツみたいです。

ここまでやったら、ということで。
透明石けんで無い、普通のピンクで着色した石けんダネを差し色に使ったらどうなるかも試してみた。
こんな感じ。


おお。
これもこれで、なかなか良い!
深みは無いけど淡いピンクが良い感じです。
ピンク色は、カワチヤさんで買ったピンクマイカで着色しています。
オレンジフラワーさんでは暖色系マイカはCPソープはNGってなってたけど、ちゃんと着色できてよかったです。
ちなみに左奥の石けんは、ピンク色を中央から外したら、あまり可愛くなかったな(^_^;)

というわけで、透明石けんを使わなかった、白紫と白ピンク石けんもかなりキレイだったのが複雑だけど(^_^;)
結構、良い物が作れたような気がする今回の作例。
読んでいただいた皆様は、好きな物はありましたか?

実はこれで、次回にレッスンの時に、誰かと作品交換してもらおうと思ってたりして。
そんなことができるのも、手作り石けんの楽しみなのです。