今更、こんな事を書くのは 何なのですが 在宅訪問先や 活動中に本当によく聞かれる質問なので 書きたいと思います。
聖敬会は 正式名称『気仙沼ボランティアネットワーク聖敬会』と言います。
この『聖敬会』と言うのがくせ者で
『宗教の方は…。』と、よく聞かれます。その度に『いやいや、違うんですよ
』と お話していますし そこで話題になればと思っていました。実はこの名前の意味は…。
大してないんです。
blogをよくご覧になっている方はご存知かも知れませんが 私達は、東日本大震災後、活動を始めたチームです。当初の混乱期の中では 正直、名前なんてどうでもいいと思っていました。いい加減に聞こえるかも知れませんが ３月や４月に被災地気仙沼にこられた方は納得していただけると思います。
混乱期の中で 活動していく内に 団体名がないと動き辛くなり 名前を決めたのは ５月も中旬頃だったと思います。
当団体が名前を決める時に こだわったのは 漢字だという事でした。
この度の被災では、被害が大きかったため、海外で活躍していた沢山のNGO団体が 気仙沼支援に現地での活動を行ってくださいました。しかし、困ったのは 名前が英語の所が多かったのです。読めないし 意味がわからない等の声や 更に略してしまうと全く解らない！という声をよく聞きました。
そこで私達はまず、漢字にする事に決定しました。
でも、何が良いか悩んでる内に 関係が深い字を二つ思い付きました。それは『聖』と『敬』の文字です。
『聖』は実は私の子供の名前です（この文字のせいで宗教団体に間違えられやすいのでしょうが…）
そして、もう一つの『敬』は理事長：金野 敬から来ています。他にも 結成当時からのメンバーで『敬子さん』がいたり 活動を影になり日向になり助けてくださっている地元気仙沼の企業『丸光食品』の取締役も『敬子さん』でした。
この『聖』と『敬』がくっついて『聖敬会』という名前になりました！
あまりに 単純な名前ですみません。
ただ、本当に当時は活動の方が大切だと思っていましたので 名前には余り気を使えませんでした。
でも、個人的には気に入っています。
皆様にも馴染んでいただけたら 本当に嬉しいです
事務局長：平田