この作品は再演で、今回原田が演出するにあたって構成をさせていただく時に、私が台本のベタ打ちをしました。
その時も、作者立川さんの思いの伝わる良い本だなと思っていました。
ひとつの家族の中に知らぬ間に入り込む戦争の理不尽。
気づくのは全員が海の底で「神」になってから。
ストレートに響く主宰立川さんの言葉の存在感、うちの森下も坂本も、また少年時代の立川さんを演じる野末も、文化座の沖永さんもよかった。
もっと宣伝すれば良かったな。明日も満席らしいけど、これからも続けていくべき芝居だと思いました。