受験期の家庭では、ゲームは大敵(天敵)。
実際、放っておけばいくらでも時間を持っていく。
時間を厳しく制限し、ゲーム機を預かっている家庭も多いはず。
そんな中、東大でゲームを研究している吉田先生という方がいて、「ゲーム学」という分野が存在する。
もともとは美学の研究者だが、それを「感性学」と捉え直してデジタルゲームを研究対象にしているらしい。
ゲームはインタラクティブなメディアで、プレイヤーの行為そのものが中身になる。
人間の知覚や判断、感情の動きを考えるには、むしろ都合がよく、芸術よりも、現代の感性を考えるには有効、という発想。
『東京大学で教わるゲーム学入門』という本が出されている。
受験の敵が、大学では研究テーマになる。
なんともややこしい話だ。
ただ、考えてみると、勉強とゲームは似ているところがある。
療法とも、ルールがあって、ゴールがある。
どうすれば効率よく進めるか、攻略を考える。
試して、失敗して、またやる。
うちの子も、ゲームになると驚くほどよく考える。
それなのに、勉強になると急に動きが止まるのは不思議だ。
ゲームは研究対象になるほど人間の行動が出る。
でも家庭では「やめなさい」と言われる対象でもある。
敵なのか、ヒントなのか。
どちらとも言えない感じが、ちょっと面白い。
