ハマると強いが、外すときつい学校群

 

前回、中高一貫校は「問題タイプ」と「校風」の2軸で見ると整理しやすい、という話を書いた。

 

今回はその1つ目、「思考・探求型×自由・自主型」の学校について。

 

先に断っておくと、これは優劣の話ではない

 

あくまで「どういうタイプの環境か」という整理の話で、どれが上ということではない。

 

独断と偏見だが、学校としては、御三家(麻布、開成、武蔵)、筑駒、渋幕、栄光あたりのイメージ。

 

早稲田系列では早大学院、慶応系列では湘南藤沢。

 

このゾーンには、伝統校やいわゆる難関校が多い。

 

入試は記述中心で一問ごとの比重が重く、考え方を見るタイプの問題が並ぶ傾向がある。

 

入学後もその延長線にあって、授業のレベルは高く進度も速い。

 

ただし、ここで特徴的なのは「どこまで面倒を見るか」という点だと思う。

 

先生は優秀で、質問すればきちんと答えてくれるが、こちらから動かない限り何も起きない。

 

課題や進度の管理も含めて、基本は本人に委ねられている。

 

行事も同じで、あくまで生徒主導。

 

文化祭や体育祭は、かなりの部分を生徒が企画・運営する。

 

自由度は高いが、その分だけ責任もセットでついてくる。

 

うちの子が通っているのも、このタイプに近い学校だ。

 

外から見ていたときよりも、「思っていた以上に任される」というのが正直な感想だった。

 

勝手にやる子は、どんどんやる。

 

周りのレベルにも引っ張られて、自然と基準が上がっていく。

 

一方で、ペースをつかめないと、そのまま置いていかれる感じもある。

 

親としては、「もう少し見てくれれば」と思う場面もあるが、この学校はそういう設計ではないのだろう。

 

このゾーンは「自由をどう受け取るか」で体感が大きく変わる。

 

任されていると感じるか、放っておかれていると感じるか。

 

「この距離感で6年間過ごせるか」を考えてみて、合えば面白いが、合わないとしんどい。

 

その振れ幅は、他のゾーンよりも大きい気がする。