一昨日に続き、麻布、海城、早稲田、駒東の4校について取り上げたい。
東大合格者数が中学入試の動向に少なからず影響があるかもしれないこともあり、近年の合格実績について振り返ってみたい。
2023年から2025年の各校の東大合格者数の平均は、麻布72人、駒東53人、海城47人、早稲田37人。
これだけ見ると、麻布が一歩抜け、次に駒東、海城、早稲田が続く構図。
さらに現役合格者に絞ると、麻布48人、駒東39人、海城38人、早稲田29人。
一学年の人数を考慮すると、麻布・海城・早稲田はいずれも一学年約300人だが、駒東は約240人。
そのため現役合格率では、駒東16.3%、麻布15.9%、海城12.7%、早稲田9.7%となり、数字上は駒東が最も高い。
実績では駒東がリードしているようにみえる。
ここで2025年単年で見ると、現役合格率は麻布17%、海城14%、駒東11%、早稲田8%。
3年平均ではリードしていた駒東が、ここにきて数字を落としている。
つまり、駒東はこの3年で実績が減少している。
一方で海城は、この3年間で着実に現役合格率を伸ばしてきた。
さらに理系に限定すると、麻布・海城・駒東はいずれも現役合格率8%前後で、あまり差がなくなる。
このあたりが、近年この3校の人気や難易度が拮抗している背景なのだろう。
早稲田はこれら3校と比べると東大実績では見劣りするが、系列大学への進学という明確な選択肢がある点で、土俵が少し違う。
数字をどう見るか、そして我が子に何を求めるか。