オトフリート・プロイスラー作の『小さい魔女』。
昔々あるところに小さい魔女がいました。
１２７歳で、魔女としてはまだまだ若い。ひよっこです。
彼女の友達は、 口の利けるカラス。名前をアブラクサスと言いました。
小さい魔女は一人前の魔女になりたくて仕方がありません。
来るひも来る日も魔法を勉強して過ごしました。
ある日のこと、 ワルプルギスの夜。
4月30日の日没から5月1日未明。
ドイツでは、ヴァルプルギスナハト (Walpurgisnacht) またはヘクセンナハト（Hexennacht、「魔女の夜」という意味）にかけての夜を指し、
魔女たちがブロッケン山で大規模な祭りをし、春の到来を待つ催しがあるのです。
しかし、小さい魔女はこの祭りに呼ばれませんでした。
腹を立てて、こっそり参加することにしました。
小さい魔女は宴もたけなわの頃に侵入。しばし楽しみました。 ところが・・・（続く）
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大きい魔女ルンプンペルに見つかて、ひどい仕打ちを受けます。
魔女のおかしらのところへ連れて行かれます。
「 今年はダメだが、来年魔女試験を受けていい」。
小さい魔女は良い魔女になることを誓い、１年間修行をします。
自分をいじめたルンプンペルにやりかえそうと密かに心に決めます。
・・・・・・続く
ラストのどんでん返しが圧巻です！
