ごっこ遊びと人形劇で想像力を育む〜ハンドパペットと遊ぼう

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創造力を育むハンドパペットを
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おもてなしや販促に。

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ドイツのハンドパペットで保育・育児・仕事を楽しくしよう-カスパーとグレーテル

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どうしたら育児が楽になるの?

子どもが小さい頃の私は毎日そればかり考えていました。

 

長男を少しずつ一時保育に預けるようになったのが1歳半頃。

それまで、ずっと家でだけみていました。

 

今思えば、幸せな蜜月なのですが、育児中のお母さんってそれどころじゃないですよね?

 

幸せだよ。かわいいよ、もちろん。

だって、私が産んだんだもん。かわいいにきまってるじゃん。

 

だけれどしんどいの!寝れないの!

そうやって叫びたくても、家の中には自分と赤ちゃんふたりきり。

 

夫は会社で大人と話すけれど、ママは赤ちゃんに語りかけるのみ。

あー、大人とも話したいよお。

 

産後に退院した私にお祝いに来てくれた友人がこう言いました。

「まあ、30日は大変ですよ。ほんと眠れないけど、30日したら楽になるから、がんばってください」

 

30日したら楽になる!

その言葉を信じて、30日がんばりました。

 

30日経ちました。

変わんないじゃん!楽になってないじゃん。

 

しばらくして、別の友人がお祝いに来てくれました。

「やっぱ、100日っていうけど、ほんとそうですよ。

楽になったのは、それくらいかなあうちも」

 

100日したら楽になる!

その言葉を信じて、100日がんばりました。

夜中にオムツを替えたり、母乳をあげたり・・

なかなか朝が来ない〜〜〜!!

 

100日経ちました。

変わんないじゃん!楽になってないじゃん。

 

しばらくして、母と叔母が手伝い来てくれました。

「やっぱ、1歳よねえ。ご誕生。

1歳経つまでは大変だけどね」

 

365日経ちました。

変わんないじゃん!楽になってないじゃん。

 

最長睡眠時間は、変わらず3時間だし。

昼寝もしないし・・・

くーーーーーーーーっっ。寝てくれないのっ。

でも寝かせつけをあきらめてお散歩すると、ベビーカーではすやすやなのっ。

その姿を見ながら

はいはい。母は楽になりたい、って思うのが間違ってました、とつぶやいた私。

 

別の友人がこう言ってくれました。

「大変でしょう。でもね、明けない夜はないから。

いつかきっと夜明けはくるから」

 

一時保育で少し楽になるまで

その言葉を胸に、日々がんばりました。

そして、そんな日々を楽しもうと思ったんです。

 

結局、ちょっと楽になったと思えたのは

うちの場合は、3歳ぐらいからかな。

 

そう。

育児は長い、長〜〜〜いトンネルのようなもの。

出口のないトンネルはないし、明けない夜もない。

絶対夜明けが訪れる。約束します。

だから、身体にだけは気をつけてね。

 

人形劇の人形・ハンドパペット は上記SHOPにて。

アマゾン「KERSAジャパンのストアフロント」からでもご覧になれます

 

ヘンゼルとグレーテル  HANSEL UND GRETEL  

グリム兄弟 Bruder Grimm  

楠山正雄訳  

 

まずしい木こりの男が、大きな森の近くにこやをもって、おかみさんとふたりのこどもとでくらしていました。ふたりのこどものうち、男の子がヘンゼル、女の子がグレーテルといいました。しがなくくらして、ろくろく歯にあたるたべものを、これまでもたべずに来たのですが、ある年、国じゅうが大ききんで、それこそ、日日のパンが口にはいらなくなりました。

 

木こりは、晩、寝床にはいったものの、こののち、どうしてくらすかかんがえると、心配で心配で、ごろごろ寝がえりばかりして、ためいきまじりに、おかみさんに話しかけました。

「おれたち、これからどうなるというんだ。かわいそうに、こどもらをどうやってくわしていくか。なにしろ、かんじん、やしなってやっているおれたちふたりの、くうものがないしまつだ。」

「だから、おまえさん、いっそこうしようじゃないか」と、おかみさんがこたえました。

「あしたの朝、のっけに、こどもたちをつれだして、森のおくのおくの、木ぶかい所まで行くのだよ。そこで、たき火をしてやって、めいめいひとかけずつパンをあてがっておいて、それなりわたしたち、しごとのほうへすっぽぬけて行って、ふたりはそっくり森の中においてくるのさ。こどもらにかえり道が見つかりっこないから、それでやっかいがぬけようじゃないか。」

「そりゃあ、おめえ、いけねえよ。」と、木こりがいいました。

「そんなこたあ、おれにはできねえよ。こどもらを森ん中へおきざりにするなんて、どうしたって、そんなかんがえになれるものかな。そんなことしたら、こどもら、すぐと森のけだものがでてきて、ずたずたにひっつぁいてしまうにきまってらあな。」

「やれやれ、おまえさん、いいばかだよ。」と、おかみさんはいいました。「そんなことをいっていたら、わたしたち四人が四人、かつえ死にに死んでしまって、あとは棺桶の板をけずってもらうだけが、しごとになるよ。」

 こうおかみさんはいって、それからも、のべつまくしたてて、いやおうなしに、ていしゅを、うんといわせてしまいました。

 

「どうもやはり、こどもたちが、かわいそうだなあ。」と、ていしゅはまだいっていました。

 ふたりのこどもたちも、おなかがすいて、よく寝つけませんでしたから、まま母が、おとっつぁんにむかっていっていることを、そっくりきいていました。

妹のグレーテルは、涙をだして、しくんしくんやりながら、にいさんのヘンゼルにむかって、

「まあどうしましょう、あたしたち、もうだめね。」と、いいました。

「しッ、だまってグレーテル」と、ヘンゼルはいいました。

「おさわぎでない、だいじょうぶ、ぼく、きっとよくやってみせるから。」

 

 こう妹をなだめておいて、やがて、親たちがねしずまると、ヘンゼルはそろそろ起きだして、うわぎをかぶりました。そして、おもての戸の下だけあけて、こっそりそとへ出ました。ちょうどお月さまが、ひるのようにあかるく照っていて、うちの前にしいてある白い小砂利が、それこそ銀貨のように、きらきらしていました。

ヘンゼルは、かがんで、その砂利を、うわぎのかくしいっぱい、つまるだけつめました。それから、そっとまた、もどって行って、グレーテルに、

「いいから安心して、ゆっくりおやすみ。神さまがついていてくださるよ。」と、いいきかせて、自分もまた、床にもぐりこみました。

 

 夜があけると、まだお日さまのあがらないうちから、もうさっそく、おかみさんは起きて来て、ふたりをおこしました。

「さあ、おきないか、のらくらものだよ。おきて森へ行って、たきぎをひろってくるのだよ。」

 こういって、おかみさんは、こどもたちめいめいに、ひとかけずつパンをわたして、

「さあ、これがおひるだよ。おひるにならないうち、たべてしまうのではないぞ。もうあとはなんにももらえないからよ。」と、いいました。

 グレーテルは、パンをふたつともそっくり前掛の下にしまいました。ヘンゼルは、かくしにいっぱい小石を入れていましたからね。

 そのあとで、親子四人そろって森へ出かけました。しばらく行くと、ヘンゼルがふと立ちどまって、首をのばして、うちのほうをふりかえりました。しかも、そんなことをなんべんもなんべんもやりました。

おとっつぁんがそこでいいました。

「おい、ヘンゼル、なにをそんなに立ちどまって見ているんだ。うっかりしないで、足もとに気をつけろよ。」

「なあに、おとっつぁん。」と、ヘンゼルはいいました。「ぼくの見ているのはね、あれさ。ほら、あすこの屋根の上に、ぼくの白ねこがあがっていて、あばよしているから。」

 

 すると、おかみさんが、

「ばか、あれがおまえの小ねこなもんか、ありゃあ、けむだしに日があたっているんじゃないか。」と、いいました。でも、ヘンゼルは小ねこなんか見ているのではありません。ほんとうはそのまに、れいの白い小砂利をせっせとかくしから出しては、道におとしおとししていたのです。

 

 森のまん中ごろまで来たとき、おとっつぁんはいいました。

「さあ、こどもたち、たきつけの木をひろっておいで。みんな、さむいといけない。おとっつぁん、たき火をしてやろうよ。」

 ヘンゼルとグレーテルとで、そだをはこんで来て、そこに山と積みあげました。そだの山に火がついて、ぱあっと高く、ほのおがもえあがると、おかみさんがいいました。

 

「さあ、こどもたち、ふたりはたき火のそばであったまって、わたしたち森で木をきってくるあいだ、おとなしくまっているんだよ。しごとがすめば、もどってきて、いっしょにつれてかえるからね。」

 

 ヘンゼルとグレーテルとは、そこで、たき火にあたっていました。おひるになると、めいめいあてがわれた、パンの小さなかけらをだしてたべました。

さて、そのあいだも、しじゅう木をきるおのの音がしていましたから、おとっつぁんは、すぐと近くでしごとをしていることとばかりおもっていました。でも、それはおのの音ではなくて、おとっつぁんが一本の枯れ木に、枝をいわいつけておいたのが、風でゆすられて、あっちへぶつかり、こっちへぶつかりしていたのです。

こんなふうにして、ふたりは、いつまでもおとなしくすわって待っているうち、ついくたびれて、両方の目がとろんとしてきて、それなりぐっすり、ねてしまいました。それで、やっと目がさめてみると、もうすっかり暮れて、夜になっていました。

 

グレーテルは泣きだしてしまいました。

「まあ、わたしたち、どうしたら森のそとへ出られるでしょう。」と、グレーテルはいいました。

 ヘンゼルは、でもグレーテルをなだめて、

「なあに、しばらくお待ち。お月さまが出てくるからね。そうすればすぐと路がみつかるよ。」と、いいました。

 やがて、まんまるなお月さまが、高だかとのぼりました。そこで、ヘンゼルは小さい妹の手をひいて、小砂利をおとしたあとを、たどりたどり行きました。小砂利は、吹き上がって来たばかりの銀貨みたいに、ぴかぴか光って、路しるべしてくれました。

ひとばんじゅうあるきどおしにあるいて、もう夜のしらしら明けに、ふたりはやっとおとっつぁんのうちにかえって来ました。ふたりがおもてをこつこつとたたくと、おかみさんが戸をあけて出てきました。

 

そして、ヘンゼルとグレーテルの立っているのを見ると、

「このろくでなしめら、いつまで森ン中で寝こけていたんだい。おまえたち、もううちにかえるのがいやになったんだとおもっていたよ。」と、いいました。

 おとっつぁんのほうは、でも、ああして子どもたちふたりっきり、おきざりにして来たものの、心配で心配でならなかったところでしたから、よくかえって来たといってよろこびました。

 

 そののち、もうほどなく、うちじゅうまた八方ふさがりになりました。こどもたちがきいていると、夜おそく、寝ながらおっかさんが、おとっつぁんにむかって、

「さあ、いよいよなにもかもたべつくしてしまったわ。天にも地にもパンが半きれ、それもたべてしまえば、歌もおしまいさ。こうなりゃどうしたって、こどもらを追いだすほかはないわ。こんどは森のもっとおくまでつれこんで、もう、とてもかえり道のわからないようにしなきゃだめさ。どうしたって、ほかにわたしたち助かりようがないからね。」

 

 こんなことをいわれて、ていしゅは胸にぐっと来ました。そして、(そんなくらいならいっそ、てめえ、しまいにのこったじぶんのぶりのひとかけを、こどもたちにわけてやっちまうのがましだ。)と、かんがえました。

 それでも、おかみさんは、ていしゅのいうことを、まるで耳に入れようともしません。ただもういきりたって、あくぞもくぞならべたてました。それはたれだって、いったんA(アー)といってしまえば、あとはB

(ベエ)とつづけなければならなくなるので、このていしゅも、いちどおかみさんのいうままになったからは、こんども、そのとおりにしなければならなくなりました。

 

 ところで、こどもたちはまだ目があいていて、この話をのこらずきいていました。そこで、おとなたちの寝てしまうのを待ちかねて、ヘンゼルはおきあがると、そとへとび出して、この前のように小砂利をひろいに行こうとしました。でも、こんどは、おかみさんが戸に、ぴんと、じょうをおろしてしまったので、ヘンゼルは出ることができなくなりました。

 

 ヘンゼルは、それでも、小さい妹をなだめて、

「グレーテル、お泣きでない。ね、あんしんしてお休み。神さまがきっとよくしてくださあるから。」と、いいきかせました。

 あくる日は、朝っぱらからもう、おかみさんはやって来て、こどもたちを寝床からつれだしました。

こどもたちは、めいめいパンのかけらをひとつずつもらいましたが、それはせんのよりも、よけい小さいものでした。それをヘンゼルは、森へ行く道みち、かくしの中でぼろぼろにくずしました。そして、おりおり立ちどまっては、そのくずしたパンくずを、地びたにおとしました。

「おい、ヘンゼル、なんだって立ちどまって、きょろきょろみているんだな。」と、おとっつぁんがいいました。「さっさとあるかないか。」

「ぼく、ぼくの小ばとを、ちゃんとみているんだよ。そら、屋根の上にとまって、ぼくにさよならしているんじゃないか。」と、ヘンゼルはいいました。

「ばか。」と、おかみさんはまたいいました。「あれがなんではとなもんか。あれは朝日が、けむだしの上で、きらきらしているんだよ。」

 

 ヘンゼルは、それでもかまわず、パンくずを道の上におとしおとしして、のこらずなくしてしまいました。

 おかみさんは、こどもたちを、森のもっともっとふかく、生まれてまだ来たことのなかったおくまで、引っぱって行きました。そこで、こんども、またじゃんじゃんたき火をしました。

 そしておっかさんは、

「さあ、こどもたち、ふたりともそこにじっといればいいのだよ。くたびれたらすこし寝てもかまわないよ。わたしたちは、森で木をきって来て、夕方、しごとがおしまいになれば、もどって来て、いっしょにうちにつれてかえるからね。」と、いいました。

 おひるになると、グレーテルが、じぶんのパンを、ヘンゼルとふたりで分けてたべました。ヘンゼルのパンは道にまいて来てしまいましたものね。

 パンをたべてしまうと、ふたりは眠りました。そのうちに晩もすぎましたが、かわいそうなこどもたちのところへ、たれもくるものはありません。ふたりがやっと目をあけたときには、もうまっくらな夜になっていました。ヘンゼルは、小さい妹をいたわりながら、

「グレーテル、まあ待っておいでよ。お月さまが出るまでね。お月さまが出りゃあ、こぼしておいてパンくずも見えるし、それをさがして行けば、うちへかえれるんだよ。」と、いいました。

 

 お月さまが上がったので、ふたりは出かけました。けれど、パンくずは、もうどこにも見あたりません。それは、森や野をとびまわっている、なん千ともしれない鳥たちが、みんなつついてもって行ってしまったのです。

 

それでも、ヘンゼルはグレーテルに、

「なあにそのうち、道がみつかるよ。」と、いっていましたが、やはり、みつかりませんでした。夜中じゅうあるきとおして、あくる日も朝から晩まであるきました。それでも、森のそとに出ることができませんでした。

 

それになにしろ、おなかがすいてたまりませんでした。地びたに出ていた、くさいちごの実を、ほんのふたつ三つ口にしただけでしたものね。それで、もうくたびれきって、どうにも足が進まなくなったので、一本の木の下にごろりとなると、そのままぐっすり寝こんでしまいました。

 

 こんなことで、ふたりおとっつぁんの小屋を出てから、もう三日めの朝になりました。ふたりは、また、とぼとぼあるきだしました。けれど、行くほど森は、ふかくばかりなって来て、ここらでたれか助けに来てくれなかったら、ふたりはこれなりよわりきって、倒れるほかないところでした。

 

 すると、ちょうどおひるごろでした。雪のように白いきれいな鳥が、一本の木の枝にとまって、とてもいい声でうたっていました。あまりいい声なので、ふたりはつい立ちどまって、うっとり聞いていました。そのうち、歌をやめて小鳥は羽ばたきをすると、ふたりの行くほうへ、とび立って行きました。ふたりもその鳥の行くほうへついて行きました。すると、かわいいこやの前に出ました。そのこやの屋根に、小鳥はとまりました。ふたりがこやのすぐそばまで行ってみますと、まあこのかわいいこやは、パンでできていて、屋根はお菓子でふいてありました。おまけに、窓はぴかぴかするお砂糖でした。

 

「さあ、ぼくたち、あすこにむかって行こう。」と、ヘンゼルがいいました。

「けっこうなおひるだ。かまわない、たんとごちそうになろうよ。ぼくは、屋根をひとかけかじるよ。グレーテル、おまえは窓のをたべるといいや。ありゃあ、あまいよ。」

 ヘンゼルはうんと高く手をのばして、屋根をすこしかいて、どんな味がするか、ためしてみました。すると、グレーテルは、窓ガラスにからだをつけて、ぼりぼりかじりかけました。そのとき、おへやの中から、きれいな声でとがめました。

 

「もりもり がりがり かじるぞ かじるぞ。

わたしのこやを かじるな だれだぞ。」

 

 子どもたちは、そのとき、

「かぜ かぜそうらの 子。」

 

と、こたえました。そして、へいきでたべていました。ヘンゼルは屋根が、とてもおいしかったので、大きなやつを、一枚、そっくりめくってもって来ました。グレーテルは、まるい窓ガラスを、そっくりはずして、その前にすわりこんで、ゆっくりやりはじめました。そのとき、ふいと戸があいて、化けそうに年とったばあさんが、しゅもく杖にすがって、よちよち出て来ました。ヘンゼルもグレーテルも、これにはしたたかおどろいたものですから、せっかく両手にかかえたものを、ぽろりとおとしました。

ばあさんは、でも、あたまをゆすぶりゆすぶり、こういいました。

「やれやれ、かわいいこどもたちや、だれにつれられてここまで来たかの。さあさあ、はいって、ゆっくりお休み、なんにもされやせんからの。」

こういって、ばあさんはふたりの手をつかまえて、こやの中につれこみました。

 

 中にはいると、牛乳だの、お砂糖のかかった、焼きまんじゅうだの、りんごだの、くるみだの、おいしそうなごちそうが、テーブルにならばりました。ごちそうのあとでは、かわいいきれいなベッドふたつに、白いきれがかかっていました。ヘンゼルとグレーテルとは、その中にごろりとなって、天国にでも来ているような気がしていました。

 

 このばあさんは、ほんのうわべだけ、こんなにしんせつらしくしてみせましたが、ほんとうは、わるい魔女で、こどもたちのくるのを知って、パンのおうちなんかこしらえて、だましておびきよせたのです。ですから、こどもがひとり、手のうちに入ったがさいご、さっそくころして、にてたべて、それがばあさんのなによりうれしいお祝い日になるというわけでした。魔女は、赤い目をしていて、遠目のきかないものなのですが、そのかわり、けもののように鼻ききで、人間が寄ってきたのを、すぐとかぎつけます。それで、ヘンゼルとグレーテルが近くへやってくると、ばあさんはさっそく、たちのわるい笑い方をして、

「よし、つかまえたぞ、もうにげようったって、にがすものかい。」と、さもにくたらしくいいました。

 

 そのあくる朝もう早く、こどもたちがまだ目をさまさないうちから、ばあさんはおきだして来て、ふたりともそれはもう、まっ赤にふくれたほっぺたをして、すやすやと、いかにもかわいらしい姿で休んでいるところへ来て、

「こいつら、とんだごちそうさね。」と、つぶやきました。

 そこで、ばあさんは、やせがれた手でヘンゼルをつかむと、そのまま小さな犬ごやへはこんで行って、ぴっしゃり格子戸

をしめきってしまいました。

ですからヘンゼルが、中でいくらわめきたいだけわめいてみせても、なんのやくにもたちません。それから、ばあさんは、またグレーテルの所へ出かけて、むりにゆすぶりおこしました。そうして、

「このなまけもの、さあおきて、水をくんで来て、にいさんに、なんでもおいしそうなものを、こしらえてやるんだ。そとの犬ごやに入れてあるからの、せいぜいあぶらぶとりにふとらせなきゃ。だいぶ、あぶらののったところで、おばあさんがたべるのだからな。」と、わめきました。

 

 こうきいて、グレーテルは、わあっと、はげしく泣き立てました。けれどなにをしたってむだでした。このたちのわるい魔女のいいなりほうだい、どんなことでも、グレーテルはしなければなりませんでした。

 こんなしだいで、きのどくに、たべられるヘンゼルには、いちばん上等なお料理がつきました。そのかわり、グレーテルには、ザリガニのこうらが、わたったばかりでした。

 

 まい朝まい朝、ばあさんは犬ごやへ出かけて行って、

「どうだな、ヘンゼル、指をだしておみせ。そろそろあぶらがのって来たかどうだか、みてやるから。」と、わめきました。

 すると、ヘンゼルはたべあましのほそっこい骨を、一本かわりに出しました。ところで、ばあさんはかすみ目しているものですから、見わけがつかず、それをヘンゼルの指だとおもって、どうしてヘンゼルにあぶらがのってこないか、ふしぎでなりませんでした。

 さて、それから、かれこれひと月たちましたが、あいかわらずヘンゼルは、やせこけたままでした。それで、ばあさんも、とうとうしびれをきらして、もうこの上待ちきれないとおもいました。

 

「やいやい、グレーテル。」と、ばあさんは妹の子にむかってわめきたてました。「さあ、さっさといって、水をくんでくるのだ。ヘンゼルのこぞうめ、もうふとっていようが、やせていようが、なにがなんだって、あしたこそ、あいつ、ぶっちめて、にてくっちまうんだからな。」

 

 やれやれ、どうしましょう。かわいそうに、この妹の子は、むりやり水をくまされながら、どんなにはげしく泣きじゃくったことでしょう。

「神さま、どうぞお助けくださいまし。」この子はさけび声をあげました。「いっそ森の中で、もうじゅうにくわれたほうが、よかったわ。それだと、かえってふたりいっしょに死ねたのだもの。」

「やかましいぞ、このがきゃあ。」と、ばあさんはいいました。「泣いたってわめいたって、なんにもなりゃあしないぞ。」

 あくる日は、朝っぱらから、グレーテルはそとへ出て、水をいっぱいはった大鍋をつるして、火をもしつけなければなりませんでした。

 

「パンからさきにやくんだ。」と、ばあさんはいいました。「パンやきかまどはもう火がはいっているし、ねり粉もこねてあるしの。」

 こういって、ばあさんは、かわいそうなグレーテルを、パンやきかまどの方へ、ひどくつきとばしました。かまどからは、もうちょろちょろ、ほのおが赤い舌を出していました。

「なかへ、はいこんでみなよ。」と、魔女はいいました。「火がよくまわっているか見るんだ。よければそろそろパンを入れるからな。」

 これで、もし、グレーテルがなかにはいれば、ばあさん、すぐとかまどのふたをしめてしまうつもりでした。すると、グレーテルは中で、こんがりあぶられてしまうところでした。そこで、これもついでにもりもりやってしまうつもりだったのです。でも、グレーテルは、いちはやく、ばあさんのはらの中を見てとりました。

そこで、

「あたし、わからないわ、どうしたらいいんだか。中へはいるって、どういうふうにするの。」と、いいました。

「ばか、このくそがちょう。」と、ばあさんはいいました。

「口はこんなに大きいじゃないか、目をあいてよくみろよ。このとおり、おばあさんだってそっくりはいれらあな。」

 こう言い言い、やっこら、はうようにあるいて来て、パンやきかまどの中に、首をつっこみました。ここぞと、グレーテルはひとつき、うしろからどんとつきました。はずみで、ばあさんは、かまどの中へころげこみました。すぐ、鉄の戸をぴしんとしめて、かんぬきをかってしまいました。うおッ、うおッ、ばあさんはとてもすごい声でほえたけりました。グレーテルはかまわずかけだしました。こうして、罰あたりな魔女は、あわれなざまに焼けただれて死にました。

 

 グレーテルは、まっしぐらに、ヘンゼルのいる所へかけだして行きました。そして、犬ごやの戸をあけるなり、

「ねえヘンゼル、あたしたちたすかってよ。魔女のばあさん死んじゃってよ。」と、さけびました。

 

 戸があくと、とたんに、ヘンゼルが、鳥がかごからとび出したように、ぱあっととび出して来ました。

 まあ、ふたりは、そのとき、どんなにうれしがって、首っ玉にかじりついて、ぐるぐるまわりして、そしてほほずりしあったことでしたか。こうなれば、もうなんにもこわがることはなくなりましたから、ふたりは魔女のうちの中に、ずんずんはいって行きました。うちじゅう、すみからすみまで、真珠や宝石のつまった箱だらけでした。

「こりゃ、小砂利よりずっとましだよ。」と、ヘンゼルはいって、かくしの中に入れられるだけ、たくしこみました。すると、グレーテルも、

「あたしも、うちへおみやげにもってくわ。」と、いって、前掛にいっぱいにしました。

 

「さあ、ここらでそろそろ出かけようよ。」と、ヘンゼルはいいました。

「なにしろ、魔女の森からぬけ出さなくては。」

 それで、二三時間あるいて行くうちに、大きな川の所へ出ました。

「これじゃあ渡れやしない。」と、ヘンゼルはいいました。「橋にも、いかだにも、まるでわたるものがないや。」

「ここには、渡し舟も行かないんだわ。」と、グレーテルがいいました。

「でもあすこに、白いかもが一わおよいでいるわね。きっとたのんだらわたしてくれてよ。」

 そこで、グレーテルは声をあげてよびました。

「かもちゃん かもちゃん 小がもちゃん、グレーテルとヘンゼルが 来たけれど、

橋もなければ いかだもない、おまえの白い おせなかに のせてわたして くださいな。」

 

 かもは、さっそく来てくれました。そこで、ヘンゼルがまずのって、小さい妹に、いっしょにおのりといいました。

 「いいえ。」と、グレーテルはこたえました。「そんなにのっては、かもちゃん、とてもおもいでしょう。べつべつにつれてってもらいますわ。」

そのとおり、このしんせつな鳥はしてくれました。それで、ふたりぶじにむこう岸に渡りました。

 

それから、すこしまたあるくうち、だんだんだんだん、森が、おなじみのけしきになって来ました。そしてとうとう、遠くの方に、おとっつぁんのこやをみつけました。さあ、ふたりはいちもくさんに、かけだしました。

ぽんとおへやの中にとびこんで、おとっつぁんの首根っこにかじりつきました。

この木こりの男は、こどもたちを森の中に置きざりにして来てからというもの、ただの一ときでも、笑える時がなかったのです。ところで、おかみさんも死んでしまっていました。

 

グレーテルは、前掛をふるいました。すると、

真珠と宝石が、おへやじゅうころがりだしました。こんどは、ヘンゼルが、かくしに片手をつっこんで、なんどもなんどもつかみだしては、そこにばらまきました。

 まずこんなことで、心配や苦労はきれいにふきとんでしまいました。親子三人それこそうれしいずくめで、いっしょになかよく、くらしました。

 わたくしの話もこれで市がさかえました。ほら、あすこに、小ねずみがちょろちょろかけていますね。たれでもつかまえた人は、あれで、大きな毛皮のずきんを、ごじぶんでこしらえてごらんなさい。

 

人形劇の人形・ハンドパペット のケルザ 取り扱いは上記SHOPにて。

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アッシェンプッテル―灰かぶり姫のものがたり―v

Aschenputtel

グリム兄弟 Gebruder Grimm
大久保ゆう訳

 だんなさんがお金もちの、ある女のひとがいました。その女のひとは、びょうきでねこんでいました。もうながくはない、と女のひとはおもって、じぶんのうんだ、たったひとりのむすめを、まくらもとによんで、こういいました。
「いつもおもいやりのある子でいるんですよ。わたしはおそらの上から、あなたのことを、ずっと見まもっていますからね。」

 まもなく、女のひとはめをとじて、いきをひきとりました。にわに、おはかがつくられました。このおさない少女は、くる日もくる日もおはかへ行き、なみだをながしました。そして、お母さんのいうとおりに、いつでも、だれにでもしんせつでいました。

 やがてゆきがふり、あたりいちめんまっ白になって、おはかも銀いろにおけしょうをしました。でも、もうすぐ、はるがやってくるというころに、おひさまのひかりで、みんなとけてしまいました。ちょうどそんなときでした、お父さんはべつの女のひとと、けっこんしてしまったのです。
この女のひとは、じぶんのむすめをふたり、いえにつれてきました。さんにんとも、みためはとてもきれいでしたが、こころはまっ黒だったのです。

 かわいそうに、少女にとっては、つらい日々のはじまりだったのです。
「このやくたたず! こんなところで、なにやってるの! はたらかざるもの、食うべからず、っていうじゃないの。あんたなんか、皿あらいくらいがおにあいよ!」
 といって、少女のドレスをみんなとりあげたあげく、ぼろぼろになった灰色のワンピースをおしつけました。少女はわらわれて、しかたなくだいどころに行くのでした。
 まっていたのは、つらいしごとのれんぞくでした。おひさまが顔を出すまえにめをさまして、水くみ、かまどのたきつけ、ごはんづくり、皿あらい。それだけではありませんでした。ふたりの姉は、少女をいろいろいじめたあげく、わらいものにしました。
 ひがくれると、少女はへとへとになってしまいます。けれども、ベッドもありませんから、かまどのあるへやへいって、灰にまみれながら、からだをよこにするしかありませんでした。ですから、少女はいつも灰だらけで、よごれていました。そこで、少女は『灰かぶり』といういみの、『アッシェンプッテル』という名まえでよばれました。

 ある日のこと、お父さんがおまつりに行くことになりました。まず、今のおくさんのむすめたちに、なにがほしい、とききました。すると、上の姉がこういいました。
「きれいなドレスがいいわ。」
 いっぽう、下の姉はこういいました。
「しんじゅと、ほうせきがたくさんほしい。」
 さいごに、じぶんのじつのむすめの、アッシェンプッテルにききました。
「おまえは、いったいなにがほしいんだい?」
 アッシェンプッテルはこういいました。
「おまつりからのかえりみち、お父さまのぼうしに、いちばんさいしょにひっかかった小えだでかまいません。」

 お父さんはおまつりで、ふたりの姉がたのんだとおり、きれいなドレスと、しんじゅにダイヤをかいました。
そしてかえりみち、ばしゃにのって、林をとおりがかったときに、ぼうしがハシバミの木にひっかかって、取れそうになってしまいました。
ですから、その木のえだをおって、もってかえることにしました。いえにかえるなり、その木のえだをアッシェンプッテルにあげました。アッシェンプッテルはハシバミのえだをもって、お母さんのおはかへ行き、そばにうえました。アッシェンプッテルがいつもながす、たくさんのなみだが、水やりのかわりになったので、ハシバミのえだはすくすくそだち、ついには、りっぱな木になりました。

まいにち、さんかいはおはかへ行きました。そのたびにいつもないていると、ふと、小鳥があらわれました。木の上にすをつくり、アッシェンプッテルとおはなしをするようになりました。
小鳥はアッシェンプッテルをやさしく見まもって、アッシェンプッテルののぞみなら、なんでもかなえてくれました。

 さて、あるとき、王さまがパーティを、みっかかん、ひらくことになりました。そして、パーティにきたひとのなかから、王子さまははなよめをえらぶということでした。
ふたりの姉は、パーティにしょうたいされました。ふたりの姉は、アッシェンプッテルをよびつけて、いいました。
「かみをといてくれないかしら。あと、くつにブラシもかけて、こしおびもしめてくれる? わたしたち、おしろのパーティでダンスすることになっているんですからね。」

 アッシェンプッテルは、いわれるままにしました。しごとはちゃんとこなしたのですが、なみだがぽろぽろこぼれました。
口には出しませんが、ほんとうは、姉たちについて、ダンス・パーティに行きたかったのです。アッシェンプッテルは、まま母に、どうかパーティに行かせてください、とおねがいしました。

けれども、まま母はこういいました。
「アッシェンプッテル、あんたなんか、はくくつもない、きる服もない、それにダンスもできないのに、それなのに、パーティに行きたいだって?」
 アッシェンプッテルはひっしにたのみました。まま母はおいはらおうと、こういいました。
「このお皿の中に入ったエンドウまめ、これを灰の山の中になげるから、にじかんいないにぜんぶひろいなさい。そうしたら、パーティのことをかんがえてあげてもいいわ。」
 まま母は、灰の中に、エンドウまめをぶちまけました。

ちいさなおひめさまは、うらぐちからにわへはしり出て、そらにむかって、よびかけました。
「にぎやかにさえずる小鳥さん、
 こちらへ、おそらをこえて、とんできて!
 ようきなハトさん、スズメさん、
 こちらへ、こちらへ、はやくきて!
 どうか、わたしをたすけて、みんな!
 いそいで、いそいで!
 つまんで、取って、ひろいあげて!」

 まず、さいしょに白いハトがにひき、だいどころのまどから入ってきました。つぎに、にひきのスズメがきて、おそらにいる小鳥たちみんながいっせいにやってきました。ちゅんちゅんないて、はねをぱたぱたさせながら、やってきました。
小鳥たちは灰の中にとびこみ、まずハトがみをかがめて、まめをつまんで、取って、ひろいあげました。のこりの小鳥たちも、まめをつまんで、取って、ひろいあげました。あっというまに、灰の中からまめをぜんぶひろいあげ、灰をのけつつ、お皿の上においていきました。ぜんぶおわるのにいちじかんもかからず、小鳥たちはまたまどからとびだしていきました。

 アッシェンプッテルは、パーティに行けるとうきうきしながら、まま母のところへお皿をもっていきました。けれども、まま母はこういいました。
「あんたみたいな、うすぎたないむすめは、ダメったらダメなの! ドレスもない、ダンスもできないあんたは、行っちゃダメにきまってるんだから。」
 アッシェンプッテルは、またもひっしにおねがいしました。すると、まま母はこういいました。
「このにまいのお皿の中に入ったエンドウまめ、これを灰の山の中になげるから、いちじかんいないにぜんぶひろいなさい。そうしたら、パーティのことをかんがえてあげてもいいわ。」
 こうすれば、アッシェンプッテルをおいはらえると、まま母はおもいました。そして、ふた皿ぶんのエンドウまめを、灰の中にぶちまけました。

 ちいさなおひめさまは、うらぐちからにわへはしり出て、もういちど、そらへよびかけました。
「にぎやかにさえずる小鳥さん、
 こちらへ、おそらをこえて、とんできて!
 ようきなハトさん、スズメさん、
 こちらへ、こちらへ、はやくきて!
 どうか、わたしをたすけて、みんな!
 いそいで、いそいで!
 つまんで、取って、ひろいあげて!」
 まず、さいしょに白いハトがにひき、だいどころのまどから入ってきました。つぎに、にひきのスズメがきて、おそらにいる小鳥たちみんながいっせいにやってきました。くぅくぅないて、かたあしでぴょんぴょんしながら、やってきました。小鳥たちは灰の中にとびこみ、まずハトがみをかがめて、まめをつまんで、取って、ひろいあげました。のこりの小鳥たちも、まめをつまんで、取って、ひろいあげました。灰の中からまめを、灰をのけつつ、お皿の上においていきました。
ぜんぶおわるのにさんじっぷんもかからず、小鳥たちはまたとびだしていきました。

 アッシェンプッテルは、こんどこそパーティに行けるとわくわくしながら、まま母のところへにまいのお皿をもっていきました。けれども、まま母はこういいました。
「こんなものどうでもいいのよ。とにかく、あんたは行けないんだから。ドレスもない、ダンスもできないようでは、こっちがはじをかくだけだわ。」
 まま母は、ふたりのむすめをつれて、パーティに行ってしまいました。

 みんな行ってしまって、いえにはアッシェンプッテルひとりだけになりました。かなしみにくれて、アッシェンプッテルはハシバミの木の下まで行って、そこへすわって、いいました。

「ハシバミさん、わたしにこなをふりかけて、
 金と銀のこなを、わたしのからだにふりかけて。」

 すると、アッシェンプッテルのともだち、あの鳥さんが木からとびだしてきました。金銀のドレスや、きらきらのきぬのくつをもってきたのです。
アッシェンプッテルはドレスをきて、きぬのくつをはいて、ふたりの姉のいるパーティへ行きました。
しかし、姉たちはアッシェンプッテルではなく、どこかのしらないおひめさまだとかんちがいしました。それほどきらびやかな服にみをつつんで、りっぱでうつくしくおもえたからです。アッシェンプッテルはいえで灰まみれになっているから、ここにいるはずがないとおもっていたのです。

 王子さまがアッシェンプッテルに近づいて、手を取って、いっしょにダンスをしました。王子さまは、アッシェンプッテルいがいのだれとも、おどろうとしませんでした。ずっとアッシェンプッテルの手をにぎっていました。
ほかのひとが、アッシェンプッテルにダンスをもうしこんでも、王子さまはこういうのでした。
「このかたは、ぼくとダンスをしているのです。」
 こんなかんじで、ふたりは夜がふけるまで、ずっとダンスをつづけました。アッシェンプッテルがかえることになると、王子さまはいいました。
「おはなしでもしながら、あなたのいえまでゆきませんか?」


 王子さまは、このうつくしいおひめさまが、どんなうちにすんでいるのか知りたかったのです。けれども、アッシェンプッテルは王子さまをふりほどき、とつぜん、いえにむかってはしりだしました。
 王子さまはおいかけましたが、アッシェンプッテルはしいくごやにとびこんで、かぎをかけてしまいました。王子さまはしかたなく、だれかがくるまでまつことにしました。アッシェンプッテルのお父さんがかえってくると王子さまは、パーティにいたなぞのおひめさまが、このしいくごやにみをひそめてしまった、とせつめいしました。ふたりでドアをこじあけましたが、中はもぬけのからでした。

 アッシェンプッテルのお父さん、まま母、姉たちがいえの中に入ると、アッシェンプッテルはいつものように、ちいさなランプのほのかな明かりにてらされながら、灰でよごれたワンピースをきて、よこになっていました。

 どうやってここまできたかといいますと、アッシェンプッテルはぜんそくりょくで、しいくごやをとおりぬけて、ハシバミの木のところまできました。そして木の下でドレスをぬぎ、鳥さんがもちかえれるように、木の下においてから、いつもとおなじように、灰色のワンピースをきて、灰の中にねそべったというわけです。

 つぎの日もパーティがはじまり、お父さん、まま母、姉たちは出かけてしまうと、アッシェンプッテルはハシバミの木のところへ行って、いいました。

「ハシバミさん、わたしにこなをふりかけて、
 金と銀のこなを、わたしのからだにふりかけて。」

 鳥さんがもってきたのは、きのうよりもずっときれいなドレスでした。パーティにきていくと、アッシェンプッテルがあまりにもうつくしいので、みんなおどろいてしまいました。王子さまはアッシェンプッテルをまちこがれていて、手を取って、いっしょにダンスをしました。
ほかのひとが、アッシェンプッテルにダンスをもうしこんでも、王子さまはやっぱり、こういうのでした。
「このかたは、ぼくとダンスをしているのですよ。」

 夜がふけて、かえるじかんになりました。この日も王子さまはつけていって、きのう見うしなったところまできました。しかし、アッシェンプッテルはあっというまに、いえのうらにわにきえてしまいました。
 にわに、おいしそうにみをつけた、洋なしの木がありました。アッシェンプッテルはほかにかくれるところも見つからないので、だれにも見られないうちにと、木のはっぱの中へかくれてしまいました。
 王子さまはアッシェンプッテルを見うしなってしまい、どこに行ったかまったくわからなくなりました。アッシェンプッテルのお父さんがかえってくると、王子さまはこういいました。
「いっしょにダンスをおどった、なぞのおひめさまがきえてしまったのです。たぶん、この洋なしの木の中にかくれているとおもうのですが。」
「もしかして、アッシェンプッテルが?」とお父さんはおもって、おのをもってきました。えいと木を切りたおしましたが、ひとのかげもかたちもありませんでした。
 みんながだいどころへ行くと、アッシェンプッテルはやっぱり灰の中でよこになっていました。

 どうやったというと、アッシェンプッテルは、木のはんたいがわからとびおりて、きれいなドレスをハシバミの木の鳥さんにかえしてから、灰色のちいさなワンピースにきがえた、というわけでした。
 みっかめ、お父さん、まま母、姉たちがパーティへ行くと、アッシェンプッテルはまたにわへ行って、いいました。

「ハシバミさん、わたしにこなをふりかけて、
 金と銀のこなを、わたしのからだにふりかけて。」

 鳥さんがもってきたのは、きのうよりももっときれいなドレスで、こんどはくつが金でできていました。パーティへ行くと、アッシェンプッテルのあまりのうつくしさに、だれもみな、ことばもありませんでした。王子さまは、アッシェンプッテルいがいのだれとも、おどろうとしませんでした。ほかのひとが、アッシェンプッテルにダンスをもうしこんでも、王子さまはこういうのでした。

「このかたは、『ぼく』のパートナーなのですよ。」
 夜がふけて、かえるじかんになりました。やっぱり王子さまはついていく気でした。「こんどこそ見うしなわないぞ。」とこころにちかいましたが、アッシェンプッテルもやっぱり、王子さまのまえから、ぱっといなくなりました。けれども、この日はあわてるあまり、ひだりあしの金のくつを、かいだんのとちゅうにおとしてしまいました。

 王子さまはくつをひろいいました。つぎの日、王子さまのお父さん、つまり王さまのところへ行って、いいました。


「ぼくは、この金のくつがぴったりはけるおひめさまを、おきさきにしたいです。」
 アッシェンプッテルのふたりの姉は、このはなしをきいて、おおよろこびしました。
ふたりのあしはきれいですから、ぜったいはけるとおもいこんでいたのです。まず上の姉がくつをもって、じぶんのへやに行きました。まま母がみまもるなか、くつをはいてみようとしました。けれども、くつはおもったよりもちいさくて、おやゆびがじゃまして、くつがはけませんでした。まま母はそれを見て、上の姉にナイフを手わたしました。
「だいじょうぶ、切り取ればいいのよ。おきさきさまになれば、おやゆびのひとつやふたつ、どうでもいいことになるわ。あるかなければいいんですから。」
 上の姉は、まま母のいうことをききいれて、おやゆびを切ってしまいました。それから、むりやりくつの中におしこんで、王子さまに見せました。王子さまは上の姉をおよめさんとして、じぶんのウマにのせて、おしろへかえることにしました。

 けれども、おしろへのかえりみち、アッシェンプッテルがうえたハシバミの木のそばをとおらなければなりませんでした。そのとき、こずえの上で、小さなハトがとまって、うたをうたっていました。
「もどって! ひきかえすんだよ! くつをしっかり見なきゃ!
 くつがちいさい、あなたのくつじゃない!
 王子さま! 王子さま! およめさんをちゃんと見て!
 そのひとは、ほんとうのおよめさんじゃないよ!」

 王子さまはウマを下りて、上の姉のあしをたしかめました。血がながれていたので、王子さまはだまされたことに気がつきました。ウマをまわれ右をさせて、にせもののおよめさんを、いえにおくりかえしました。

 王子さまは、アッシェンプッテルのいえのまえで、こういいました。
「このひとは、ほんとうのおよめさんではありません。だれかほかのむすめさんに、このくつをはかせてみてください。」

 こんどは下の姉が、へやに行って、くつをはこうとしました。けれども、かかとがじゃまして、くつがはけませんでした。そこで、まま母は血が出るまで、むりやりくつの中へおしこんでから、王子さまに見せました。王子さまは下の姉をおよめさんとして、じぶんのウマにのせて、おしろへかえることにしました。

 でも、ハシバミの木のところまできたとき、まだあの小さなハトがいて、うたをうたっていたのです。
「もどって! ひきかえすんだよ! くつをしっかり見なきゃ!
 くつがちいさい、あなたのくつじゃない!
 王子さま! 王子さま! およめさんをちゃんと見て!
 そのひとは、ほんとうのおよめさんじゃないよ!」

 王子さまがウマの上から見ると、下の姉のくつから、たくさんの血がながれていて、白いくつ下がまっ赤になっていました。王子さまはウマをまわれ右をさせて、いえにおくりかえしました。

 王子さまは、アッシェンプッテルのお父さんにこういいました。「このひとは、ほんとうのおよめさんではありません。もう、ほかにむすめはいないのですか?」
 お父さんは、こうへんじをしました。
「いません。ただ、わたしのつれ子に、うすよごれたアッシェンプッテルというむすめがいますが、あの子がほんとうのおよめさんだなんて、ぜったいありえっこないです。」

 けれども、王子さまはつれてきなさい、といいました。まま母が、しゃしゃりでて、いいました。
「あの子はダメですよ。うすぎたないから、王子さまのまえには、出てきたくないって。」
 でも王子さまはつれてきなさい、といいはりました。
アッシェンプッテルはまず顔と手をあらってから、王子さまのまえにあらわれました。スカートのへりをつまみ、ひざをまげ、あいさつをしました。王子さまは金のくつをてわたしました。アッシェンプッテルはぼろぼろのくつを、ひだりあしから外して、金のくつをはきました。
アッシェンプッテルのためにつくられたみたいに、くつはするするっとあしにおさまりました。王子さまは、アッシェンプッテルをそばにひきよせて、じっと見つめました。たしかに、見たことのある顔だったのです。


「このひとが、ほんとうのおよめさんです。」
 王子さまのことばをきいて、まま母とふたりの姉はぎょっとしました。アッシェンプッテルが王子さまのウマの上にのせられたとき、まま母もそのむすめたちも、おこって、顔がまっさおになっていました。

 王子さまとアッシェンプッテルは、ウマにのって、ハシバミの木をとおりがかりました。あの白いハトは、このようにうたっていました。
「おしろへ! おしろへ! くつをしっかり見て!
 おひめさま! あなたのくつですよ!
 王子さま! 王子さま! およめさんをおしろへつれてってね!
 そのひとは、ほんとうのおよめさんだから!」
 ハトはうたをうたいおえると、こずえからはなれて、アッシェンプッテルのみぎかたにちょこんととまり、いっしょにおしろへ行きましたとさ。

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『完訳 グリム童話集』

グリム童話は、世界中で読まれ、さまざまな変遷を遂げています。
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端々に感じられる古風な言葉遣いも味わいがあります。

グリムイヤーの今年、
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狼と七ひきの子やぎ
忠臣ヨハネス
夜うぐいすとめくらとかげの話
うまい商売
奇妙な楽人
ほうちょうをもった手
十二人兄弟
ならずもの
兄と妹
野ぢしゃ(ラプンツェル(髪長姫))
森のなかの三人一寸ぼうし
糸くり三人おんな
ヘンゼルとグレーテル
三まいの蛇の葉
白へび
わらと炭とそらまめ
漁夫とその妻の話
いさましいちびっこのしたてやさん
灰かぶり  >語るためのグリム童話集
なぞなぞ
子どもたちが屠殺ごっこをした話
はつかねずみと小鳥と腸づめの話
ホレのおばさん
七羽のからす
赤ずきん
ブレーメンのおかかえ楽隊
死神とがちょうの番人
唄をうたう骨
黄金の毛が三ぼんはえてる鬼
しらみとのみ
手なしむすめ
ものわかりのいいハンス
三いろの言葉
靴はき猫
ちえ者エルゼ
天国へ行ったしたてやさん
おぜんや御飯のしたくと金貨をうむ驢馬と棍棒ふくろからでろ
おぜんと驢馬とこん棒
おやゆびこぞう

完訳 グリム童話集〈2〉 (岩波文庫)/岩波書店

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まほうをつかう一寸法師
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コルベスさま
名づけ親さん
へんてこなおよばれ
トゥルーデおばさん
死神の名づけ親
おやゆび太郎、修業の旅あるき
まっしろ白鳥
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人ごろし城
柏槇の話
ズルタンじいさん
六羽の白鳥
野ばら姫
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つぐみのひげの王さま
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背嚢と帽子と角ぶえ
ながい鼻
ハンスばか
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白はと
犬と雀
たのもしい名づけ親のすずめ話
フリーデルとカーテルリースヒェン
二人兄弟
水のみ百姓
蜂の女王
三枚の鳥のはね
黄金のがちょう
千びき皮
小兎のおよめさん
十二人のかりゅうど
どろぼうの名人とその大先生
ヨリンデとヨリンゲル
三人のしあわせもの
人くい鬼
六人男、世界を股にかける
狼と人間
梨のこぞうはどうしても落ちない
狼と狐
狐と名付けをたのんだ奥さま
狐と猫
なでしこ
ちえ者グレーテル
さしもの師とろくろ細工師の話
木の馬
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めんどりの死んだ話
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完訳 グリム童話集〈3〉 (岩波文庫)/岩波書店

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かじやと悪魔
三人姉妹
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ハンスがおよめをもらう
黄金の子ども
雪の花姫
ヨハネス王子の話
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貧乏人とお金もち
なきながらぴょんぴょん跳ぶひばり
夏の庭と冬の庭の話
がちょう番のおんな
おおにゅうどうこぞう
地もぐり一寸ぼうし
黄金の山の王さま
おおがらす
ちえのある百姓むすめ
ヒルデブラントおじい
三羽の小鳥
命の水
ものしり博士
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悪魔のすすだらけな兄弟ぶん
熊の皮をきた男
みそさざいと熊
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ちえのある人たち
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蛇のお話・ひきがえるのお話
かわいそうな粉ひきの若いものと小猫
旅あるきの二人の職人
からす
ハンスぼっちゃんはりねずみ
きょうかたびら
いばらのなかのユダヤ人
じょうずなかりゅうど
天国のからさお
王さまの子どもふたり
ちえのあるちびっこのしたてやさんの話
くもりのないおてんとうさまはかくれてるものを明るみへだす
青いあかり
ランプとゆびわ
わがままな子ども
三人軍医
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三人の職人
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完訳 グリム童話集〈4〉 (岩波文庫)/岩波書店

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実意ありフェレナンドと実意なしフェレナンド
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白鳥王子
なまけものの糸くり女
名人四人兄弟
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一つ目、二つ目、三つ目
兵隊と指物師
べっぴんさんのカトリネルエとピフ・パフ・ポルトリー
狐と馬
おどりぬいてぼろぼろになる靴
六人のけらい
白い嫁ごと黒よめご
鉄のハンス
やまおとこ
まっくろけな三人のおひめさま
ずんぐりやっこと三人のせがれ
ブラーケルの小娘
眷族
小羊と小ざかな
ジメリの山
旅にでる
飢死しそうな子どもたち
ろばの若さま
親不孝なむすこ
かぶら
わかくやきなおされた小男
神さまのけだものと悪魔のけだもの
うつばり
こじきばあさん
ものぐさ三人兄弟
ものぐさ十二人おとこ
牧童
星の銀貨
くすねた銅貨
おみあい
ぬらぬらの亜麻のかたまり
親すずめと四羽の子すずめ
憂悶聖女
のらくら国のお話
ディトマルシェンのほらばなし
なぞなぞばなし
雪白と薔薇紅
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ガラスのひつぎ
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怪鳥グライフ
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完訳 グリム童話集〈5〉 (岩波文庫)/岩波書店

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死神のおつかいたち
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泉のそばのがちょう番の女
エバのふぞろいの子どもたち
池にすむ水の精
こびとのおつかいもの
えんどうまめの試練
大入道と仕立てやさん
くぎ
お墓へはいったかわいそうなこぞう
ほんとうのおよめさん
兎とはりねずみ
つむと梭とぬいばり
ひゃくしょうと悪魔
つくえの上のパンくず
あめふらし
強盗とそのむすこたち
どろぼうの名人
たいこたたき
麦の穂
どまんじゅう
リンクランクじいさん
水晶の球
マレーン姫
水牛の革の長靴
黄金のかぎ
児童の読む聖書物語(森のなかのヨーゼフ聖者
十二使徒
ばら
貧窮と謙遜は天国へ行く路
神さまのめしあがりもの
三ぼんのみどりの枝
聖母のおさかずき
おばあさん
天国の御婚礼
はしばみの木のむち)
断篇(絞首架の男
黄金の脚
じゅばんの袖
しらみ
つわものハンス
靴はき猫
悪人のしゅうとめ
民謡体の童話断篇)
グリム兄弟遺稿中の童話(恩を忘れない亡者と奴隷からすくわれた王女
貞女
柩のなかの王女と番兵
こわがる稽古
ペーテル聖者の母
犬が猫と、猫が鼠となかのわるいわけ
犬と犬とが嗅ぎっこするわけ
耳のいい人と脚の早い人と息の強い人と力の強い人
鼠と腸詰との話)
グリム童話には、子供たちがわくわくする冒険や
優しい気持ちになる物語がたくさんあります。

読み聞かせは、とても大事な時間。
子供たちのイマジネーションがかきたてられる
ひとときです。

$ハンドパペットと人形劇で楽しく育児・保育・教育~ドイツ発ケルザ-保育園での読み聞かせ

音声だけでももちろん楽しいものですが
そこにパペットがあると、楽しさは倍増。

ドイツの老舗でていねいに手づくりされたハンドパペットで人形劇をしてみませんか。

歴史あるケルザで職人さんたちが
心を込めてつくるハンドパペットはとても丈夫。
うちにいるパペットさんたちは、もう20年くらい経っていますが、まだまだきれいです。

ドイツの家庭では、おばあちゃんからママへ、そしてその子どもへとその文化とともに、宝物のように受け継がれていきます。
長年使っても、よごれにくく、こわれにくいように
しっかり丈夫につくられています。

ドイツの保育現場でしっかり意見を聞いて
ものづくりに反映させているからなんですね。

ヘンゼルとグレーテルを見る
赤ずきんちゃんを見る
ピノキオのお話

3歳以上になれば
見せてあげるだけではなくて
子供たちが実際にハンドパペットを動かこともできるようになります。

小さな手で使っても全然疲れない軽さが、ケルザパペット の特徴。
ず〜っと遊んでいられるんです。

ケルザにも、
・白雪姫
・グレーテル
・かえるの王子様
・長靴を履いた黒猫
などなど、童話の主人公がいますよ。
会いに来てね。



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