幼い頃読んだ『ヘンゼルとグレーテル 』のお話は、今も鮮やかに心に残っています。
お母さんとお父さんに森に捨てられたかわいそうなお話なのに、カラフルなお菓子のお家に出会えた2人がうらやましかったり、魔女をやっつけるところでドキドキしたり……読み終わった後で思ったのは「うちもお菓子の家だったらいいのに!」。
本当になんて食いしんぼうな子供だったのでしょうね。
最近ではクリスマスシーズンになると、お菓子メーカーからお菓子のうちが売り出されているのをよく見ます。やっぱり娘もチラ見しているのを見て、母譲りだわ、とひとりでクスっと笑ってしまうのです。
語るためのグリム童話〈1〉ヘンゼルとグレーテル (語るためのグリム童話 1)/小峰書店
¥1,680
Amazon.co.jp
もともと、ヘンゼルとグレーテルというのは、日本で言うと「太郎と花子」みたいな意味で、「Hänsel」は「男の子」、「Gretel」は「女の子」と言い換えられるんですね。
そこで、ドイツ・ケルザ社製のハンドパペットをあてはめるとしたら
ヘンゼル役 → ゼッペルのパペット(手人形、指人形)
グレーテル役 → グレーテルのパペット(手人形、指人形)
というキャスティングがぴったりだと思います。
ヘンゼルとグレーテル (絵本・グリム童話)/岩崎書店
¥1,575
Amazon.co.jp
その他、ヘンゼルとグレーテルの他には
魔女とお父さん(木こり)も登場します。
最初はお父さんとお母さんが
「森に子供を捨てよう」と話しているところから始まるので
お母さん役も・・・・・と思ってしまいます。
けれど、お母さんの登場するところは、この最初の部分だけなので
お父さんと話している声だけが
物陰から聞こえるという設定にすれば、あえて揃えることはないと思います。
お父さん役の木こり(パペット/手人形)は、
さまざまな物語で活用しそうです。
【ケルザ・フィプ(指人形)シリーズで選ぶなら】
ドイツの伝統的なハンドパペットをリーズナブルに。
ケルザ・リナ・シリーズなら、お値頃です。
しかも、クラシックタイプ同様、布製で手づくり。
表情がどれも愛らしいので、お子さんが小さいうちは
友達感覚で、親しみやすいかもしれませんね。
【ケルザ・リナ シリーズで選ぶなら】
特にケルザ・クラシックの木こりさんは、とてもニュアンスのある表情。
慈愛に満ちた表情が、実に良く表現されていると思います。
さすが、職人さんの手づくりですね。
【ケルザ・クラシックシリーズで選ぶなら】
ヘンゼルとグレーテル (世界名作おはなし絵本)/小学館
¥1,050
Amazon.co.jp