少し前だが、ドラマ『家売るオンナ』で、
ダブル不倫の夫婦への家を売る時のセリフで北川景子演じる三軒屋万智が言った言葉
「人はホームとエロスがあると心が満たされる」
が、とても腑に落ちた。
そして、同回では、それは一人の相手に両方求めなくても
それぞれが別の相手でも良いではないか。
というものだった。
これまで、一人の相手に、それも妻にエロスを求められないことで
ずっと悩んできたが、賛否両論はあるが一つの「解」を得た気がした。
それから、得られないものを相手に望み続ける無限ストレス、虚無感、絶望感から
いくらばかりか「解放」された気がする。
決して、「解決」ではないが。
見渡せば、同級生にもレス夫婦は沢山いる。職場にも然り。
妻は、まさに「ホーム」だ。家族という安心感、幸せも感じることができる。
先日、久しぶりに会社の元後輩たちと飲んだ。
二人とも30ちょっとの女性たち。おそらくレスではない。
聞けば、二人とも不妊治療をしているそうだ。不妊治療は同級生にも多い。
晩婚化や、女性の社会進出が進んだことによるところなど、時代なのかもしれない。
妻には、子供さえ産んでくれたらそれでいい。それで十分幸せなことだ。
子供は宝物。授かりもの。元気な子供を産んでくれるなんて、そんな大仕事自分にはできない。
今、純粋な気持ちである。
出産がきっかけでレスになる夫婦は非常に多いと聞く。まわりでも確かに多い。
だったら、いずれそうなるなら、早いか遅いかの違いだけ。
「ホーム」とは、家族になるとはこういう心境なのかもしれない。
と、ここまで書くと、大層綺麗な文章である。
そう、「エロス」が抜けている。
一人に両方を求めない、つまり分離するということは、
エロスは他に求めるということだ。
その対象は、風俗なのか(風俗嫌いだが)
同じニーズを持つ人なのか、
この先そんな出会いがあるのかも分からない。
しかし、それで「ホーム」がうまく行くのであれば、、
お互いの「ホーム」には干渉せず、
「エロス」を満たせ合える関係。
人生、綺麗事だけでは無い。