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りくのさかな

映画感想記として再開しました。

でもすきなものやこと、日常も書いていきたい。

年に一回は旅行にいってます。前世はぜったいネコ。

もう私のブログ更新は深夜ってことで把握してもらって間違いないと思う。( ̄▽+ ̄*)


わりと間を空けずに更新できてほっとしてるけど、やっぱり映画館ってよかったなー何もかもが。

この作品も、映画館で見たくて見たくてしょうがなかったです。






「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」

1997年のアメリカ映画。

無名時代のマット・デイモンが、ハーバード大学在学中授業用に書いたものを元に、親友のベン・アフレックと共同で執筆した脚本を元に映画化。多くの脚本賞を受賞。

2014年に亡くなったロビン・ウィリアムズの代表作のひとつでもある。

タイトルは、好意を意味する”Good will”と主人公ウィル・ハンティングをかけていて、様々な解釈ができる。






・あらすじ

MITの数学教授であるランボーは生徒たちに授業で難問を出したが、誰も解けなかったそれを大学の清掃アルバイトであるウィル・ハンティングが解いてしまう。

ランボーは彼に才能を見出し自らの下で才能を活用させようとするが、彼は素行が悪く、何人ものセラピストをからかって怒らせる。

ランボーは最後の手段として、かつての同窓で今は不仲であるショーン・マグアイアを頼る。




・映画の点数 ★★★★☆




・見終えての一言

「”純”ってかんじ」




・感想

ロビン・ウィリアムズの出演作を見るのははじめてでした。

「レナードの朝」とか、以前から見たいとは考えてたけれど・・・新しく見たい映画が追加されていき、とうとう今日までかかっちゃった。


実は最初、ランボーがロビン・ウィリアムズかと思いました。

鼻の形が似てて・・・。(^_^;)

でもショーンが登場するとすぐわかりました。

目が、とびきりきれいなビー玉みたいにキラキラして、

ああこの人だ、って。

間違えてごめんね。(^^ゞ


ウィルとショーンのやりとりは多い、深いってちゃんと言える程じゃないとは思うけど、二人が患者とセラピストという関係である以上、リアルな距離感。

ストーリーも全体的にとてもリアルです。それも皮肉な方向に。


ウィルは本から得た知識で理論武装を完璧にしていますが、人生を知っている中年の心理学者には看破されてしまう。

ウィルの頭脳を金に力にしたい人間がたくさん彼に寄ってくる、など。

でも残酷な事実じゃなくて、本当に皮肉っていうレベルです。


ストーリーはいくつかの問題を孕んでいてわかりにくいところもあるけど、要はウィルの未来です。

ウィルが望めば世界が思い通りになるのを、世界は待っている。

つまり、ウィルが鍵で、そのために現れた最後のピースがショーンって感じでした。

そう、とにかく、ウィルが聡明だからなのか、選ぶ人間を間違えてないっていうのが印象的でした。

友だちもウィルのことをよくわかっている。


でも、解答であるラストは、御伽噺じゃないかなーって思いました。

だって他の点では皮肉なほどリアルだというのに、ラストはあんまり・・・政府がほっておいてくれる?

でもきっと、聡明で、あらゆることをわかっていながらそれを選んだウィル・ハンティングならば、うまいことやっていくのでしょう。

彼女に新しいオトコがいたとしてもね!


ウィルが天才である必要あるかなー?と考えていましたが、ウィルのように特別に幸福でも不幸でもない状態で看過されていく人はいくらでもいるんですよね。

けれどウィルはそれを乗り越えて成長しなければならない。

天才だから。

いつまでもそこに留まることを頭脳が許さないから。

だからちょっとは納得しました。

でもそれって逆に言えば、頭脳がイマイチな人間は精神的問題を克服できないってことなのでしょうか?

そういうことにも頭脳を働かせなければってこと?暗示的でした。




・印象に残ったシーン

ショーンが「君は自分の言葉が分かってない子どもだ」と言って、ウィルに言葉の重みを理解させるシーン。

あれがだいすきです!o(^▽^)o


「システィーナ礼拝堂の匂いをかいだことは?」

「女の隣で目覚め真の幸せを感じたことは?」

印象的な質問が続きますが、その間ウィルがどんな表情をしているかがわかりません。

視線の先にはショーンしかいないよう計算されてます。

でもそこがとてもすき。

ウィルがどんな顔をしているかわからないというところが。




・作中に登場するファッション

ショーンがおかしな柄のシャツ着てるなーってことと、スカイラーが服のせいで老けて見えることだけ気になりました。(・ω・)/




・総評

グッド・ウィル・ハンティング。


ある意味とても見事に、タイトルがこの映画全体を説明しています。

いろんな恣意を含んでいて、結構見事なネーミングセンスだと思います。(^∇^)


ちなみに私がロビン・ウィリアムズの出演作が気になりだしたのは彼が死亡してからですが、彼の死を惜しむたくさんの人の声が心に迫るものだったからです。

特に娘のゼルダのインスタグラムは泣けた(:_;)

オバマ大統領の声明も異例でしたね。

ようやく見ること叶ったし、ひとりロビン・ウィリアムズ祭りでもしよっかなーなんて!(^□^)

・・・・・・・・・考えますけど、期待はしないでください(^▽^;)