5年前の1月に派遣として働いたところで、トラブルになり、その後もまた、トラブルが。。
という予告で終わった前回の記事でしたが、皆様、「その3」の記事には要所要所で、自閉スペクトラム症の特性となるキーワードが出てきたのに気づかれましたでしょうか。
では、自閉スペクトラムって?
どんな特性なの?
という方のために、特性についてちらっとお知らせしたいと思います。
簡潔にわかりやすく記すと
コミュニケーション・対人関係の困難とともに、強いこだわり・限られた興味を持つ
と、いうことなんですが、実は、もっと突き詰めていけば、
かなり広い範囲での、困りごとがあるんです。
なので、
医療機関の診断書の傷病名には
広汎性発達障害
と、記されることもあるようです。
「感情のコントロールが難しいこと」
というのも特徴の一つです。
はい、前回の記事思い出してみてください。
まだ読んでないよ~という方は、さっそくどうぞ。
以下抜粋
派遣先の人にパワハラまがいの罵倒を受けることになりました。
そこで、腹が立って、思わず言い返しました。
大体この仕事、契約書にないことじゃないですか。
そこまで罵倒される筋合いはないですよ。
ということを話したと思います。
それで、その日のうちに、途中で帰宅して、
いや正確にはその場を飛び出し、派遣元の会社に電話をかけ、
報告しました。感情むき出しで、切れ気味に。。抗議してやろう。という気持ちが全面に出ていたと思います。
そうなんです。まさに感情のコントロールが難しいのですよ。
いわゆるキレやすい。ということなんですが、
アンガーマネージメントがうまくいかない。んですね~
でも、これらのことを学んで、特性として理解し始めてからは、
ちょっとのことでは怒らなくなりました。
特性ですもん。努力とかそんなんじゃない。だけど、
そんなこと言って甘えてもいられない。
怒りを相手にぶつけそうになった時は、
深呼吸して、数秒まつ、それから話始めるなり、
忘れるなりしよう。
対処法ですよね。
もう一つ、お話しておきます。
「あいまいな指示がわからない」「雑談が苦手で人間関係がうまくいかない」などの理由で2回転職をしましたが、どれも1年と続きませんでした。
↑
30代⼥性(在宅ライターのお仕事・アスペルガー症候群(発達障害))の就職・雇⽤事例 より引用
はい、そうです、長期間続く仕事が難しいのです。
これも、じつは 「その3」の冒頭あたりに書いてあります。
そうなんですよ。
こうして、自閉スペクトラムについて色々調べていくと、
過去に起こった体験からいろんなことが自分に当てはまっていることに気付くのです。
これから、社会に出て働く予定のある自閉スペクトラムの方で、もしこれを読んでいる方がいたら、
これから先、仕事を続けるのがしんどい。と思うことがあったとき、どうぞあまり自分を責めないでください。
自己肯定感を高めましょう。
発達障害の特性なのですから。。
スミマセン、「その3」で予告した内容とは別に、番外編のような記事になってしまいました。
では、その後にあったトラブルに関することは、また次の記事で。