春のシーズン その2
NYオークションの続報が届いています。 分厚いカタログを見てこれだけの作品を吸収できる地合いなのだろうかと心配していましたが取り越し苦労だったようで。
もう亡くなってすでに戦後美術史にその名を残しているアーティストの作品が多い夜のメインセールに比べ、中堅やまだまだこれからマーケットの伸びが期待されるアーティストのアイテムが多い午後のセッションはさすがに面白い。 奈良
さんや草間
さんの作品が落札予想価格の3倍から4倍で買われるのは愉快です。 ミリオンダラー・ベイビーズ
夜のメインセールは有名作家の評価の微調整とすれば午後はこれからを担うアーティストの将来にどれだけノリシロがあるかを試す実験室といえるでしょう。
日本の週刊誌ではしきりに株式や投信といった金融資産の利殖入門を載せていますが、属性として金融資産的な側面をもつ美術品という現物資産って本当に興味深い存在です。 一般に喧伝されて誰もが手軽に参加できるようになった相場など大きく儲かりっこないですからね。 人がやらない領域でこそ果実を手に入れることができる。
入手したかったクリス・バーデンの飛行機を撃つ写真は出品されなかったようです。 残念(涙)
お詫び: 4月4日に村上+奈良の高値はすでに過去の出来事と相場が終わったように書きましたがこれは誤認でした。 サザビーズ関係者の秘密のコメントでは(笑)、選別がおこなわれたという。 2人のうちどちらがサバイバルできてどの年代のどういった画風が評価が高いのかが明らかになったわけです。
