予定していなかった川場の山歩きをして、ピザ食べて、さらに先へ進みます。
車を停めて、散策します。
寂しげな通りを歩くと、「ようこそ○○温泉へ」という看板があります。
ここは、営業中の旅館が点在する合間に、すでに廃業して朽ち果てた宿や、閉店したスナック、飲食店などが軒を連ねる温泉街です。
廃墟の温泉としては、水上とか鬼怒川が有名ですが、
ここもそれに近い風情ありです。
ははは、美人座。
温泉街によくあるストリップ小屋ですね。これも閉店してるんでしょう。
射的。
看板の廃れ具合がたまりません。😃
壁の絵がいい味わいを醸し出してます。
廃業した大型旅館のある一角はゴーストタウン化しており、一方その脇で、さらに大型の旅館が頑張って営業していたり。
そんな対照的な光景を眺めながら、そろそろ本日の宿へ。
とりあえず温泉へ。(2箇所あって、空いていればいつでも貸切で使用します。お客は4組のみなので、たいてい空いています)
さて。
夕食タイムです。すでに並んでいるものたち。
(前菜)
「こごめとセロリのコールスローサラダ」「ふきのとうの煮びたし」「ローストビーフ」
この他に「うるいの辛子味噌和え」ありますが、写真撮り忘れ。
ここまでが、すでにテーブルに並んでいた前菜です。😃
この前菜なら日本酒でしょ~。
ちみちみつまんで日本酒グビグビ。
群馬の地酒。3種類あるので、まずはそのうちひとつを。う~、名前なんだっけ。
「煮物(湯葉と根菜の炊き合わせ) 下に湯葉が隠れて
ます」
テーブルの上では、やまめめしをひとりずつの釜飯として炊き始めてます。
季節で魚は変わり、鮎めしが人気。
(天ぷら)
揚げたての天ぷらがやってきます。
ふきのとう と たらの芽。
(魚料理)
ここで、「かぶのブラマンジェ」が登場します。
これは初めて。
肉や魚につけて食べるとおいしいとのことで、
さっそく、岩魚に。
おー、まろやかな味に変わって、旨い。
お酒進みます。お酒、追加です。
(肉料理)
これにもかぶのブラマンジェをつけてみます。
旨~い。😃
(食事)
やまめめし、炊き上がりました。
大きな骨を取って、身をほぐして混ぜます。
当然美味しい。
せりのお吸い物も出てきます。
(甘味)
バニラアイス苺添え と 珈琲。
う~ん、満腹。
日本酒もよく呑みました。
評判通り、たいへん満足な夕食でした。
豪華でおしゃれな施設とかを求める人には向きませんが、鄙びた温泉街の小さな宿で、独泉と美味しい料理楽しみたい人にはおすすめ。値段は “都内のビジネスホテル1泊朝食付料金” 並み、 と破格値です。
ネットの情報見ていて、たまたま見つけた穴場宿なりよ。😃✌️