廃墟の温泉街散歩 → やまめめし の夕食 4/20(土) | maa散歩 リターンズ

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血圧対策ではじめた休日散歩の日記。
のつもりでいたら、いつの間にか、立って呑んだりする日記に。
まあ、そんな回遊の忘備録みたいなもんです。

予定していなかった川場の山歩きをして、ピザ食べて、さらに先へ進みます。





とある温泉街へ。


車を停めて、散策します。

寂しげな通りを歩くと、「ようこそ○○温泉へ」という看板があります。





ここは、営業中の旅館が点在する合間に、すでに廃業して朽ち果てた宿や、閉店したスナック、飲食店などが軒を連ねる温泉街です。


廃墟の温泉としては、水上とか鬼怒川が有名ですが、

ここもそれに近い風情ありです。





ははは、美人座。

温泉街によくあるストリップ小屋ですね。これも閉店してるんでしょう。





射的。

看板の廃れ具合がたまりません。😃




壁の絵がいい味わいを醸し出してます。

廃業した大型旅館のある一角はゴーストタウン化しており、一方その脇で、さらに大型の旅館が頑張って営業していたり。

そんな対照的な光景を眺めながら、そろそろ本日の宿へ。




こちらは、昨日と同じくたいへん小さな宿。やはり、女将と料理人の二人でやっているので、1日の受け入れは4組のみ。
平日は湯治や一人旅、ツーリングなどのお客さん向けの営業ですが、「毎週土曜日のみ」、たいへん結構な料理を出すプランとなるので、それが大人気。

なので、かなり先までの土曜日はすべて予約で埋まっています。

とりあえず温泉へ。(2箇所あって、空いていればいつでも貸切で使用します。お客は4組のみなので、たいてい空いています)




さて。
夕食タイムです。すでに並んでいるものたち。


(前菜)



「こごめとセロリのコールスローサラダ」「ふきのとうの煮びたし」「ローストビーフ」




「鱒のカルパッチョ」「行者にんにく」




「きのこのおろしあえ」「舞茸・紫玉葱・蓮根・うどの酢の物」




「刺身こんにゃく」
この他に「うるいの辛子味噌和え」ありますが、写真撮り忘れ。

ここまでが、すでにテーブルに並んでいた前菜です。😃




この前菜なら日本酒でしょ~。
ちみちみつまんで日本酒グビグビ。

群馬の地酒。3種類あるので、まずはそのうちひとつを。う~、名前なんだっけ。


(刺身と煮物)



「岩魚の刺身」。
「煮物(湯葉と根菜の炊き合わせ) 下に湯葉が隠れて
ます」




テーブルの上では、やまめめしをひとりずつの釜飯として炊き始めてます。

季節で魚は変わり、鮎めしが人気。



(天ぷら)



揚げたての天ぷらがやってきます。
ふきのとう と たらの芽。



(魚料理)




「岩魚の塩焼き」。





ここで、「かぶのブラマンジェ」が登場します。


これは初めて。


肉や魚につけて食べるとおいしいとのことで、





さっそく、岩魚に。


おー、まろやかな味に変わって、旨い。


お酒進みます。お酒、追加です。



(肉料理)




上州もち豚スペアリブのグリル。


これにもかぶのブラマンジェをつけてみます。

旨~い。😃



(食事)



やまめめし、炊き上がりました。


大きな骨を取って、身をほぐして混ぜます。





当然美味しい。


せりのお吸い物も出てきます。



(甘味)




バニラアイス苺添え と 珈琲。


う~ん、満腹。

日本酒もよく呑みました。


評判通り、たいへん満足な夕食でした。


豪華でおしゃれな施設とかを求める人には向きませんが、鄙びた温泉街の小さな宿で、独泉と美味しい料理楽しみたい人にはおすすめ。値段は “都内のビジネスホテル1泊朝食付料金” 並み、 と破格値です。


ネットの情報見ていて、たまたま見つけた穴場宿なりよ。😃✌️