こんばんは
科学おたくのkeropaoです。
ブログお読みいただきありがとうございます。
今日は国際宇宙ステーションきぼうの話題です。
先日は皆既月食が見られなくて残念でした。
今日は国際宇宙ステーション きぼうが2回見られると聞いて、待ち構えていました。
1回目は19時59分
⇒残念ながら見えませんでした。
2回目は21時37分から38分まで
⇒こちらは見えました。
空を1分くらいで点滅しないで移動する国際宇宙ステーションが見えました。
下の写真の中央部やや上の小さな点が国際宇宙ステーションです。
国際宇宙ステーションって何?
国際宇宙ステーションとは(アメリカ合衆国、ロシア、日本、カナダ及び欧州宇宙機関 (ESA) が協力して運用している宇宙ステーションです。地球及び宇宙の観測、宇宙環境を利用した様々な研究や実験を行うための巨大な有人施設である。
地上から約400km上空を秒速約7.7km(時速約27,700km)で地球を約90分で1周、1日で約16周する。
(出展:ウィキペディアより)
つまり、宇宙を飛んでる国際的な実験施設ってことですね。
(過去ブログの再掲です)
日本人は乗っているの?
はい乗っています。
5月2日までは、野口聡一飛行士が約5か月半滞在していました。
そして4月28日(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の星出宇宙飛行士が前任のシャノン・ウォーカー宇宙飛行士(米国)から引き継ぎを受け、ISS船長に就任しました。
星出宇宙飛行士は、約5ヶ月間、ISS船長として搭乗員を統括し、指揮を執る予定です。
国際宇宙ステーションにはどうやって行くの?
最近はアメリカのスペース X社 クルードラゴンっていう宇宙線に搭乗して行っています。
このクールドラゴンっていう宇宙船を同じくスペース X社が開発したファルコン9っていうロケットで打ち上げて宇宙に行きます。
昔は宇宙っていうと、国家の威信をかけて開発したロケットが唯一の手段でしたが、最近は民間企業が参入しているんですね。
ちなみにファルコン9ロケットの名前は、『スター・ウォーズ』のミレニアム・ファルコン号に由来しているそうです。
打ち上げにどのくらいお金かかるのかな?
打ち上げ価格は6,200万ドル(約66億円)だそうです。
同規模の打ち上げが100憶円を超えるのが普通のようですが、それよりは大幅にコストが安いです。
(ウィキペディアより)
民間企業が参入できるようになったのって何でなの?
これは簡単に言うと技術の進歩です。
素材の進歩、コンピュータの進歩、製造技術の進歩など様々な進歩によって国家ではなく、民間企業も参入のハードルが下がっていると考えらます。
例えば、月着陸したアポロ計画の映像見た方ならご存じかと思いますが、昔は大きな管制センターで大勢のスタッフがいろいろな操作パネルを見ながらロケットの制御、監視を行っていました。
今ならコンピュータの性能が何百倍、何千倍と上がり大規模な管制センターが不要になっています。
火星探査のミッションのコントロールルームを報道で見たことがありますが、それほど大きくない部屋でパソコンが何台かあるだけでした。
これからどうなるの?
打ち上げコストの低下により宇宙ビジネスは今後も盛んになっていくでしょう。
例えば、NTTとスカパーJは宇宙にコンピュータセンターを置いたり、衛星を使った通信サービスの提供などの構想をねっているようです。
宇宙で収集したデータを宇宙で処理すればリアルタイム性という点で有利ですし、衛星を使った通信サービスは災害に強いネットワークを構築できるでしょう
何か問題ないのかな?
スペースデブリが問題になってくるかもしれません。
スペースデブリは前の以下の記事でも書きましたが、宇宙ゴミのことです。
この宇宙ゴミって鉄砲の玉より早く飛んでいるので当たったら大変なことになります。
そのうちスペースデブリの回収をビジネスにする会社が出てくるかもしれませんね
(希望的な観測かもしれませんが)