おはようございます。
科学オタクのkeropaoです。
ブログお読みいただきありがとうございます。
今日は中国のロケットの落下についてのお話です。
中国のロケットが落ちてくるって聞いたけど、自分が住んでいるところに落ちてこないのかな?
結論からいいますと、人が住んでいるところに落下する可能性がありますが、海に落下する可能性の方が高いと考えます。
確かに中国のロケット長征5号Bが制御不能で8日ごろ地上に落下するようです。
数十メートルの大きさであり、大気圏突入で燃え尽きないで、一部が地上に落下する可能性があるとのこと。
地表の約70%は海です。地面は30%、人が住んでいるところはもっと少ないです。
落下の少し前には落下地点の予想がでると思いますので、万が一それが自分の住んでいる近辺に落下するといった予想が出た場合は安全なところへ避難する必要があるかもしれません。
冷静に対応することが大切です。
(5/9追記)
アメリカ宇宙軍は、日本時間5/9の午前11時ごろに、ポルトガル沖の大西洋上空で大気圏に再突入するとの最新の予測を公表したとのこと。日本近辺ではないようですが、誤差はありますのでニュースは見ておこうと思います。
中国は何でそんなことしちゃうのかな
中国は宇宙開発でアメリカとしのぎを削っていますが、そのため安全をおろそかにしている面が否めません。
本来でしたら落下位置をコントロールする装置が付いているべきですが、どうやらその装置自体を付けていないようです。
また、2007年2月2日には人工衛星の破壊実験を行い、大量のデブリ(宇宙ごみ)を発生させています。
宇宙ゴミっていっても単純にゴミではなく、凶器です。
秒速何メートルって速さ(ピストルの弾より早い)で地球を周回しています。これにあたったら、大変な被害を受けます。
例えば、平和利用の人工衛星や国際宇宙ステーションなどがリスクにさらされています。
そんなこと許されるのかな?
こうした中国の自国の軍事的な優位を得るためだけに国際ルールや他の国の人の生命を危険にさらす行為は絶対に許されるべきものではありません。
国際的に非難されるべきものと考えます。