女子の人間関係/サンクチュアリ出版
¥1,404
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【内容】
 この本では、女性の嫌な部分を括弧つきで「女」と表記している。
 そして具体的な人間関係の事例に対して、
  1.ひとまずの対処法
  2.攻撃を受けない方法
  3.本当の意味での解決
 というステップで解説していく。


【感想】
 ミステリーではないです。対人関係のハウツー本です。
 なぜここに書く気になったかというと...

 この本の、解りやすさに、
論理の筋道の明確さに、関心した!

 「女の敵は女」である訳。
 「自分は自分、他人は他人」ができない「女」との関わり方
 比べたがる「女」との関わり方
 演じる「女」との付き合い方
 などなど、順を追って、さまざまな「女」への対処法を紹介する、ハウツー本です。

 著者の水島広子さんは、精神科医で元衆議院議員。(知らなかった)
 
 この本の解りやすい点は、いろいろな事例を掲げて類型化してパターン化して、こういう場合にはこうしましょう、と簡潔に答えを出しているところ。

 それとキャッチフレーズ的な言葉の使い方のうまさ。この本、キャッチフレーズ的な言葉や論理の筋道で重要な箇所は、全部太字になっている。最初からアンダーラインが引かれている参考書のようだ。あとで読み返してもすぐに記憶がよみがえる。

 そして論理の筋道が明確なので、この本を一読すると、もうどんな人との関係でも解決してしまいそうな錯覚に陥るくらい見事な書きっぷり。
 その反面、物事を単純化して大筋だけで捉えてしまっているきらいはある。
 実際問題として、この本に書かれているように単純に一直線にストレートに解決することばかりではないだろう。
 また、社会経験・人生経験をある程度積んでいる方なら、一定程度実行している部分もあるだろう。

 それはおいても、この本に書かれているような明確さは、人間関係で苦労しているの人々に一定の解決をもたらすのだろうなと思う。
 「こんなことはわかってるよ」という人は読む必要がないわけで、それはどの本でも同じことだし。
初心者向けのハウツー本として位置づけると、これほど解りやすい本はない。
 ここまで解りやすいものを書けることが、すごい才能だなあと思う。この調子で街頭演説もしていたのだろうか?

 この本に書かれていることは、女性特有の部分をのぞけば、結構「男」にもあてはまるものはある。また、違う部分についても、男の場合はここがこう違うよなあ、と比較しながら読めるので、女性だけでなく男性にも面白く読める一冊です。