粕谷八幡神社(世田谷区粕谷1-23-18、蘆花恒春園に隣接)

・主祭神:誉田別命(応神天皇)
・旧社格:村社(粕谷村)
・歴史:創建不明。鎌倉時代に所領としていた粕谷氏が勧請したとも。粕谷一族は野良田(玉川中町)で帰農し開発。粕谷姓は玉川中町に多く残るが、当地にはない。
・本殿は1959年に放火により焼失、当年再建された。

 

 

 

 

 

(備考)

・烏山川(本流)と中川・水無川(支流)が合流する手前の半島上の台地の先端に位置するが、現在では埋め立てられているので気づきにくい。

・現在の渋谷道玄坂から仙川に至る古道の滝坂道に比較的近い場所。

 

給田六所神社(世田谷区給田1-3-7)

・主祭神:天照皇大神など六柱

・旧社格:村社

・歴史:1532-1554に大国魂神社(府中)の分霊を勧請し創建

・「給田」:荘園制における給田と考えられるが詳細は不明らしい

 

(拝殿)明治24年新築

 

 

 

境内の裏側

・六所神社は、仙川(西から東に流れる)の右岸・北斜面に鎮座。下り坂。

 

(備考)『SETAGAYA Qs-GARDEN』

・六所神社の後背地一体は、豊かな緑に囲まれた第一生命グラウンド(9ha、東京ドーム約2個分)として同社の福利厚生施設として利用してきた。2016年から地域住民にも開放するべく世田谷区と協力して整備。スポーツ施設、ファミリー向け分譲マンション、クリニックモール、学生向け住宅、サービス付き高齢者向け住宅、地域コミュニティ施設等を配置。