大栗川は、多摩川水系一級河川。延長15.5km。八王子市鑓水(御殿峠)を源流域として、柚木街道、野猿街道に沿って北東に流れ、聖蹟桜ヶ丘の近くで多摩川に合流。
かつては蛇行がしており暴れ川であった。1970年代に入り直線化するための大規模な工事を行い現在のような大きな蛇行となった。
 

聖蹟桜ヶ丘駅を起点に、多摩川合流点を確認し、遡行開始。川沿いに道がある。多摩美大で上流端を確認し、戻って、2つの支流を散策。絹の道から御殿峠へ。その後、国道16号を北上して京王片倉駅まで(天候不安定のため2日に分割)。

 

関戸橋:現在改修工事中で新たな橋脚ができていた。

 

野鳥観察小屋 この手前の交通公園とも微妙な感じの施設。

 

大栗川の始点

 

合流点(左:多摩川、右:大栗川)、煙突は多摩衛生組合の清掃工場

 

サイクリングコースはここまで。左は大栗川の崖(元々は多摩川が削った崖)

 

このあたりの大栗川だけはワイルドな雰囲気を醸し出す。崖上は桜が丘ゴルフ場

 

報恩橋(最下流の橋)と桜が丘記念病院

 

向ノ岡大橋(川崎街道、連光寺坂)

 

乞田川(奥)と大栗川(手前)の合流点

 

新大栗橋

 

大栗橋より上流方向、URの賃貸マンション

 

霞が関橋 左方向は桜が丘分譲地、いろは坂など

 

谷底と急崖、崖上に住宅分譲地

 

中流域は、護岸工事が積極的に行われている様子、歩道も整備

 

魚道、サギなどが集合し獲物を狙っていた

 

護岸工事中 川底を掘削した下段は灰色、これ何?

 

直線区間が多くなる

 

 

多摩都市モノレールと交差(大塚・帝京大学駅近く)

 

割と送電線が好き

 

 

大栗川左岸から堀之内番場公園に渡れる場所

 

渡った

 

大栗川橋から上流

 

大栗川公園から下流を撮影(左:大栗川、右:太田川)

 

太田川

 

大栗川

 

C-130輸送機

 

左手も奥も山が迫ってきた印象

 

嫁入橋

 

柚木街道に地下に潜っていた大栗川が出てきたところ

 

 

谷戸入口 

 

絹の道の中心部へ

 

道路は絹の道

 

御殿橋での合流(左:本流、右:諏訪神社のある谷戸方面)

 

八王子道道標

・慶応元年設置。生糸輸送路の道しるべとして。

 

柚木街道の向かい側に本流が出てくるが私有地が多くは入れない。

 

多摩美大正門 右の道をたどる

 

さすがに美大

 

このコンクリートの下が上流端のはず。

 

上から見ると水が見える。実際は、ここに周囲から集まるのであろう。

 

御殿橋から2番目の谷戸を詰める

 

地図(ストリードビュー)をみる限り、谷戸のどん詰まりの私有地で終了するだけのようであり、ここで打ち止め。神社に参拝。

 

 

かつての賑わいを彷彿とされる立派な神社の予感

 

石段がまだあった。

 

鑓水諏訪神社(八王子有形文化財)

・鑓水商人の名が刻まれた石造物や緻密で絢爛豪華な彫刻の施された社殿がある。

 

 

 

 

3番目の谷戸を詰める(絹の道に沿う)

・農地の横に確かな流れを確認

 

多摩ニュータウンのマンション群と農地

 

このあたりは栗が多い

 

絹の道資料館

 

分岐(左:国道16号、御殿峠方面、右:絹の道)→左の道を行く

 

大栗川の支流は続く

 

都内風景

 

 

緩やかに谷戸を詰めていく。なお、運転の荒い車が多いのので注意。

 

国道16号バイパス下のトンネル

・この手前に、土砂(改良土)の製造販売所がありダンプが沢山走る。これが谷戸の

終点のように思えたが、実はそうでなく、トンネルの先もまだ登りが続く。

 

まだ登りが続く。注意していると時折、側溝に水流がある。

 

国道16号 御殿峠の交差点

・国道16号が谷戸の頂上部と思われる。国道16号の最高点でもある。

 

このあと、国道16号を京王片倉駅までひさすら下っていく。

正直いうと、大栗川はいまひとつ面白くない。絹の道終焉から御殿峠あたりまでの散策するのがおすすめだ。