京王八王子駅から小宮公園を往復し、駅から南下して、六本杉公園、片倉城跡公園を訪れて、京王片倉駅まで歩いた。

 

(小宮公園)

・入り口でいきなり「アオダイショウ」を見つけた。

・あっという間に逃げられたが、割とかわいい。

 

10分ほど公園内の道を行くと、湧水する場所に到達するが、複数個所の湧水の様子。

・加住丘陵南東部に位置、公園内北西側から湧出する水は「東京の名湧水57選」
・「谷頭タイプ」の湧水で、ひよどり沢で湧出し一部が大谷弁天池に流入

 

 

 

 

沢沿いの木道を下る

さわやか

 

(大谷弁天池)

「日月神社」の所有地。ひよどり沢の湧水が水源。弁天池は、天明の干ばつの際、八王子千人同心組頭荻原氏が水田を作って農民を救うために掘ったと伝わる。

(弁財天)

 

 

富士見町(丘陵部)から市街地に下る急坂より

 

市内を南北に縦断。浅川を底に徐々に登る。

 

(六本杉公園)

子安丘陵から湧水。毎分120リットル。水温は16℃から18℃で安定。

池水は濁っている様に見える。

崖の底から集中して湧水している様子

 

 

子安丘陵から谷である湯殿川に向けて急下降する坂から。京王高尾線。

 

(片倉城跡公園)

・小比企丘陵の東端に位置し、北側斜面下の複数箇所から湧水、池や湿地を形成。
・片倉城跡は、急崖と沼・湿地を天然の要塞とした城郭で、室町時代に築城。

(沼地)

 

油断しているカモ

 

キショウブ(要注意外来種のようですが、すでに根付いている様子)

水車(回っている)

源流近くの涸れ沢

 

 

(片倉住吉神社)
片倉城主長井大善大夫道広が、片倉城の鎮守の神として、摂津国住吉大社を1372年に勧請。祭神は 上筒男命、中筒男命、底筒男命。

 

(二の丸広場)

・空いていて気持ちのいい場所

ヘビイチゴ

・無毒だがおいしくないらしい、ジャム加工は可能とか。

 

京王片倉駅から帰宅。

 

前回とあわせて八王子の主な湧水を巡った。

八王子市街は、浅川などの扇状地と、実質的な盆地上の土地である。盆地の丘陵部の底からの湧水と、扇状地で地下水位の低い中央部の低地からの湧水があるようだ。

 

一押しは「子安神社(中野山王)」である。

 

なお、今回、小宮公園の近隣に「北大谷古墳」があるのだが、google mapの案内では到達できず周囲を巡ったのだが不明だった。暑くなる前に再挑戦したい。