姉崎古墳群は、市原市姉崎地区に集積。34基確認されているが消滅してしまったものもすくなくないらしい。主に姉埼神社周辺にやたらと集積している印象。二子塚古墳だけ離れている。駐車場はないので姉崎神社に駐車して歩いて一周して4kmほど。

(姉埼天神山古墳)

姉崎神社のある台地の北縁に存在(距離600mほど)。全長130メートルの房総最大の古墳で4世紀前半に築造されたもの。姉埼神社は上海上国造による創祀伝承があり、これとの関係が興味深い。

 

たぶん墳丘なのだがかなり荒れている。「天神山」といういうように少し登ると平地になっていて神社があるのだが荒廃している。

 

新しい標識

 

説明板は古くて消えかかっている。

 

祠があった。

 

コンビナートを遠望

 

横からみると古墳らしく見えてくる。周囲が住宅や畑に囲まれているので、なかなか整備が難しいそうだ。

 

台地を下って住宅地と畑地を海に方に歩くと、大きな道沿いに古墳が現れる。

 

(二子塚古墳)

ここだけ離れている印象で、しかも海辺であり古墳の立地としてどうなのかと思ったのだが、もともとは砂丘上とのこと。砂丘は地盤がいい。古代の人はこういうことを理解してやっているのがすごい。

 

ここは良く整備されていた

 

 

 

 

登ると祠があった

 

 

 

コンビナートが近い

 

 

二子塚古墳は見る価値があるし、登ると楽しい(でも道はないので強引に)。天神山古墳は絶対に夏とか行きたくない(笑)。