相模國一之宮。創建は雄略天皇の時代以前との伝承。延長5年(927年)の『延喜式神名帳』では、相模国唯一の国幣大社として名神大社に列格された。八方除けの守護神として著名で日本で最も昇殿祈祷者が多い神社。
相模川の左岸低地にあるが、微高地上にある。弥生時代は海が深く入りこんでおり、境内が海に面していた。祭祀は弥生時代を遡るのかもしれない。
鳥居
参道
神門
巨大な狛犬
拝殿
本殿裏手に神苑(元禁足地)があり、寒川神社の起源と深い関係がある「難波の小池」がある。見てみたいだが、昇殿して祈祷を受ける必要あり(最低3,000円)。そこまでじゃないので見なかった。境内の外周は道路であり、裏に回ってみるとと雰囲気くらいはわかった。
寒川神社を出て北上。古代東海道は、寒川神社の東側を北上して相模国分寺に至ったらしいので、旧道らしい道を歩いた、馬場交差点を北上。この道はバス通りになっている、道路を挟み果樹園や立派な農家が林立しており、またキリンビバレッジやレンゴーなども立地。道祖神や小さな寺院仏閣が多い。
(面白いビニルハウス)
東海道新幹線をくぐってしばらく行くと県道22号線にぶつかるので、右折しすぐ左折すると市道528号線。これを道なりに北上。東名高速が見えたら適当に右折して川を渡ると市道1号線。これを北上していく。
この市道1号線の東側が相模原台地の一部をなす河岸段丘。なので急な坂だらけ。
(清水坂)
道祖神 この地域は道祖神などよく見かける
こんな坂 本当はもっと急
(大谷観音堂)
地元色濃厚な寺院。段丘崖に張り付いている感じ。1180年創建といわれていて(伝)行基菩薩作の如意輪観音が本尊。調査によると江戸時代作とのこと。少しポップな印象もある不思議なお寺でした。
(大谷八幡宮)
元禄年間創建。段丘崖上に鎮座。なかなか立派。
拝殿
道祖神 古くからの街道沿いであることを示唆?
市街地感が強くなると「アツギ」本社。国分寺坂下を右折して、進行方向左手方向が相模国分寺跡である。
(案内図)
(塔跡)
(塔の礎石)
(中門回廊の跡)
(遠望)高層ビルは海老名プライムタワーだと思う
結構、疲れた。しかし、今回、あるいた道は、なかなか興味深かった。