「いわたてお」神社。相模原市緑区名倉に立地。延喜式神名帳に掲載。桂川(相模川の上流の呼称)の右岸のテラス状台地崖端に立地(大きくみればあ相模川の河岸段丘であろう)。元々は「エボシ岩」が信仰対象であったが、中央本線の敷設工事で撤去された。
JR藤野駅またはJR上野原駅のいずれからも徒歩30分はかからない。電車は30分に1本程度。駐車場は神社向かいのある。
JR藤野駅から国道20号(甲州街道)を横切って河岸段丘を下っていくと、相模川にかかる弁天橋に出た。
橋の手前に謎の彫刻
振り返ると、段丘に町が張り付いていることがわかる
相模川(桂川)
川沿いの道を進むと、看板あり。この左側の道を辿る。
大鳥居
無茶苦茶急な石段
拝殿
社殿
御神木(天然記念物)
上野原駅に向けて歩いてきた。桂川を越えて真ん中あたりが神社。
上野原駅手前で橋をわたる。中央のこんもりの中腹に神社があると思う。
上野原の街。高台に旧甲州街道と旧市街がある。
改めて相模川沿いに式内社が多いと思った。石楯尾神社は論社が多い。当神社の昔の記録が消失してしまったためこうした事態になったようだ。大正期の宮司が尽力して、おおむねこの神社が式内社と同定したようだ。
ちょうどよい散歩コースだと思う。ちなみに、上野原町は酒饅頭が名物で旧市街の方にいけばたくさん店がある。藤野はあまり店がない。