藤沢市打越に鎮座する延喜式内社。現在は慶應大学SFCが近い。

 

車で行ってので地形が体感できなかったが、帰宅後に調べると、相模原台地の南端であり、中小河川による谷戸地形がみられる。谷戸地形を使った稲作、台地上は畑作だったのであろう。この台地には、縄文時代の痕跡が多くみられる。

 

神社前の風景。畑が広がる。

大鳥居

 

 

 

石仏。この神社は地元の方々の管理が行き届いている。

 

宇都母知神社の概要がわかる石碑。

創立年代は不明だが、延喜式成立以前ではあることが確か。

祭神は、稚産霊神。豊受大神の親神で、農業と養蚕をつかさどる。

関東大震災で社殿は倒壊したが地元民の尽力で再建した。

 

 

拝殿

拝殿と本殿

鐘楼

 

ご神木

 

武藤郁子著「縄文神社ー首都圏編ー」では取り上げられなかったが、あとがきにその名前が見える神社。少し先には富士山が望める丘があるらしい。興味深い神社だ。