(主神)久那斗神:厄除招福・交通守護
(創祀)応神天皇の御代。鹿島・香取の御祭神に従って東国に至り、鹿島・香取両神宮は其々台地に鎮座するものの、久那斗神と天乃鳥船神は海辺の日川(神栖市)に鎮座。この中州に鎮座された祠を、大同二年(807年)に現在地に移転。
(社格)延喜式には記載がなく、国史見在社(三代実録)

 

(二の鳥居)

(社殿)

何度か火災にあり、現在の社殿は1963年に竣工。こじんまりとした境内。

 

ここまでは割と普通の神社。来たところ戻って常陸利根川に向かう。

(一の鳥居)

(忍潮井)

忍潮井は194年に造られて以来ずっと湧水してきた。往時のこの辺りは内海であり、真水(淡水)の水脈を発見し噴出させたところ、辺りの海水を押しのけて真水が湧出したことから、忍潮井の名がつけられた。

鳥居の左右に井戸がある。

 

真ん中下をみて欲しい。排水されていることがわかる。今でも湧水が結構な量あるのだろう。

(一の鳥居)

常陸利根川から方面から。

一の鳥居の前は船溜まり。

常陸利根川の向こう側は、下総台地の端であろう。たぶん香取神宮が鎮座。

真ん中にうっすらと「筑波山」

 

湧水や井戸のあるところはほっとする